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2月29日(月) ツバキ(昭和の光)

160229syouwanohikariあでやかな花色にも魅了されたけれど、果てしない数がある椿のうちの一つをあえてここに載せたのは、その名前が原因でした。昭和の光。
平成の世に比べれば、全体にくすんでいた感が否めない昭和です。ただ、そこに差し込んでいた光はまばゆくて、希望に溢れていた気がします。
LEDなどまだ普及せず、街のネオンもクラシックで、だからこそ、今と変わらない太陽の光をより強烈に感じたのでしょう。谷崎ではなくても、なんでもかでも明るいばっかりではつまらんわけで、ときどきは思い出したいものです。昭和の光。

2012年のきょうエピデンドラム・ラディカンス(洋ラン)> 2008年のきょうフヨウ

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2月28日(日) ハハコグサ

160228hahakogusa名前的にはセットになるチチコグサに比べ、夏冬の姿にそれほど大きなギャップを感じません。木枯らしの野辺で出会っても、「これはハハコグサだろうな」とわかりやすいし、2月も半ばを過ぎると、茎がのび出していたりします。
春の七草の歌でセリナズナの次に出てくるゴギョウがこれで、古くは草餅に使われていたと言います。もう少し日がのびて暖かくなったら、ハハコグサ、いやゴギョウの摘み頃でしょう。当世の草餅に使われるヨモギと一緒に草摘みをして、両者の味を比べてみるというのも乙な遊びかなと考えています。

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2月27日(土) アカバナマンサクと早咲きマンサク

160227akabanamansaku花が赤いからアカバナマンサク…と単純に呼べないところが園芸世界の困ったところで、在来(日本海側に自生)のアカバナマンサクと見分けがむずかしい花色の外来組さんがいろいろいらして、油断ができません。
そんな前振りをしておいて出すからにはかなりの自信があるわけで、その根拠はと言うと、この木についていた名札です。くだらん下げになりましたが、真面目な話をすると、日本のマンサクらしく、葉が完全に落ちきっています。
マルバマンサク(未収録)の変種だそうで、夏に葉の先(丸い)を確認する作業は残りますが、ここは下がっていた名札を信じておきましょう。
160227hayazakimansakuさて、こちらはその「外来組さん」のうちのお一人です。花色だけだとアカバナマンサクとの見分けはほぼ無理ですが、花びらがやや短いとか、枯れた葉が残っているとか、その気で見れば多少違います。ハマメリス・ベルナリス(北アメリカ原産)というのが本名ですが、早咲きマンサクと呼ばれています。
早咲きという和名がやや紛らわしいのですが、12月のうちから咲くアメリカマンサクに比べると、ずっと「ふつう」の咲き出し(撮影=2月11日)です。これはその園芸種のパープルシードリングで、葉が出てくるとパープルの意味がわかるようなので、継続観察対象としておきます。

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2月26日(金) マスデバリア・インカプリンス(洋ラン)

160226masdinca_pもしかして、インカの王子さまはこんな冠り物をしていたのでしょうか。この奇っ怪な形の花は初めて見るものでしたが、マスデバリアというのは洋ランのなかではわりと基本種だそうで、なんとも広くて深い世界ではあります。
もともとのマスデバリアは南米高地に自生するものと言いますから、それらを交配したこの品種をインカプリンスと命名したのはなかなかの妙案でした。インカと言えばついマチュピチュ遺跡を思い出しますが、あそこに登る途中にこんな蘭が咲き乱れている…なんて情報があれば、貯金に励みたい気もします。

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2月25日(木) ニセアカシア(ハリエンジュ)

160225niseakasia1ニセアカシアの別名がハリエンジュであることは知っていても、花の時期にはその「針(棘)」には全然目が行っていませんでした。こんな冬枯れの季節こそ、別名をしっかりと得心する好機です。写真右手には樹皮の感じも入れ込みました。
160225niseakasia2そんなワケで、きょうは別名で呼びます。ハリエンジュの材は割れやすいそうで、先月中旬に積もった雪のせいでしょうが、ごくあっさり、パッキリしていました。
160225niseakasia3こちらではもう少し太い枝(幹)もボッキリです。なお、この写真には割れ目だけではなく、棘や樹皮、さらに豆果まで入っています。これ一枚で全部足りた気もしますが、せっかくあちこちで取材したハリエンジュなので、みんな出しておくことにしました。
160225niseakasia4オマケで豆果のアップです。名前を借りたエンジュとは、葉や幹は似ていても、豆果は全然違って平べったい莢です。
枯れると莢は割れ(剥がれ)て、空豆型の扁平な種がばらまかれます。河原とか土手でハリエンジュが群生していることがありますが、このマメがその「繁栄」の素でした。(アレロパシー性があることも手伝い、一人勝ちになるようです)

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2月24日(水) キチジョウソウ

160224kitijou1「なかなかいいのが見つからないよ」と嘆いていたときからすれば、先月は「これがキチジョウソウの実だよ」とかなり満足状態だったのです。しかし、今度はキチジョウソウの実の方から「まだまだですよ、旦那」と言われてしまいました。
まずはサイズについてです。先月のものがノーマルだとすると、上の写真のものは直径でほぼ倍、つまりボリウム的には4倍あるグラマーです。さすがに、このサイズが穂に連なることはないようで、1本の穂に1個だけでした。果樹栽培でいうところの「摘果」という状態になったのかと、つくづく見入ってしまいました。
160224kitijou2次は賑やかさです。先月、構図に穂が1本しか入らないことについて、少しこざかしそうな言い訳をしたら、「ほらぁ、これでどうです」ときました。
願わくは、もう少し陽光燦々の状態で、絞り値をもっと高くして撮りたかったなあ…とつぶやいたら、「そこまでは面倒見切れんぜ」だそうです。

2015年のきょうキンレイジュ> 2014年のきょうフィットニア(アミメグサ、ベニアミメグサ)> 2013年のきょうオオハナワラビ> 2012年のきょうモミジイチゴ> 2011年のきょうヒオウギ> 2010年のきょうウラジロモミ> 2009年のきょうヒマラヤスギ> 2008年のきょうカンザクラ> 2007年のきょうオステオスペルマム> 2006年のきょうセツブンソウ> 2005年のきょうカワヅザクラ

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2月23日(火) ウメ(緑萼、リョクガクバイ)

160223ryokugakuちょっと悔しい空模様の下での出会いでした。ぜひ収録しておきたい梅なのに、ようやくタイミングが合ったと思えばこれですから、よほど縁が薄いのでしょう。
もっとも、黄緑色の萼を主役にしつつ、シベの様子もとらえ、さらに青みがかった枝も押さえてとなると、なかなか難度の高い被写体だとは思います。
撮った写真のデータを見直すと、理屈ではもうちょっと明るくなるはずのものがまるでダメで、ISOは低いわ、シャッタースピードは速いわのこの写真が、撮ったなかでは一番マシだったことも泣けるところです。下手な考え休むに似たり、余計なことは考えないで、お天道さま頼りで走り回れと梅にからかわれました。
Ryokugaku2<追加編↑> 緑萼とリターンマッチしてきました。今度は勝てたと思いますが、ジャッジは自分なので、ちょいといい加減な判定です。
ただ、写真の出来不出来よりは花びらの枚数が問題で、先日のものよりは軽やかですが、どうも緑萼本来の一重ではないようです。緑萼の種類には八重もあるようで、二重程度にしか見えないこれを八重緑萼としていいのかどうか、よくわかりません。ついでに言えば枝垂れの緑萼もあるようで、うーん、イヤなヤツとかかわりを持ってしまったことを後悔してしまいます。(2016年2月28日)

2015年のきょうツノナス(フォックスフェイス)> 2014年のきょうクヌギ> 2013年のきょうオオムラサキ、ほか5種> 2012年のきょうヒトツバ> 2011年のきょうハイネズ> 2010年のきょうプリムラ・シネンシス> 2009年のきょうギンヨウヒマラヤスギ> 2008年のきょうサザンカ、カンツバキ> 2007年のきょうスズランエリカ> 2006年のきょうカラタチ> 2005年のきょうクマザサ

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2月22日(月) ハルジオン

160222harujionここまで冬を耐えてきた古い葉は気息奄々の体です。しかし大丈夫、芯から若い世代が擡(たい)頭してきていました。次世代議員が組織の評価を揺るがしているどこかの政党とは大違いの、じつに頼もしい勢いです。
これがハルジオンの冬越しの姿と覚えてしまえば問題なくても、花が咲くころの葉は茎の上にいくほどスマートな形で、イメージがけっこう違います。
ただ、花のころでも茎の下側になるほど葉幅は広がり、根もとには今とほぼ同じへら形の根生葉が残ります。貧乏草などと蔑まれてはいても、葉っぱという衣装にこれだけバリエーションがあるのだから、金持草と改名してもよさそうです。

2015年のきょうパラミツ(ナガミパンノキ、ジャックフルーツ)> 2014年のきょうアスコセンダ(洋ラン)> 2013年のきょうハス(行田蓮)> 2012年のきょうヒメシャラ> 2011年のきょうクコ> 2010年のきょうピレア・モリス> 2009年のきょうギンヨウアカシア> 2008年のきょうフィカス・アルテッシマ> 2007年のきょうクモマグサ> 2006年のきょうナガバジャノヒゲ> 2005年のきょうミヤマウグイスカグラ

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2月21日(日) モクレイシ

160221mokureisiこんな寒い時期からモクレイシ(雄株)は咲き出すことを知りました。3月下旬に満開状態の雄株を写していますから、撮影の年が違うとは言っても、モクレイシの花はわりと長い期間にわたって眺められるもののようです。
もっとも、その蕾は初秋からかなり目立ちます。まだかまだかと待つ身には、半年もじらされての開花ですから、そのくらい楽しめないと割が合いません。
というわけで、舐めるように花に迫っていたら、なんと蝿が来ました。こいつ、舐めるようにではなく、本当に花を舐めまくっていて、さらにワタシのことまで舐めまくって、まったく気にする様子がありません。いくら暖かいと言っても、まだ2月です。蝿=夏という単純な連想はあらためなくてはなりません。
もう一つおもしろかったのは、本来は5数性の花(写真左側)なのに、右側のように花びら4枚・雄シベ4本のものが少なからずあったことです。そう言えば、かつてものすごくこの辺がいい加減なエゴノキを見つけたことがありました。「図鑑どおりになんか生きてらんないよ」という草木の声が聞こえそうです。

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2月20日(土) メヤブマオ

160220meyabumaoメヤブマオである証拠の葉を完全に失っているこの季節に、なぜこれをメヤブマオだと断定できるかと言うと、答えは団子三兄弟なのです。
あの歌が流行ったとき(あれはまだ20世紀だった!)、団子は4個刺しでなきゃいかんとかうるさい人もいたのですが、個数はさておき、あのはっきりと1個1個が認識できる連なり方を思い出すのがメヤブマオの実なのです。
これに対して、メヤブマオと比較されやすいヤブマオの実(雌花の穂)は、団子をギュッと押しつけて1個1個がはっきりしない感じ、極端に言えば五平餅のように、実同士が押しくらまんじゅうで並ぶのです。
ということをセットでここに示したかったのに、そうそうこちらの都合で、思ったところに待ち構えていてはくれないのが野草です。夏にはここにあったのになあ…とかブツブツ言っていないで、もう少しヤブマオも探してみます。

2015年のきょう桜の冬芽4種(その2)> 2014年のきょうプリムラ・ポリアンサ> 2013年のきょうトラフアナナス> 2012年のきょうウラジロガシ> 2011年のきょうヒメムカシヨモギ> 2010年のきょうユーカリノキ> 2009年のきょうショカツサイ(ムラサキハナナ)> 2008年のきょうウグイスカグラ> 2007年のきょうエリカ・ファイヤーヒース> 2006年のきょうナニワズ> 2005年のきょうイチゴノキ

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2月19日(金) ジンチョウゲ

160219jintyouge12月も下旬に入ろうとして、ジンチョウゲの花はまだこんな蕾であることを確かめて、一人でヨシヨシと頷いています。寒くてうれしいわけではなく、今月5日に載せたコショウノキよりも開花がこんなに遅いと証明できたからです。
あとはググッと迫った萼(花びらに見えるパーツ)の外側に毛がなければ、そこがなにやらモシャモシャしていたコショウノキとの区別が明らかになります。
160219jintyouge2…のはずだったのですが、そこはどうも「完全に平滑」というわけではなく、念のため別のジンチョウゲを調べたら、こちらはよりハッキリと萼の膨らみ部分や先端にポシャポシャするものが認められるのです。
つまり、図鑑では「毛がない」となっていても、ヒゲが生え始めた中学生のアゴくらいにはパヤパヤとしていると考えるべきもののようです。そして、これと比べたときにはコショウノキのそこがフサフサに見えるというしかけでした。
おっと、萼に迫ったついでに、総苞にも触れておきます。たくさんの花をくるんでいたこのパーツの黄緑も、春らしくてなかなかきれいなものです。
Siro_jintyouge<追加編↑> 白いコショウノキの花と比べるのに、赤のジンチョウゲではやや不満でした。あらためて白のジンチョウゲの萼筒部分を掲載です。
肌がボコボコしてはいますが、たしかに毛はありません。スッキリしました。
ついでの収穫ですが、白のジンチョウゲは通常の赤花種よりも開花がやや遅い(埼玉・志木近辺の観察範囲)ことがわかりました。
写真は3月3日の撮影で、まだ蕾は硬いままです。ほかの場所の白もまだなのに比べ、赤はチラホラほころび始めているのを見ます。
ということで、本題のコショウノキとの比較で言えば、ジンチョウゲの白花はゆうに50日以上は遅れて咲くようです。これなら個体差・環境差を疑うことなく絶対差と見ていいわけで、かなりスッキリしました。(2016年3月5日)

2015年のきょうシマムラサキツユクサ> 2014年のきょうクスノキ、ほか2種> 2013年のきょうキンカチャ> 2012年のきょうエビモ> 2011年のきょうタチバナ> 2010年のきょうタコノキ> 2009年のきょうキバナセツブンソウ> 2008年のきょうバイモ> 2007年のきょうカキナ> 2006年のきょうマサキ> 2005年のきょうオウレン

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2月18日(木) ヒメヒオウギズイセン(クロコスミア、モントブレチア)

160218himehiougi一面の枯れ草を見て感動するというのも変態っぽいとは思いながら、ついつい見入ってしまいました。ほかの夏草の地上部など、吹き飛んでしまって跡形もないのに、枯れたとは言え、まだまだ檜扇の形をしっかり保っています。
地中には鱗茎があって、暖かくなればまた若い葉をグングンとのばしてきます。この鱗茎は、ガンにも薬効があると言われるくらいの強者です。「抜いても抜いても生えてくる」と嘆く人の多いこの草のスタミナ源がこの鱗茎なのでしょう。
と言いつつ、よそさまの鱗茎を勝手に写すわけにもいかず、どこか親しいお宅のお庭にこの草を見つけるのが今後の課題です。調べていたら、花後の種も変な形らしくて、花だけ3回( )も載せている過去を強く反省です。

2015年のきょうウンリュウヤナギ> 2014年のきょうカラスムギ> 2013年のきょうフクジュソウ> 2012年のきょうシラカンバ> 2011年のきょうニワウルシ(シンジュ)> 2010年のきょうゴレンシ> 2009年のきょうアスクレピアス(トウワタ)> 2008年のきょうハンノキ> 2007年のきょうカンヒザクラ> 2006年のきょうタネツケバナ> 2005年のきょうウメ

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2月17日(水) ヤマザクラ

160217yamazakuraああ、こういうことか!と、野歩きしていて思わず頷きました。ヤマザクラの皮って、自然状態でもこのようにペリペリッと横に剥けるのでした。
秋田の特産工芸品に樺細工というのがあって、それはヤマザクラの樹皮を加工して作る(桜の皮なのにどうして樺→リンクページに解説あり)のだそうです。たぶん、その始まりは、この写真のようなヤマザクラの状態を見た人が、「ん、この皮、なんかに使えないか?」と思ったからでは…と勝手に想像してしまいました。
念のため、身近で一番見やすいソメイヨシノの樹皮を見たら、桜らしい横縞はあるものの、その目が不規則で、きれいに剥けにくい感じがしました。剥いて確認することができないという問題はありますが、この桜類の樹皮チェックというのも、去年の冬芽チェックに続いて、ちょっとおもしろい課題に思えます。

2015年のきょうホウライシダとヒシガタホウライシダ> 2014年のきょうメグスリノキ> 2013年のきょうタギョウショウ> 2012年のきょうセキショウモ> 2011年のきょうネコヤナギ> 2010年のきょうスイセイラン(彗星蘭)> 2009年のきょうバニラ> 2008年のきょうフクジュソウ> 2007年のきょうイノモトソウ> 2006年のきょうウメ(白梅)> 2005年のきょうナズナ

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2月16日(火) コスモス

160216cosmosまるで干からびた海草のような葉の残骸が、これがコスモスのなれの果てであることを示しています。折れていた茎を見て、いいことを思い出しました。
コスモスの茎の皮を剥くと、なかには柔らかいスポンジが入っているのです。今で言うところの低反発ウレタンにそっくりの感触です。
子供のころ、これをプニプニするのが遊びでした。一人だけでやっていたものか、友達とニヤニヤしながらやっていたものかはさっぱり覚えていなくても、この感触だけはしっかりと指が覚えていました。
食べるわけでもなければ何かの材料にするわけでもなく、ただプニプニするだけで楽しかったのでしょう。子供って本当に不思議な生物です。すっかり不思議さが薄れてしまった生物は、遙か遠くの日を想ってプニプニッとしてみたのでした。

2015年のきょうウメ(黒雲)> 2014年のきょうセンボンヤリ> 2013年のきょうラムズイヤー(ワタチョロギ)> 2012年のきょうキリ> 2011年のきょうカワヅザクラ> 2010年のきょうパフィオペディルム・サンデリアヌム> 2009年のきょうカカオ> 2008年のきょうベンジャミン> 2007年のきょうサルココッカ> 2006年のきょうワルナスビ> 2005年のきょうヒメオドリコソウ

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2月15日(月) ハイビャクシン(ソナレ)

160215haibyakusin1こうやって緩斜面を覆うように這っているのもイブキだし、神社の境内にそびえ立っていた巨木もイブキだというからおもしろいものです。
もっともこのハイビャクシンのことはハイイブキとは言わず、もっぱらイブキの別名であるビャクシンをあてます。あるいはみやびにソナレ(磯馴)と呼ばれます。海辺や岩石地で風に吹かれて低く這って育つ様子を指す名前です。
160215haibyakusin2分類的にはイブキの変種で、イブキは鱗片葉が主体でときに針状になるのに対し、こちらは針状の葉が常態で、年を経てくると鱗片葉が現れるのだそうです。若いときは尖っていても、老成して穏やかになるとは、なかなか見上げたものです。

2015年のきょうパキポディウム・グラキリス> 2014年のきょうリギダ松> 2013年のきょうミヤマシキミ> 2012年のきょうシライトソウ> 2011年のきょうハンノキ> 2010年のきょうモミ> 2009年のきょうイトススキ> 2008年のきょうホルトノキ> 2007年のきょうオニヤブソテツ> 2006年のきょうオオイヌノフグリ> 2005年のきょうマンサク

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番外編 : イタチに和む

160215itatiきのうのバカ陽気につられたのか、田んぼの用水路端にイタチがいました。今まで、やや離れた場所で見たとか、脇をすり抜けられたとかの体験はあったものの、こうしてカメラに納めることができるとは思ってもみませんでした。
初め、用水にかかった小さな橋の下から顔を出していて、そのまま見ていると田んぼの水抜きパイプに入ったり、橋の下を行き来したり、こちらの存在は知りながらもけっこう大胆に動き回ってくれました。
そのあげくにこうして農道に出て周りを眺めたあと、それを横切り、巣穴のような場所に消えました。発見からほんの2~3分の出来事でしたが、初夏のようなこの日の陽射しにも増して心を温めてくれる出会いでした。

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2月14日(日) ヤクチ

160214yakutiヤクチという変わった名前の謂われが気になりました。「益智」と書いてヤクチと読むそうで、それはこの草の種から作る生薬の名前でした。
男の背丈ほどにも高くのび上がった茎が撓垂れて、その先が「おっとっとー」とでも言っているようにまた空を向いて花穂になっています。その花も、また葉も、いかにもショウガ科らしい姿をしています。
「益智」とは「智を益する」という意味でしょうから、この生薬は頭を良くする効果があるわけです。薬効的には健胃・整腸・抗利尿あたりがうたわれているのですが、ということはオシッコをし過ぎると頭が悪くなるのかも…(汗)。

2015年のきょうコクテンギ> 2014年のきょうバンダ(洋ラン)> 2013年のきょうオモト> 2012年のきょうカラマツ> 2011年のきょうノカンゾウ> 2010年のきょうヘンヨウボク(クロトンノキ)> 2009年のきょうリョウメンシダ> 2008年のきょうコバノカモメヅル> 2007年のきょうナギイカダ> 2006年のきょうアテツマンサク> 2005年のきょうヘンヨウボク(クロトンノキ)

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2月13日(土) アオハダ

160213aohada幹にチェーンソーを入れた人の腕があまりよろしくなかった(失礼!)おかげで、アオハダの名前の由縁を確かめることができました。若枝ではなく、直径で25cm以上もある立派な幹にまで、表皮のすぐ下に緑色の内皮層があるのです。
そして、せっかくこうして内皮を見やすくしてくれた人の肩を持つと、アオハダの材は緻密でかなり硬いのです。鋸刃がはじかれるのも無理がありません。
また、辺材と心材に色の差がなく、とても白っぽいのもこの材の特色です。大木にはなりにくいので、もっぱら細工物や器具に使われるというアオハダの材の性質までおさらいすることができました。
アテもなくテクテク(ウロウロ?)していると、こういう思いがけないオマケをもらえるときがあって、これぞまさしく「森の恵み」です。

2015年のきょうヒメバショウ(ビジンショウ)> 2014年のきょうフヨウ> 2013年のきょうアリドオシ> 2012年のきょうクリハラン> 2011年のきょうオウギバショウ(タビビトノキ)> 2010年のきょうドンベヤ・ワリッキー> 2009年のきょうマツザカシダ> 2008年のきょうカマツカ> 2007年のきょうアブラナ> 2006年のきょうネコヤナギ> 2005年のきょうユキヤナギ

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番外編 : 整体効果とMISFIT

Before2上の写真右側は今月3日のワタシの睡眠状態です。画面右下に赤丸でマークした「深い睡眠」時間が2時間弱しかなくて、トータルでは7時間少々寝ていても、睡眠の質があまり良くなかったことがわかります。
さらに左側は先月31日のもので、グラフの濃い紫色の線部分(深い睡眠を表す)がまるっきり散漫にしかなく、トータル7時間ほどの睡眠のなかでグッスリ寝たのはたった1時間少々しかなかったとわかります。
ただ、弁解しておくとこんな事態はそれほど異常ではなく、ネットにこのデータを上げている人たちのものを見ると、皆さん、あまり「いい睡眠」はしていないことがわかります。日本の大人の睡眠の質は、どうもかなり悪いらしいのです。
After2ところが・ところが、自分でビックリしたのがこの(↑)データです。2月5日にはグンと眠りの内容が濃くなり、7日にはついに「浅い睡眠」時間を上回り、深い・浅いがほぼ拮抗した状態になりました。
さて、この劇的な変化(睡眠内容の改善)の原因は?と言うと、2月4日に整体治療を受けたのです。もう四半世紀ほどお世話になっている先生がいて、体に問題が出たときは続けて通うのですが、ふだんはもうずっと半年に一度の「定期メンテナンス」だけで、「あんまり来なくていいよ」と言われています。
この先生、腕は極端にいいけれど態度は極端にデカくて(笑)、ときどき「あぁ、○○さん、眠れてないね、こりゃー。ぐっすり寝られるようにしてやるよ。ムン!」とか言っていたのです。「そんなもんかなあ」と、これまでは半信半疑だったのですが、今回、こうしてデータを取ってみたら、「先生、疑ってごめんなさい」でした。
Activity2さて、そんな風に自分を科学的に見つめ直すきっかけになったのはMISFIT(Flash)というデバイスでした。これ自体は500円玉を3枚重ねた程度の大きさで、体のどこにつけておいてもかまいません。腕時計風に手首につけたり、腰にクリップで挿したり足首に巻いたりと試行錯誤した結果、今はネックレス風に首に下げています。これなら寝るときもお風呂に入るときも邪魔にならず、24時間、計測が可能です。
このデバイスはあくまで「計測器」に過ぎず、これとスマホに入れたアプリをときどき同期させて写真のようなデータを確認するわけです。きょうの運動量はどうかな?と確認(円グラフ)して、昼過ぎに「あ、ぜんぜん動いてないや」と思った2月8日は、夕方になって(棒グラフ)ウンショ・コラショとトレーニングして、めでたく設定値(1,000ポイント)の2.5倍まで得点をのばし、「よしよし」と自己満足に浸ったというわけです。
そう、ほとんど自己満足だし、運動量などは3週間もつけていたら「だいたいこれぐらい」がわかったので、これをつけている必然性は少なくなりました。睡眠も、わかるのは結果であって、デバイスが睡眠を良くしてくれるわけではない(当たり前じゃヾ(- -;))ので、それほど継続使用する必要もないかと思います。
などと言いながら、なんとなくおもしろいのです。このMISFIT、自分の体を遊び道具にする遊び道具というわけで、いくつになってもオモチャから離れられない「大人子供」には好適のデバイスみたいです。

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2月12日(金) ウメガサソウ

Img_3685その気で見つけに行って、こんな小さな(右下に定規あり)ものを落ち葉のなかから探り当てたときの満足感と言ったらありません。
枯れたの残骸をつけたまま冬越しすることもあるというので、この株の先端の茶色物体がそうかと思ったら、これはただの枯れた葉でした。緑の葉でも、夏にはくっきりしていた斑紋が今はあるかなきかの体だし、茎は苦しげに地面を這うし、こういうミニサイズの植物にとって、この季節を過ごすのは大事業なのでしょう。
去年の秋、北陸の野道で足下がウメガサソウだらけで、踏まないように歩くのに苦労したことがありましたが、埼玉ではたった二・三株見つけて大喜びです。ただ、道の片側にしかないと思っていたのに、向かい側にもあったのは驚きでした。この場所がつま先立ちでしか歩けなくなることを夢見てしまいます。

2015年のきょう桜の冬芽4種> 2014年のきょうキクラミネウス水仙・Tete a tete> 2013年のきょうムラサキオモト> 2012年のきょうヤマコウバシ> 2011年のきょうモンステラ(ホウライショウ)> 2010年のきょうレッド・ジンジャー> 2009年のきょうアブラチャン> 2008年のきょうオーブリエチア> 2007年のきょうアリドオシ> 2006年のきょうミドリハコベ> 2005年のきょうミツマタ

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2月11日(木) シダレウメ

160211sidareumeこの冬の梅は、近所の白梅(品種不明)など、暮れのうちに枝によっては満開と言えるほど見事な咲きっぷりでした。それなのに、この梅は今ごろになってチロチロと蕾を開き始めました。品種が違うとは言っても、落差がありすぎです。
なるほどな、と合点がいったのはきのうかおとといのテレビの天気番組で、1月中旬までは平年より暖かく、それ以降はグンと冷え込んでいるのだそうです。そう言われれば、このところの寒さには侮りがたいものがあります。
その「暖かい冬」のうちには咲くことができなかった晩熟の梅も、どうやら春の兆しを感じ始めたようで、ホッと一安心のワンショットです。

2015年のきょうアンスリウム(チューリップ・パープル)> 2014年のきょうベニヒモノキ> 2013年のきょうウメ(トウジバイ・冬至梅)> 2012年のきょうトキワナズナ(宿根イベリス)> 2011年のきょうオンシジューム> 2010年のきょうコチョウラン> 2009年のきょうマリアアザミ> 2008年のきょうタチヤナギ> 2007年のきょうオキザリス・華恋(かれん)> 2006年のきょうシナマンサク> 2005年のきょうヤブツバキ

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2月10日(水) ウラジロチチコグサ

160210urajirotitikoお医者さんに「はい、舌、出して」と言われた婆さんが、モゾモゾとスカートの下に手を入れたのを見て、先生、焦って「婆ちゃん、下、脱がんどいてや!」。婆さん、ニヤリと笑って、「わかってまんがな。あんさんのリアクション、見たかっただけや」という小咄を思い出しました。舌がベロベロベロと並んでいます。
もっとも、こんな冴えない緑色で裏が真っ白の舌だったら重病です…と言ったらウラジロチチコグサが怒るでしょう。「夏に白い茎を見て好きだと言ったのはあんたじゃないの!」。たしかに、あれは清々しい姿でした。
葉表だって、夏には艶々ときれいなのに、ずいぶん落差があります。ふつうのチチコグサの冬越しの姿はわりと端正にまとまっているのに対し、ウラジロはいかにも必死に冬を耐えている感じがします。ベロベロベロなんてからかったのを反省し、ガンバレ・ガンバレ、春はもうすぐだよと声をかけておきました。

2015年のきょうベンガルボダイジュ> 2014年のきょう球根ベゴニア(ハンギングタイプ)> 2013年のきょうミズバショウ> 2012年のきょうイヌツゲ> 2011年のきょうナガバノモウセンゴケ> 2010年のきょうカトレア> 2009年のきょうムサシアブミ> 2008年のきょうハマボッス> 2007年のきょうナワシログミ> 2006年のきょうウメ(紅梅)> 2005年のきょうジャノメエリカ

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2月9日(火) キンギョツバキ

160209kingyotubaki空を泳ぐのは鯉(のぼり)と決まっているのに、このごろは金魚もユラユラと…。これで葉が赤く色づけば文句なしですが、椿にそこまで求めては酷でしょう。
6年前に同じ木を撮ったときとはまるで逆に、思い切り見上げた構図です。前のときには思いつかなかったことで、たぶん6年という時の流れの間に、この木は思わず見上げるほどの「大木」になったのでしょう。
考えてみれば、人間もオギャーと生まれた赤ちゃんが6年経てば小学生です。疲れてきた老人が6年経てばあちらの人かもしれません。残りの人生を大切にせねば、などと、木を撮りながら気を取り直してみました。

2015年のきょうアリマウマノスズクサ> 2014年のきょうヘンヨウボク(クロトンノキ)> 2013年のきょうフブキバナ> 2012年のきょうクズ> 2011年のきょうグズマニア> 2010年のきょうセントポーリア> 2009年のきょうタチツボスミレ> 2008年のきょうカリン> 2007年のきょうハラン> 2006年のきょうロウヤガキ> 2005年のきょうコエビソウ

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番外編 : 愛機の後釜(K-50)

Img_20160204_142647愛機K-x(写真左側)の挙動不審がやや頻繁になってきて、出かけ先でもしダウンされたらどうするという心配が日増しに募ってきました。この兆しは4年前の秋にすでに出ていて、いまにして思えば、少しハズレの機械だったかもしれません。
ただ、カメラとしての性能にはあまり不満もないし、K-xは案外に名機だったらしく、いま中古を買おうとすると発売時よりもいい値段がついています。いくらK-xが好きでも、新品よりもお金を出すなんて酔狂はできません。
そこで選んだのが写真右側のK-50です。PENTAXデジイチの入門機という位置づけはK-xと同じで、重量・寸法・形や操作方法はほぼK-xのコピーです。とは言いながら、同じ入門機でもこの6年で画質が向上しているのではという密かな期待があったのですが、これは裏切られたというか、少し強欲でした。
ただ、明らかにK-xより向上した性能はあります。自分は常にブラケット撮影(露出を前後に変えて、一度に3枚自動撮影)しているのですが、この連写スピードがほぼ1.5倍になりました。これが遅いと、被写体が動いてしまったり、自分で手ブレさせてしまったり、いいことがないので、これは予期せぬうれしい変化でした。
また、ISO感度の幅が広く(200~12,800→100~51,200)なって、元々暗い場所に強かったK-xより、さらに使い勝手が良くなりました。
あと、絞り優先にしたときの絞りダイヤルが不安定に揺れたK-xのクセはまったくなくなり、安心して素早く絞り値を変えることができるようになりました。
もう一つ、電源に単3を使えるのもK-xから引き継がれたメリットです。今回は少し上級機(専用電池になってしまう)も視野にあったのですが、この電源のことはK-50に決めた大きなポイント(エネループを継続使用できる)でした。
結論的には、なんとも無難な代替機調達でした。初めてのデジイチ購入のときにはこだわったボディカラーも、今回はどうでもいい真っ黒けだし、K-xよりもプラスチック感剥き出しのボディだし、持つ楽しみとはほど遠い、ただの「道具」です。
これだけ渋チンな代物にしておけば、下手な写真にも言い訳がつく…というセコイ考えはなしにして、地道に激写に励むことにいたしましょう。

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2月8日(月) デンドロキルム・ウェンツェリー

160208dendrochilum地味というかささやかというか、とても慎ましくて好感が持てます。これ見よがしに派手な花が多い洋ランのなかにあって、このデンドロキルムという一群は、こんな小さな花が10cm少々の長さの穂状になるのが特徴です。
着生ランで、熱帯アジア周辺に仲間が100種ほどもあるそうですが、このウェンツェリーはフィリッピン原産です。花色はこの臙脂のほかに黄緑も見ましたが、葉との対比がはっきりとしたこの色合いに惹かれてしまいました。

2015年のきょうマルハウチワヤシ> 2014年のきょうプリムラ・オブコニカ> 2013年のきょうタカサゴユリ> 2012年のきょうナツハゼ> 2011年のきょうトチノキ> 2010年のきょうサンタンカ> 2009年のきょうモミジバフウ> 2008年のきょうシシガシラ> 2007年のきょうキャラボク> 2006年のきょうナツミカン> 2005年のきょうオオイヌノフグリ

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2月7日(日) オクナ・キルキー(ミッキーマウスノキ)

160207ochna_kirkii「開花後にどうやってあの実ができていくのか」という問題を残したままだったオクナ・キルキー(ミッキーマウスノキ)の「その後」です。
以前は同じ俵型をした緑色の蕾を実と間違えて、すぐに訂正はしたものの、結構落ち込みました。しかし、花びらの残骸がついたままのこの姿なら、実以外の何物でもありません。手前にはまだ見頃の花もありました。
そして、蕾と実を間違えた理由もわかりました。この、今は赤い物体は萼で、蕾のときも同じものが緑色だったのです。開花のとき一度開いた萼は、受粉後にまた閉じ、そのなかで種を育てて、自分も真っ赤に変身してまた開くわけです。
惜しむらくは第二のミッキー(オクナ・キルキー)でこのことを見つけたことで、たぶん本当のミッキー(オクナ・セルラタ)も同じ仕掛けだとは思うのですが、それでもこの目で確かめなければ、なかなか気が済むものではありません。

2015年のきょうチャボリュウノヒゲ(チャボジャノヒゲ、ギョクリュウ、タマリュウ)> 2014年のきょうトウカエデ> 2013年のきょうコウヤボウキ> 2012年のきょうアシボソ> 2011年のきょうコセンダングサ> 2010年のきょうロドデンドロン・クリスティアナエ> 2009年のきょうネモフィラ・スノーストーム> 2008年のきょうビワ> 2007年のきょうヤブソテツ> 2006年のきょうボケ> 2005年のきょうフクジュソウ

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番外編 : カワセミに想う

160207kawasemi初めてカワセミを写せました。前に見たときはコンデジしかなくて、写そうという気も起きませんでしたが、今回は一応300mm望遠がありますし…。
で、望遠側一杯で撮ったものから切り出したのがこれです。悲しいほどに、細部がつぶれています。かろうじて、カワセミらしい長い嘴とつぶらな瞳と、そして鮮やかな翡翠の羽色はわかりますが、まあそれだけです。
と、無念の作品ですが、ズーッと写していてカワセミの辛抱強さにビックリです。ときどきキョロキョロと首は動かすものの、枝に止まった位置は不動です。15分ほども粘ったものの、それ以上「彼」の動きを待つのは無理でした。
300よりも長いレンズを買えない財力の問題に加え、この落ち着きのない性格からしても、やっぱり自分は鳥屋さんには向かないことがよくわかりました。

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2月6日(土) アオノリュウゼツラン

160206aono1花が咲いたら実が稔るという道理に気づかずに、前の騒動のときは花だけ撮影して悦に入っていました。「どうせ見るなら、ちゃんと最後まで見てよ!」と、上空からアオノリュウゼツランの実が声をかけてくれました。
160206aono2まだ枯れかけてはいない幹(茎?)もあって、お手玉くらいの大きさで堂々とした実のフレッシュな状態も見ることができました。
160206aono3かと思えば、実がここまでカラカラになって倒れた幹もあったし、まだ花を残した幹もあって、ここはアオノリュウゼツラン王国でした。しかし、くやしいことにこれらの実は完全に空っぽで、種は1個も見つかりません。割れた殻の様子からして、かなりの大きさが期待できて、またの機会が楽しみです。

2015年のきょうサンシュユ> 2014年のきょうハボタン(名古屋縮緬系)> 2013年のきょうアシタバ> 2012年のきょうハルサザンカ> 2011年のきょうジュズダマ> 2010年のきょうアイグロマツ> 2009年のきょうヒメシノ(コクマザサ)> 2008年のきょうシュロ(ワジュロ)> 2007年のきょうヤバイ> 2006年のきょうアリドオシ(実つき)> 2005年のきょうサンシュユ

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2月5日(金) コショウノキ

160205kosyou1木のサイズや葉のつくり、そして花の形も、ジンチョウゲの白花タイプとかなり似ています。ただ、花つきがやや寂しくて全体に疎らな感じがします。
ここへ来る道の途中でたまたま、まだ蕾の白いジンチョウゲを見ました。それに対して、このコショウノキは先月の中旬には開花を確認しています。たっぷり半月以上のズレがありますから、両者の開花時期の違いは明らかです。
160205kosyou2ただ、花つきが寂しくて開花が早いだけでは「個体差」である懸念があります。ここは絶対的な差を押さえたいと狙ったのが萼筒の細毛です。ここに毛があればコショウノキ、なければジンチョウゲというわけで、立派に証明ができました。

2015年のきょうツルニチニチソウ> 2014年のきょうホオノキ> 2013年のきょうニワウルシ、ほか3種> 2012年のきょうエビネ> 2011年のきょうチューリップ> 2010年のきょうウラジロモミ> 2009年のきょうヒメアスナロ> 2008年のきょうスイカズラ> 2007年のきょうマンゲツロウバイ> 2006年のきょうアリドオシ> 2005年のきょうギンモクセイ

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2月4日(木) ノビル

160204nobiru野の蒜(ひる=ニンニク)と書いてノビルですから、この草自体がスタミナにあふれているのでしょう。こんなか細い風体でも、平気で冬を通過です。
暖かくなると、鱗茎を抜き取ってお酒のアテにするのが楽しみですが、それ以外にも民間治療薬として全草が使われます。鱗茎をつぶして虫さされに、黒焼き粉末は腫れ物に、全草を煎じて飲むと「血を補い、良く眠れる」(出典:e-yakusou.com)そうで、野原のささやかな存在とは思えぬ役立ちようです。
近所の土手で気軽に採取できたものが、このごろは外来の牧草に追われて、少しだけ貴重な存在になっている気がします。
160305konkei<追加編↑> ノビルを掘っている人に出会い、根茎を写させてもらいました(撮影:3月3日)。食べるにはまだやや小さくて、雑草として駆除(!)しているのでした。
本文で稀少化を心配したばかりでしたが、杞憂だったようです。(2016年3月5日)

2015年のきょうアコウ> 2014年のきょうクサソテツ > 2013年のきょうキソウテンガイ(サバクオモト、ウェルウィッチア)> 2012年のきょうクチナシ> 2011年のきょうマンサク> 2010年のきょうチュウテンカク(沖天閣:ユーフォルビア・インゲンス)> 2009年のきょうヒメノキシノブ> 2008年のきょうニシキマンサク> 2007年のきょうハカタシダ> 2006年のきょうコウヤボウキ> 2005年のきょうオウバイ

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2月3日(水) キバナアマ(ウンナンゲッコウカ)

160203kibanaama丈はそれほどでもない(70~80cm)けれど、明らかに「木」です。アマ(亜麻・未収録)の黄花バージョンという名前ですが、アマは「草」だし、葉も本家が細いのに対し、こちらはスプーン型で、あまり似たイメージはありません。
属違い(アマ科キバナアマ属VSアマ属)のものを無理に「色違い」扱いしなくても、この木にはウンナンゲッコウカ(雲南月光花)という立派な名前があります。出身地名を冠したこちらの名前の方が、ワタシの困惑を少しは軽減してくれます。
さて、この鮮やかな黄花からは染料が取れるそうで、アマから採った繊維をそれで染めたら、キバナアマ染めアマになります。せっかくほぐれそうになった糸をまた絡ませてみるなんて、自業自得としか言いようがありません。

2015年のきょうフィットニア(アミメグサ、シロアミメグサ)> 2014年のきょうアコウ > 2013年のきょうオンツツジ> 2012年のきょうタアツァイ(ちぢみゆきな)> 2011年のきょうゴンズイ> 2010年のきょうサボテン> 2009年のきょうノキシノブ> 2008年のきょうフェイジョア> 2007年のきょうモンステラ> 2006年のきょうソヨゴ> 2005年のきょうウメ

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2月2日(火) ラショウモンカズラ

160202rasyoumonkazuraクヌギの落ち葉を掻き分けて、ラショウモンカズラがのび出てきました。前に3月中旬の状態を記録していますが、それと大差ない状態に見えます。4月中旬に開花するわけですから、下積み時代(?)が案外と長いことに驚きます。
さて、驚いたことはもう一つあって、写真になったものを比べたら、先月取り上げたオドリコソウと間違いそうに似ているのです。現場で見たときは二つを混同する危険なんて感じなかったので、撮影の腕の悪さを反省するばかりです。
で、その力量不足を字で補うと、オドリコソウは株が一本一本立っているのに対し、ラショウモンカズラは茎が横に這う感じなのです。恥ずかしながら、今まではラショウモンカズラのこの特性に気づかずに撮っていたわけで、今年の花の時期には、その特性が写真としてもわかるような一枚にチャレンジです。

2015年のきょうガビサンハンショウヅル> 2014年のきょうモミジアオイ > 2013年のきょうミヤコザサ> 2012年のきょうウメ(八重寒紅)> 2011年のきょうヒョウタンウツボカズラ> 2010年のきょうリンボク> 2009年のきょうタチシノブ> 2008年のきょうニホンスイセン> 2007年のきょうイトラン> 2006年のきょうムラサキシキブ> 2005年のきょうデイジー

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2月1日(月) マルバウツギ

160201marubautugiウツギと名のつく木の枝が本当に中空なのかの証明シリーズ・第3弾です。もう自分でも飽きてきて、命名した先生たちを疑ったことを反省です。
それでも思うのは、「マルバウツギくん、コレステロール値が高いんじゃないの」というお節介な感想です。第1弾・2弾の記事で得た法則は、若いときは断面に占める穴の比率が大きく、生長するにしたがって穴が詰まってくることでした。
この法則に対して、このマルバウツギの枝は若いとき(写真下部の枝)から穴が細いのです。もっとも、マルバウツギすべてがこうかを調べたわけでなし、それを言うならウツギやフサフジウツギもたまたま見たものだけの話です。なんとも腰砕けの結論にはなるのですが、素人の思いつき観察はこんなものでしょう。

2015年のきょうフクジュソウ> 2014年のきょうベニバナイチゴノキ > 2013年のきょうヒマラヤザクラ> 2012年のきょうムサシアブミ> 2011年のきょうオオバギボウシ> 2010年のきょうカモジゴケ> 2009年のきょうシノブ> 2008年のきょうガビサンハンショウヅル> 2007年のきょうキンポウラン> 2006年のきょうホウレンソウ> 2005年のきょうアセビ

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