2月4日(木) ノビル
![160204nobiru 160204nobiru](http://hatazakura.air-nifty.com/blog/images/2016/02/04/160204nobiru.jpg)
野の蒜(ひる=ニンニク)と書いてノビルですから、この草自体がスタミナにあふれているのでしょう。こんなか細い風体でも、平気で冬を通過です。
暖かくなると、鱗茎を掘り出してお酒のアテにするのが楽しみだし、それ以外にも民間治療薬として全草が使われます。鱗茎をつぶして虫さされに、黒焼き粉末は腫れ物に、全草を煎じて飲むと「血を補い、良く眠れる」(出典:e-yakusou.com)そうで、野原のささやかな存在とは思えぬ役立ちようです。
近所の土手で気軽に採取できたものだったのに、このごろは外来の牧草に追われて、少しだけ貴重な存在になっている気がします。
暖かくなると、鱗茎を掘り出してお酒のアテにするのが楽しみだし、それ以外にも民間治療薬として全草が使われます。鱗茎をつぶして虫さされに、黒焼き粉末は腫れ物に、全草を煎じて飲むと「血を補い、良く眠れる」(出典:e-yakusou.com)そうで、野原のささやかな存在とは思えぬ役立ちようです。
近所の土手で気軽に採取できたものだったのに、このごろは外来の牧草に追われて、少しだけ貴重な存在になっている気がします。
<追録> ノビルを掘っている人に出会い、根茎を写させてもらいました(撮影:3月3日)。食べるにはまだ小さくて、雑草として駆除(!)しているのでした。
本文で稀少化を心配したのは杞憂だったようです。(2016年3月5日)
過去のきょう 2015 アコウ 2014 クサソテツ 2013 キソウテンガイ(サバクオモト、ウェルウィッチア) 2012 クチナシ 2011 マンサク 2010 チュウテンカク(沖天閣:ユーフォルビア・インゲンス) 2009 ヒメノキシノブ 2008 ニシキマンサク 2007 ハカタシダ 2006 コウヤボウキ 2005 オウバイ
| 固定リンク
コメント