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2月25日(木) ハリエンジュ(ニセアカシア)

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ニセアカシアの本名がハリエンジュだとは知っていても、花の時期にはその「針(棘)」には全然目が行っていませんでした。こんな冬枯れの季節こそ、標準和名をしっかり得心する好機です。写真右手には樹皮の感じも入れ込みました。
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材は割れやすいそうで、先月中旬に積もった雪のせいで、そこそこの太さの枝がごくあっさりとパッキリしていました。
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こちらではさらに太い枝(幹)もボッキリです。なお、この写真には割れ目だけではなく、棘や樹皮、さらに豆果まで入っています。これ一枚で全部足りているのに、せっかくあちこちで取材したハリエンジュなので、みんな出しておきます。
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オマケで豆果のアップです。名前を借りたエンジュとは、葉や幹は似ていても、豆果が全然違って平べったい莢です。
枯れると莢は割れ(剥がれ)て、空豆型の扁平な種がばらまかれます。河原とか土手でハリエンジュが群生しているのを見かけるのは、このマメがその「繁栄」の素なのでした。(アレロパシー性があることも手伝い、一人勝ちになるようです)

<補注1> ハリエンジュが折れやすく倒れやすい樹種であることを再度確認しました。(2018年10月4日
<補注2> 同属のハナエンジュの場合、実(莢)の形はハリエンジュに似ていても、中身(豆)の形が少し違いました。(2023年7月10日

過去のきょう 2015 ミズヒナゲシ(ウォーターポピー) 2014 アカマツ、ほか2種 2013 コーヒーノキ 2012 シクラメン 2011 エンジュ 2010 ヤタイヤシ 2009 アカバナアセビ 2008 アオキ 2007 オカメザサ 2006 フクジュソウ 2005 アブラナ

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