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2月20日(土) メヤブマオ

160220meyabumao
メヤブマオである証拠の葉を完全に失っているこの季節に、なぜこれをメヤブマオだと断定できるかと言うと、答えは団子三兄弟なのです。
あの歌が流行ったとき(あれはまだ20世紀だった!)、団子は4個刺しでなきゃいかんとかうるさい人もいたものでした。そんな個数はさておき、団子のようにハッキリ1個1個を識別できる連なり方をするのがメヤブマオの実なのです。
これに対して、メヤブマオと比較されやすいヤブマオの実(雌花の穂)は、団子をギュッと押しつけて1個1個がはっきりしない感じ、極端に言えば五平餅のように、実同士が押しくらまんじゅうで並ぶのです。(注3)
ということをセットでここに示したかったのに、そうそうこちらの都合で、思ったところに待ち構えていてはくれないのが野草です。夏にはここにあったのになあ…とかブツブツ言っていないで、もう少しヤブマオも探してみます。

<補注1> 実の比較という課題は棚上げにしたまま、あらためて葉の比較をしてみました。(2018年7月25日
<補注2> 続けて雌花(穂)の比較です。(2018年8月4日
<補注3> マズいことになりました。本文に書いた団子VS五平餅説はまったくの嘘でした。比較写真もなしに勝手な説を振り回したことを懺悔です。(2018年11月4日

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