1月22日(金) キンヨウボク(金葉木)
<タイトル訂正> 当初の記事タイトルは「キンヨウボクとキンヨウボク」であり、錦葉木と金葉木の音を借りてフザケてみたのでした。しかし、記事下の<補注>で書いた疑惑は当たっていたようで、3年後の1月現在、自分はまだ錦葉木(Aphelandra squarrosa)を見ていないと思うに至りました。
したがって、この記事で錦葉木としているのは金葉木(Sanchezia speciosa)であり、ここに掲げた2枚の写真はどちらもSancheziaだと判断しています。
ただ、ここまでの惑いの歴史は大事なので、元の記事(点線下↓)はそのままとしておきます。(2019年1月22日)
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したがって、この記事で錦葉木としているのは金葉木(Sanchezia speciosa)であり、ここに掲げた2枚の写真はどちらもSancheziaだと判断しています。
ただ、ここまでの惑いの歴史は大事なので、元の記事(点線下↓)はそのままとしておきます。(2019年1月22日)
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海の向こうから来た草木に和名をつけるお仕事は大変だろうとは思うのです。しかし、これは明らかにエラーだったのではないか、あるいは素人泣かせの不親切ではないのか、など、いろいろ裏事情を考えてしまいます。
動植物名はカタカナ表記という学術界の慣行に従えば、二つの木がどちらもキンヨウボクになってしまうのです。漢字を当てれば、一方は錦葉木で、他方は金葉木とキン違いではあっても、あろうことか、二つの見かけがほとんど一緒なので、このことに気づいた当初は、漢字の当て間違いだろうと思ったものです。
まずはこれ(↑)が錦葉木です。錦というのはややオーバーかとは思っても、色変わりした葉脈がたしかにきれいです。その葉は手のひらの倍ほどもあり、木の高さは自分の背丈を軽く超えていました。
そしてこちら(↑)が金葉木です。葉の大きさ・木の高さ、どちらも錦葉木と大差がありません。そして葉脈の色具合も、そう思って比べれば、こちらがやや地味とは言え、仔細を知らずに見たら、区別はつかないと思います。
その区別ポイントは花にありました。金葉木はたまたま花が咲いていて、「2本の雄シベが花筒から長く突き出る」という特徴を確かめることができました。
問題は錦葉木の花を検証できなかったことで、このキンキン問題は、このあとの続編も不可欠という状況です。きょうのように、うまく金曜日にその完結編を載せることができれば、今年の金運がググッと上がることでしょう。
動植物名はカタカナ表記という学術界の慣行に従えば、二つの木がどちらもキンヨウボクになってしまうのです。漢字を当てれば、一方は錦葉木で、他方は金葉木とキン違いではあっても、あろうことか、二つの見かけがほとんど一緒なので、このことに気づいた当初は、漢字の当て間違いだろうと思ったものです。
まずは
そしてこちら(↑)が金葉木です。葉の大きさ・木の高さ、どちらも錦葉木と大差がありません。そして葉脈の色具合も、そう思って比べれば、こちらがやや地味とは言え、仔細を知らずに見たら、区別はつかないと思います。
その区別ポイントは花にありました。金葉木はたまたま花が咲いていて、「2本の雄シベが花筒から長く突き出る」という特徴を確かめることができました。
問題は錦葉木の花を検証できなかったことで、このキンキン問題は、このあとの続編も不可欠という状況です。きょうのように、うまく金曜日にその完結編を載せることができれば、今年の金運がググッと上がることでしょう。
<補注1> 3月になって、錦葉木だと思っていた方も花を確認できました。しかし、それはどうも本来の錦葉木の花とは違って見えるので、上で取り上げた錦葉木には疑惑発生です。(2016年3月10日)
<補注2> タイトル下にコメントしたように、この記事に載せた写真はすべて金葉木(Sanchezia speciosa)と判断しました。(2019年1月22日)
<補注3> 園芸種ながらも、Aphelandra を収録できました。(2022年11月18日)
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