1月11日(月) オカトラノオ
まるで植物標本のような枯れ方…というのは、もうカシワバハグマで見ていて二番煎じです。しかし、姿は似ていても、両者には決定的に違うところがあります。
カシワバハグマの種は冠毛で舞い上がることができるのに対し、オカトラノオの種にはそういう飛翔装置がありません。花のあとに稔った蒴果から、1mm程度の小さな黒い種がパラパラとこぼれるしかない地道な散布タイプです。
注目したのはその蒴果で、果実(殻)の形も、そして種の形も、分類的にはまるで縁のないアサガオととてもよく似ているのです。もちろん、サイズは比べるべくもなく小さくはあっても、思いがけないところで相似形の発見です。
カシワバハグマの種は冠毛で舞い上がることができるのに対し、オカトラノオの種にはそういう飛翔装置がありません。花のあとに稔った蒴果から、1mm程度の小さな黒い種がパラパラとこぼれるしかない地道な散布タイプです。
注目したのはその蒴果で、果実(殻)の形も、そして種の形も、分類的にはまるで縁のないアサガオととてもよく似ているのです。もちろん、サイズは比べるべくもなく小さくはあっても、思いがけないところで相似形の発見です。
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