12月22日(火) ムシトリナデシコ
南向きの石垣とは言え、師走もここまで来たのに、ムシトリナデシコがこんなに花を咲かせているとはかなり意外(注)でした。図鑑的には初夏から盛夏の花ですから、このごろの異常気象の象徴なのかと不安になります。
肩透かしだったのは、例の茎のベタつきがほとんどなかったことです。夏にはガードが必要な蟻(などの小昆虫)は、たしかに寒くなると見なくなるので、そういうことを感知して粘液を節約しているのだとしたら、ものすごい英知です。
そして、こちらは発芽して冬越しのロゼット状態になった苗です…と偉そうに書けたのは、花をつけた株の根もとにこれがあったからで、親株と一緒に見なければ、これがムシトリナデシコとは気づきにくい葉です。
ムシトリナデシコの種はとても発芽力が強いそうで、実際、かなりの苗がここに育っていました。ただ、種は株下にこぼれるだけですから、陣取り合戦には不向きです。蟻のことを嫌ってばかりいないで、種を運んでもらえるような仕掛けを考えればいいのに、さすがのムシトリナデシコもそこまでは知恵が回らないようです。
肩透かしだったのは、例の茎のベタつきがほとんどなかったことです。夏にはガードが必要な蟻(などの小昆虫)は、たしかに寒くなると見なくなるので、そういうことを感知して粘液を節約しているのだとしたら、ものすごい英知です。
そして、こちらは発芽して冬越しのロゼット状態になった苗です…と偉そうに書けたのは、花をつけた株の根もとにこれがあったからで、親株と一緒に見なければ、これがムシトリナデシコとは気づきにくい葉です。
ムシトリナデシコの種はとても発芽力が強いそうで、実際、かなりの苗がここに育っていました。ただ、種は株下にこぼれるだけですから、陣取り合戦には不向きです。蟻のことを嫌ってばかりいないで、種を運んでもらえるような仕掛けを考えればいいのに、さすがのムシトリナデシコもそこまでは知恵が回らないようです。
<補注> じつは前年の12月上旬にもムシトリナデシコの開花は目撃(当時は無意識ながら)していました。(2023年冬)
過去のきょう 2014 ヤマユリ 2013 ヒメツルソバ 2012 ツワブキ 2011 トネリコバノカエデ 2010 トウワタ(アスクレピアス) 2009 ナナミノキ 2008 カラシナ(セイヨウカラシナ) 2007 ミヤマシキミ 2006 ナガエコミカンソウ 2005 グリーンアイス 2004 トベラ
| 固定リンク
コメント