12月13日(日) ヌマミズキ
仲間のニッサボクに比べ、なにかと遅れがちに取り上げてしまって、少しだけ申し訳ない気持ちがするヌマミズキです。世界三大紅葉樹(注1)と喧伝されるニッサボクにもそれほど引けを取らない色合いに葉を染めていました。
英語ではUpland tupeloというそうで、そのUpland(高地)と日本名の「沼」とでは、どうも正反対の修飾です。どうしてこんな混乱がおきたのかは不明です。実際、写真の木も湿気とはほとんど関係のない場所にありました。
欧米ではふつうに庭木にされるのに、日本では「沼」の名に腰を引いてしまう人が多いのか、ものすごくレアな存在(注2)でしかありません。流行りすぎてウザいシマトネリコとは大違いで、もう少し身近で見かけたい木です。
英語ではUpland tupeloというそうで、そのUpland(高地)と日本名の「沼」とでは、どうも正反対の修飾です。どうしてこんな混乱がおきたのかは不明です。実際、写真の木も湿気とはほとんど関係のない場所にありました。
欧米ではふつうに庭木にされるのに、日本では「沼」の名に腰を引いてしまう人が多いのか、ものすごくレアな存在(注2)でしかありません。流行りすぎてウザいシマトネリコとは大違いで、もう少し身近で見かけたい木です。
<補注1> 世界三大紅葉樹とは、ニッサボク(本文中リンク)とニシキギ、そしてスズランノキのこと(順不同)です。
<補注2> 徘徊範囲のお庭にヌマミズキを見ない理由に思い当たりました。写真の木もそうであるように、ヌマミズキの枝はかなり横に張ります。
剪定の仕方でまとめることはできるかしれなくても、施主さんからクレームが出るのを庭師さんが嫌う結果ではないでしょうか。
<補注3> 自然樹形で育てることができれば、とても上品な姿になることを発見しました。(2023年11月11日)
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