11月23日(月) シラカンバ
落ち葉のころになると思い出すのは『葉っぱのフレディ』です。黄色く染まったシラカンバの葉を見ながら、ここにもダニエルがいるのかな、とか考えます。
ただ、木の生命維持という見方からすると、話はやや違って来ます。光合成によって木の生長を支えてきた葉なのに、それができにくくなる季節を迎えて、自分が木の負担にだけなってしまうことを避けるために散るという現実です。
たしかに、葉自体が木のエネルギーを消費し、かつ水分を蒸発させるわけですから、冬に自分がいることは自分の拠りどころを危険にさらす行為なのです。
潔く生を散らす葉と、泣いてそれを見送る木…なんとなく藤沢周平風になってきて、読んで流れる涙の量と味はフレディとは違うかなとか思ったりします。
ただ、木の生命維持という見方からすると、話はやや違って来ます。光合成によって木の生長を支えてきた葉なのに、それができにくくなる季節を迎えて、自分が木の負担にだけなってしまうことを避けるために散るという現実です。
たしかに、葉自体が木のエネルギーを消費し、かつ水分を蒸発させるわけですから、冬に自分がいることは自分の拠りどころを危険にさらす行為なのです。
潔く生を散らす葉と、泣いてそれを見送る木…なんとなく藤沢周平風になってきて、読んで流れる涙の量と味はフレディとは違うかなとか思ったりします。
<このあとに続く「シラカンバの花~種」観察・掲載順> ☆ 果穂・未熟な雄花 : 2017年12月21日 ☆ 雌花・雄花・葉・若葉・枝 : 2021年4月12日 ☆ 雌花穂・雄花穂 : 2021年5月2日 ☆ 雌花穂 : 2021年7月3日 ☆ 雌花穂・苞鱗・種 : 2021年10月5日
※ 本場で遠望したシラカンバ林は幻想的な色合いでした。(2022年10月31日)
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