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11月20日(金) オミナエシ

151120ominaesi1「女郎花(おみなえし)しほるゝ野辺をいづことて一夜ばかりの宿を借りけむ」という歌が源氏・夕霧の巻にあるのだそう(Wiki)で、ああ、そこまで読み通したことがない(途中で挫折ばかり)なあ、と恥ずかしくなりました。
その歌にある景色は、さぞかしこんな具合だったのでしょう。暑い盛り、鬱陶しいほどの色合いを誇った花はカラカラに枯れ上がって、汗を拭きながらここに佇んだことがなにやら遠い昔のことだったように思わせてくれます。
151120ominaesi2多年草ですから種子に頼る必要は薄いのに、ごま粒よりも大きいくらいの種粒が意外なほどたくさん稔っていました。根茎が横に広がって増えつつ、蒴果が同じ場所にポロポロと種を撒くという、ややくどい性質です。
どうせなら、種は遠くに飛ぶしかけを持てばよかったろうに…と、資本主義的価値観に毒された頭はあさはかに考えてしまいますが、地道に我が一族の在所を守ることに専念する姿勢も、これはこれで「あり」かなと思い直しました。

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