10月7日(水) チョウマメ(クリトリア)
これは温室での1枚です。ただ露地でも栽培は可能で、蔓が這い上がるので夏の日除けに便利な存在です。花色がいかにも涼しげだし、写真の後方でボケてはいるものの、藤のそれを思わせる大きな豆をぶら下げます。
この豆は、現地(熱帯アジア)では未熟なうちは食用とするそうで、一方、種は下剤になるという微妙な存在です。ただ、チョウマメ(蝶豆)というから豆が蝶型かというとさにあらず(注)で、蝶と例えられたのは花の方です。
しかし、この花が蝶ではない妙な形に見えてしまうのは、決してワタシだけではなくて、クリトリアというきわどい名前(学名)をつけたのはあのリンネ先生でした。いえ、きわどいと思うのは俗人のやましさに過ぎません。大先生ともなれば、大らかに朗らかにクリトリア!と叫んでしまうわけで、なにかうらやましい気がします。
この豆は、現地(熱帯アジア)では未熟なうちは食用とするそうで、一方、種は下剤になるという微妙な存在です。ただ、チョウマメ(蝶豆)というから豆が蝶型かというとさにあらず(注)で、蝶と例えられたのは花の方です。
しかし、この花が蝶ではない妙な形に見えてしまうのは、決してワタシだけではなくて、クリトリアというきわどい名前(学名)をつけたのはあのリンネ先生でした。いえ、きわどいと思うのは俗人のやましさに過ぎません。大先生ともなれば、大らかに朗らかにクリトリア!と叫んでしまうわけで、なにかうらやましい気がします。
<追録> 問答無用のクリトリアです。(撮影:2021年10月23日)
<補注1> 豆だけに注目してみました。(2023年1月22日)
<補注2> この花はハーブティーになるのでした。(2024年10月19日)
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