10月3日(土) コウホネ

大きな池に黄色いコウホネの花が目立ちました。夏を越して、艶めきがやや衰えた葉も、折からの小雨を受けて、往時の輝きを取り戻しています。
5月には咲き出しを見ているし、仲間のオゼコウホネは7月にここに載せていますから、コウホネ類の花はずいぶん長い期間咲くものです。そんな思いでフラフラと池の縁を巡っていたら、花の中央部がおかしいものがたくさんありました。
おかしいのはお前だわい、とコウホネには笑われたはずで、花が咲けば実ができるのは物の道理です。コウホネはこんな洋梨型の実をつけるのでした。
この洋梨のなかは縦に8つに分かれ、たくさんの種が入っているそうです。その種はスポンジ組織に埋もれていて、それにくるまれたまま、種は水面に浮かび出すと言います。どうやら食いしんぼの味見対象にはならない実であるのは残念でも、思いがけずコウホネの「その後」を確認できたのはラッキーでした。
5月には咲き出しを見ているし、仲間のオゼコウホネは7月にここに載せていますから、コウホネ類の花はずいぶん長い期間咲くものです。そんな思いでフラフラと池の縁を巡っていたら、花の中央部がおかしいものがたくさんありました。
おかしいのはお前だわい、とコウホネには笑われたはずで、花が咲けば実ができるのは物の道理です。コウホネはこんな洋梨型の実をつけるのでした。
この洋梨のなかは縦に8つに分かれ、たくさんの種が入っているそうです。その種はスポンジ組織に埋もれていて、それにくるまれたまま、種は水面に浮かび出すと言います。どうやら食いしんぼの味見対象にはならない実であるのは残念でも、思いがけずコウホネの「その後」を確認できたのはラッキーでした。
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コメント
はた衛門さん、おはようございます。
池の水に美しい緑が映えますね。
以前家の者がバスからコウホネが見えると
教えてくれたのですが、
なかなか行けなくて、ぐずぐずしている間に、
その池の上でがけ崩れが起こって、
池に山水が入らなくなり、あっという間に
どろどろの沼にかわってしまいました。
それ以来、コウホネとは縁がありません。
はた衛門さんのコウホネとの深い縁を
分けていただきたいです。
投稿: ブリ | 2015-10-03 07:00
ブリさんへ:
バスの窓からコウホネを見つけてしまうご主人の眼力はなかなかですね!
そして、崖崩れ、池の変貌、コウホネの消滅という貴重な情報、
ありがとうございます。
空から見ると、大阪の周辺にはまだまだ溜め池が多いと感心します。
あれらのなかにコウホネの咲く池がありますように。
投稿: はた衛門 | 2015-10-04 05:26