10月15日(木) コメナモミ
正面から見れば黄色だけと思ってしまうのに、横顔にはこんなオレンジ色というか臙脂色というか、鮮やかな赤みが兆してチャーミングです。これは中央部の筒状花にはない色合いで、周辺部の舌状花だけが持つ特徴です。
…と、目を花に向けようとはしても、視線はどうしたってガラス細工のような腺毛に惹きつけられてしまいます。大きく開いた5枚の総苞と、花を包む鱗片(苞)は、キラキラときれいではあっても少しベタつきます。何の毛かわからない白い糸状のものが、そのオネバにもう絡め取られています。
前にホトトギスの花柱にあるキラキラがベタつかないことを不思議に思ったのに比べ、コメナモミの腺毛はいかにもヒッツキ虫の機能です。冬に全体が枯れて、種を運んでほしいとき、このベタつきは残っているものか、興味があります。
…と、目を花に向けようとはしても、視線はどうしたってガラス細工のような腺毛に惹きつけられてしまいます。大きく開いた5枚の総苞と、花を包む鱗片(苞)は、キラキラときれいではあっても少しベタつきます。何の毛かわからない白い糸状のものが、そのオネバにもう絡め取られています。
前にホトトギスの花柱にあるキラキラがベタつかないことを不思議に思ったのに比べ、コメナモミの腺毛はいかにもヒッツキ虫の機能です。冬に全体が枯れて、種を運んでほしいとき、このベタつきは残っているものか、興味があります。
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