番外編 : ヒラヒラもの三態
ナミアゲハのつがいがヒガンバナに埋もれてイチャイチャしているのをパシャパシャしていたら、雌雄がもつれたまま空高く舞い上がりました。
これがホントの昇天だぁ!とHオジサン丸出しで追いかけたら、今度はコナラの枝先でラブラブです。雄(白い方)の翅がかなりくたびれてはいても、エビぞって気合いが入っています。そろそろアゲハの季節も終わりです。寸暇を惜しんで励みましょう。
ラブラブと言えば、初夏にはモンキチョウの雌雄が絡み合って飛ぶのをレンズにとらえたのがうれしい思い出でした。やたら速く飛ぶ蝶で、オートフォーカスでは間に合わないので、焦点を決めておいて撮るという方法を試したのです。
そのピントがうまく雌の方に合ってくれて、まるで空中浮揚のような写真が撮れました。3カ月以上も前の写真が、アゲハの交合とセットになり、日の目を見ました。
そしてこちらはクロアゲハの編隊飛行で、先週撮影の新作です。ただ、ブルーインパルスではあるまいし、蝶がこうやって並んで飛ぶのは、雌のことを複数の雄が追いかけているケースが多いそうです。
そうなると、やっぱり飛翔能力の高い雄が選ばれるのか、それとも飛んでいる途中でイケメンの方を雌が選ぶのか、貯金の多さは蝶の雄を選ぶ基準にはならんな、とか、真面目に考えてしまいます。
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