9月9日(水) ノコギリソウとセイヨウノコギリソウ
ノコギリソウもワッカ原生花園で写したかったものの一つです。いままで他所で「あった!」と思ってもそれらはみんなセイヨウノコギリソウで、自分はこれまで在来のノコギリソウを見たことがありませんでした。
ただ、原生花園でも、花が本来のそっけない白で、葉が間違いなくノコギリソウというのは少数派でした。花色が薄いピンクであることは品種的に問題なくても、葉の切れ込みが2~3回羽状に見えるものが多く、混じり合いが心配です。
そんななかで、これぞシンプルな鋸状(↑)というのを見つけました。
そしてこちらがセイヨウノコギリソウです(網走市内で撮影)。写真右下に在来ノコギリソウのピンクバージョン(原生花園でも多数派)を嵌め込みました。セイヨウの花色がきつく、一つひとつの花が小型であることがわかります。
さらに、両種を見分ける決め手が葉の切れ込みです。いかにも鋸という在来のノコギリソウのシンプルな鋸歯に比べ、切れ込みが複雑すぎて、これでは鋸ではなくて鑢(やすり)かなあと思えてきました。
ただ、原生花園でも、花が本来のそっけない白で、葉が間違いなくノコギリソウというのは少数派でした。花色が薄いピンクであることは品種的に問題なくても、葉の切れ込みが2~3回羽状に見えるものが多く、混じり合いが心配です。
そんななかで、これぞシンプルな鋸状(↑)というのを見つけました。
そしてこちらがセイヨウノコギリソウです(網走市内で撮影)。写真右下に在来ノコギリソウのピンクバージョン(原生花園でも多数派)を嵌め込みました。セイヨウの花色がきつく、一つひとつの花が小型であることがわかります。
さらに、両種を見分ける決め手が葉の切れ込みです。いかにも鋸という在来のノコギリソウのシンプルな鋸歯に比べ、切れ込みが複雑すぎて、これでは鋸ではなくて鑢(やすり)かなあと思えてきました。
<補注> ノコギリソウの仲間として、ほかにオオバナノコギリソウやキバナノコギリソウ、シュムシュノコヒリソウがあります。
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