9月25日(金) イワシャジン
山地の湿った岩場にあるべきものなのに、通りがかったお宅の玄関前で大ぶりな鉢に仮置きされていました。それを写すのは「盗撮」に該当しそうでも、まさかインタホンを押してお許しをいただくのも憚られます。ここでお詫び申し上げます。
沙参(しゃじん)は漢方薬のことで、ツリガネニンジンを初めとするキキョウ科のいくつかの種類を原料とするようです。この沙参を名乗る仲間としては、属違いのシデシャジンを過去2回、ここに載せています。
それらの近い仲間と比較すると、花はツリガネニンジンを、葉はシデシャジンを思わせるのがこのイワシャジンです。ただ、パーツは似ていてもどちらとも違い、丸い名札がついたままでなかったら、正体がわからず仕舞いだったことでしょう。
次の機会には、プラスチックの名札などくくりつけられた姿ではなく、天然自然の場所で元気に育つところを鑑賞したいものです。
沙参(しゃじん)は漢方薬のことで、ツリガネニンジンを初めとするキキョウ科のいくつかの種類を原料とするようです。この沙参を名乗る仲間としては、属違いのシデシャジンを過去2回、ここに載せています。
それらの近い仲間と比較すると、花はツリガネニンジンを、葉はシデシャジンを思わせるのがこのイワシャジンです。ただ、パーツは似ていてもどちらとも違い、丸い名札がついたままでなかったら、正体がわからず仕舞いだったことでしょう。
次の機会には、プラスチックの名札などくくりつけられた姿ではなく、天然自然の場所で元気に育つところを鑑賞したいものです。
<補注> イワシャジンを含むツリガネニンジン属はとても厄介なメンバーで構成されていることを痛感しました。(2024年8月28日)
過去のきょう 2014 オオモクゲンジ 2013 エゴマ 2012 ムクロジ 2011 スダジイ 2010 オニバス 2009 ヒオウギ 2008 クサネム 2007 オオモクゲンジ 2006 ハナセンナ 2005 シロミノコムラサキ 2004 フウセントウワタ
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コメント
はた衛門さん、こんにちは。
このあたりでよく見かけるツリガネニンジンと似ていますが、
立派な鉢に植えられていると、こんなに素敵に見えるのですね。
いえ、やはりこの子は生まれが違うのか、
立派な鉢に負けていませんものね。
ツリガネニンジンを植木鉢に入れても
こんな趣はないような気がします。
ツリガネニンジンは草むらや石垣に咲いて、
野の風に揺られているのが美しいのかもしれません。
やはり野におけレンゲソウですね^^
投稿: ブリ | 2015-09-25 16:51
ブリさんへ:
名札がついていなかったら、たぶん「また新しい園芸品種か」と
思ってやり過ごしたかもしれません。
そう思わせるほどまとまりがよく、町に溶け込んだ姿でした。
投稿: はた衛門 | 2015-09-26 07:00