9月15日(火) センニチコウ
ゴンフレナ(Gomphrena)という学名がとても不似合いで、これはやっぱり「せんにちこう」と呼ぶしかありません。しかも、「動植物名はカタカナ」などと無粋なことは言わず、昔から見慣れたこの草は千日紅という漢字で書き表したいものです。
さて、どれくらい昔からあるものかと思ったら、渡来は江戸時代前期だそうで、鎖国の時代に熱帯アメリカからどうやって「来日」したものでしょう。鎖国だ、ご禁制だとうるさいことを言っても、草の種一つ、封じ込められなかったとしたら、いまの時代に危険な葉っぱや白い粉が忍び込むのと同じ構図だったわけです。
などと剣呑な話はさておいて、暑い盛りから冬の初めまで花壇を飾るこの花は、便利な上にかわいいという優等生です。おっと、花とは言っても、この赤や白の部分は苞葉です。生でもかさかさしていて、ドライフラワーにするのも簡単です。
ということを考えていて、千日紅という名前を見直しました。初めはこの名前を白髪三千丈の類かと思っていたものの、ドライフラワーで楽しむ期間も計算に入れると、本当に千日になりそうです。もちろんはた衛門珍説です。
さて、どれくらい昔からあるものかと思ったら、渡来は江戸時代前期だそうで、鎖国の時代に熱帯アメリカからどうやって「来日」したものでしょう。鎖国だ、ご禁制だとうるさいことを言っても、草の種一つ、封じ込められなかったとしたら、いまの時代に危険な葉っぱや白い粉が忍び込むのと同じ構図だったわけです。
などと剣呑な話はさておいて、暑い盛りから冬の初めまで花壇を飾るこの花は、便利な上にかわいいという優等生です。おっと、花とは言っても、この赤や白の部分は苞葉です。生でもかさかさしていて、ドライフラワーにするのも簡単です。
ということを考えていて、千日紅という名前を見直しました。初めはこの名前を白髪三千丈の類かと思っていたものの、ドライフラワーで楽しむ期間も計算に入れると、本当に千日になりそうです。もちろんはた衛門珍説です。
<補注> センニチコウの園芸種に面白いものが現れました。(2021年10月22日)
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