8月20日(木) カンガレイ
カンガレイを見てカンガレイとわかるまでに5年も6年もの歳月がかかったとは言え、どうやらこのごろは迷わずにカンガレイと認識できるようになりました。
それでもまだ自分で納得していないのがカンガレイのこの部分です。小穂の付け根までが茎で、そこから上は苞葉だというのがお決まりの解説であって、そういうものだと思えばいいだけなのに、なかなかそうは見えません。
たしかに、その部分はクチャッと歪んでいるし、色も変な具合だし、境目であるサインは明白です。しかし、張り出した三つの稜にはそんな兆候がほぼなくて、あくまで上下一体に見えてしまいます。
別にこんな紛らわしいことをしなくても、苞は苞らしく、役目を終えたらハラリと落ちてもいいはずなのに、いつまでもスックと立ち尽くす、まるで弁慶さんの生まれ変わりのようなカンガレイの苞葉なのでした。
それでもまだ自分で納得していないのがカンガレイのこの部分です。小穂の付け根までが茎で、そこから上は苞葉だというのがお決まりの解説であって、そういうものだと思えばいいだけなのに、なかなかそうは見えません。
たしかに、その部分はクチャッと歪んでいるし、色も変な具合だし、境目であるサインは明白です。しかし、張り出した三つの稜にはそんな兆候がほぼなくて、あくまで上下一体に見えてしまいます。
別にこんな紛らわしいことをしなくても、苞は苞らしく、役目を終えたらハラリと落ちてもいいはずなのに、いつまでもスックと立ち尽くす、まるで弁慶さんの生まれ変わりのようなカンガレイの苞葉なのでした。
<補注> 花(雌シベ・雄シベ)をマジマジ見つめながら、「茎と苞葉との継ぎ目」問題に挑戦してみました。(2015年9月19日)
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