8月15日(土) テイカカズラ
電車のなかで、こんな風に大股開きの若者をときどき見かけます。よろけたふりをして、その金的に膝蹴りでも喰らわせてやりたくなります。
あれに比べると、この大股開きはかわいいものです。秋に、これが渋い赤に色づいたところを初めて見つけときはその正体を知らず、大いに悩んだものでした。そのあと、莢が割れて種が舞い散るところまで確認したのはいい思い出です。
それが今度は時期をさかのぼって、こんな若い状態をとらえました。こうなると、残った課題はあの可憐な花からこのツノ状の莢に変わる段階をとらえることです。たぶん、一つの花に雌シベ(子房)が2個あるからこうなるのだとは思いながらも、それをこの目で確かめるまで、これは謎の大股開きです。(この予想の当否は↓)
あれに比べると、この大股開きはかわいいものです。秋に、これが渋い赤に色づいたところを初めて見つけときはその正体を知らず、大いに悩んだものでした。そのあと、莢が割れて種が舞い散るところまで確認したのはいい思い出です。
それが今度は時期をさかのぼって、こんな若い状態をとらえました。こうなると、残った課題はあの可憐な花からこのツノ状の莢に変わる段階をとらえることです。たぶん、一つの花に雌シベ(子房)が2個あるからこうなるのだとは思いながらも、それをこの目で確かめるまで、これは謎の大股開きです。(この予想の当否は↓)
<追録1> 近所のテイカカズラがまだ花をたくさんつけていたので、一枝いただいて花筒を二つに割ってみました。
当初考えたこととは少しだけ違い、柱頭は一つなのに、その下部の子房(心皮)の中央には縦にくびれというか、筋がありました。つまり、あの八の字ヒゲは、雌シベ2個からできたのではなく、単一の雌シベの心皮がもとから2本の莢になるようにできていたというのが正解でした。
百点満点なら50点くらいの結果ではあっても、自分的には上出来気分です。(撮影:2015年8月23日)
<追録2> もう少し若い段階だと、それほど大股開きではありませんでした。(撮影:2016年7月18日)
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