8月13日(木) ホツツジ
日没にはまだ間のある時間だったのに、山の裏側に太陽が回ってしまって、冴えない色合いになりました。さらに、花がまだ開いていない状態でした。
そんな「ほぼほぼボツ写真」をあえて持ち出すのは、ちょっと思いがけない出会いだったからです。前の掲載のときに触れたようにこの木全体には毒があり、蛆(うじ)殺しに使われたり、蜂蜜での中毒例があったり、ずいぶん危ないヤツなのです。
そんなホツツジなのに、人家は途絶えているとは言え、都市近郊のハイキングコース脇でこうしてけっこう堂々と茂っていたのです。割れると白く見えた蕾は、先がうっすらピンクで、ややおどけた色合いです。テロリと艶のある葉もきれいです。
やや標高があって、蜜蜂は見かけなかったし、ホツツジにだって生き延びる権利はあるというものです。車道から少し入り込んだ細い道の脇で慎ましやかに暮らしている姿を見て、なんだか心が少しだけ温かくなりました。
そんな「ほぼほぼボツ写真」をあえて持ち出すのは、ちょっと思いがけない出会いだったからです。前の掲載のときに触れたようにこの木全体には毒があり、蛆(うじ)殺しに使われたり、蜂蜜での中毒例があったり、ずいぶん危ないヤツなのです。
そんなホツツジなのに、人家は途絶えているとは言え、都市近郊のハイキングコース脇でこうしてけっこう堂々と茂っていたのです。割れると白く見えた蕾は、先がうっすらピンクで、ややおどけた色合いです。テロリと艶のある葉もきれいです。
やや標高があって、蜜蜂は見かけなかったし、ホツツジにだって生き延びる権利はあるというものです。車道から少し入り込んだ細い道の脇で慎ましやかに暮らしている姿を見て、なんだか心が少しだけ温かくなりました。
<補注> 蝶々が採蜜しているところを見ました。(2019年9月3日)
過去のきょう 2014 ホウセンカ 2013 サンゴシトウ(ヒシバデイゴ) 2012 ヒヨドリバナ 2011 ミソハギ 2010 ダンゴギク 2009 ハス(八重) 2008 レンゲショウマ 2007 レンゲショウマ 2006 ヌスビトハギ 2005 ニガウリ 2004 オモダカ
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コメント
はた衛門さん、こんにちは。
昨日のケイトウ、見た目に驚いてパスしてしまいました。
今日は控えめな子だからと読ませていただいていると、
なんとはた衛門さんは生き延びる権利とおっしゃっていましたが、
そんなに危険な植物なんですか。
わたし蜂蜜毎日パンに塗って食べるし。
昨日の見た目の派手でインパクトのあるケイトウの方が
よほどおしとやか。
やはりなんでも見た目で判断してはいけないということなんですねぇ
投稿: ブリ | 2015-08-13 11:07
ブリさんへ:
そうなんですよね。こんなに楚々としているのに、
厄介者扱いされるホツツジがかわいそう…。
どのくらいの毒性があるのか、自分で確認してみようかと思っても、
正体を知っているとなかなか勇気は出ません。
投稿: はた衛門 | 2015-08-14 06:25