7月31日(金) ハツユキソウ
ただし、いまの自分に対してはガッカリで、花を接写できて喜んで帰ってきたら、トウダイグサ科の特徴をさっぱり捉えていないことがわかりました。この科は雌性先熟なので、花から飛び出した子房があるはずなのに、わざわざ雄花だけの花序に迫り、キラキラする腺体を写すのに夢中になっていたのでした。
そんなわけで、ハツユキソウとの再戦はまたの日とし、2週間ほど前に撮っていたタカトウダイの写真を引っ張り出します。これがトウダイグサ科の両性花で、先端が割れた柱頭を持つ子房(雌シベ)がプラプラと首を垂れています。
我が身の進歩のなさに、はた衛門も首を垂れてしまいはしても、こうやって補完写真を載せられるだけタメができたよね…と自分を慰めておくことにします。
<追録> 早めに自分のミスをカバーすることができました。かなり若い両性花で、横に飛び出た子房の先に、柱頭がまだきれいに残ったままです。
また、その右手にはそれよりもさらに若い両性花(子房がまだのび出しておらず、6つに割れた柱頭が新鮮)が写っています。(撮影:2015年8月2日)
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