7月10日(金) アデニウム・アラビカム(砂漠のバラ)
英名がデザートローズなので、日本でも「砂漠のバラ」と通称されています。アフリカやアラビアの砂漠に咲く花で、荒涼とした風景のなかにこれを見つけたら、うれしさのあまり、ついバラだと思ってしまうのかもしれません。
根もとが目を引くわけで、これが砂漠で花を咲かせるスタミナ源でしょう。また、2枚目写真の中央には実(種の莢)が写っています。バラとは関係のないキョウチクトウ科であることは、この実が証明しています。
アデニウムは国内でも愛好家が多いようで、ただ一般に流通しているのはAdenium obesum(アデニウム・オベスム・注)です。それに対し、今回見たものはAdenium arabicumというイエメン原産のもので、このごろプラントハンターとしてマスコミにも登場する西畠清順氏が国内にもたらしたものでした。
砂漠ではなく銀座のビルのなかでお気楽に写せたのはいいとして、照明を極端に落とした室内なので、写真的にはあきらめの境地です。そんななか、意外に気を吐いたのは例の超お得スマホの「困ったカメラ」でした(3枚目写真だけ)。
固定焦点の特性を知って、このくらいの距離で撮るならば、光量が不足していてもなんとか見られるものが撮れました。○○とハサミは使いよう、「困ったカメラ」もダメダ・ダメダと見捨てないで使えば、たまには役に立つものでした。
根もとが目を引くわけで、これが砂漠で花を咲かせるスタミナ源でしょう。また、2枚目写真の中央には実(種の莢)が写っています。バラとは関係のないキョウチクトウ科であることは、この実が証明しています。
アデニウムは国内でも愛好家が多いようで、ただ一般に流通しているのはAdenium obesum(アデニウム・オベスム・注)です。それに対し、今回見たものはAdenium arabicumというイエメン原産のもので、このごろプラントハンターとしてマスコミにも登場する西畠清順氏が国内にもたらしたものでした。
砂漠ではなく銀座のビルのなかでお気楽に写せたのはいいとして、照明を極端に落とした室内なので、写真的にはあきらめの境地です。そんななか、意外に気を吐いたのは例の超お得スマホの「困ったカメラ」でした(3枚目写真だけ)。
固定焦点の特性を知って、このくらいの距離で撮るならば、光量が不足していてもなんとか見られるものが撮れました。○○とハサミは使いよう、「困ったカメラ」もダメダ・ダメダと見捨てないで使えば、たまには役に立つものでした。
<補注> アデニウム・オベスム(ドワーフ)を収録しました。(2020年7月22日)
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