7月9日(木) ハマボッス
多肉質の葉が、まるでワックスでも塗ったかのような光沢を誇ります(2015年5月6日・都内で撮影)。ロゼット状態のときはこの葉がさらに艶めきを増すので、盆栽仕立てにして楽しむ人がいるほどです。
夏になってロゼットからグンと丈をのばした茎の先には、払子(ほっす)に見立てられた白い花が賑やかに咲いていました。蕾もまだある一方で、写真左端にはすでに膨らみかけた実も見えています。( ↑ 2015年6月26日・男鹿半島で撮影)
さて唐突にオカトラノオ(↑)の写真を持ち出したのにはワケがあります。念のためハマボッスの分類的な扱いを確認したところ、オカトラノオと同属(Lysimachia)だったのです。たしかに、花のつくりは同じだし、茎に稜を持つのも一緒です。
さらにこの属名で思い出したのは、ずいぶん前にワケもわからず取り上げていたリシマキア・プンクタータです。あれから9年、ようやく小さな輪がつながり始めたように思えて、梅雨空からチラリとお陽さまの顔を覗いた気分です。
夏になってロゼットからグンと丈をのばした茎の先には、払子(ほっす)に見立てられた白い花が賑やかに咲いていました。蕾もまだある一方で、写真左端にはすでに膨らみかけた実も見えています。( ↑ 2015年6月26日・男鹿半島で撮影)
さて唐突にオカトラノオ(↑)の写真を持ち出したのにはワケがあります。念のためハマボッスの分類的な扱いを確認したところ、オカトラノオと同属(Lysimachia)だったのです。たしかに、花のつくりは同じだし、茎に稜を持つのも一緒です。
さらにこの属名で思い出したのは、ずいぶん前にワケもわからず取り上げていたリシマキア・プンクタータです。あれから9年、ようやく小さな輪がつながり始めたように思えて、梅雨空からチラリとお陽さまの顔を覗いた気分です。
<補注1> オカトラノオの蜜を吸っているのはモンシロチョウです。
<補注2> ハマボッスの実は赤林檎タイプでした。(2020年6月20日)
<補注3> 園芸的リシマキアのバリエーションには、這い性のものや赤葉タイプのものがあります。
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