6月25日(木) ハルシャギク
町内の裏手を流れる柳瀬川に異変が起きました。去年まで目立たなかったハルシャギクが、こう(↑)して両岸の河川敷を占拠してしまったのです。
部分的ならまだしも、50~100m単位で途切れ途切れにその群生は続き、ヒメジョオンの侵入は許しているものの、かなり排他的に跋扈しています。
これだけの規模だと、誰かが種を播いたとは考えられません。思えば冬に川の改修工事があり、河川敷の表土がさらわれたのでした。春先はほとんど緑がなくて土が剥き出しだった場所がこうなったわけで、たぶん埋土種子のなかでハルシャギクが一番優勢だったのだろうと推測しています。
花が密に咲いているのを見ると、きれいと思わないではなくても、これは立派な要注意外来生物です。また、白い鳥・黄色い花・赤い虫が増えた川は汚染が進んでいる警報という見方もあって、あまり喜べません。
かと言って、個人で駆除するのも問題でしょうし、市に訴えてもこれを問題としてとらえてくれるかどうか、どうにも悩ましい花畑です。
部分的ならまだしも、50~100m単位で途切れ途切れにその群生は続き、ヒメジョオンの侵入は許しているものの、かなり排他的に跋扈しています。
これだけの規模だと、誰かが種を播いたとは考えられません。思えば冬に川の改修工事があり、河川敷の表土がさらわれたのでした。春先はほとんど緑がなくて土が剥き出しだった場所がこうなったわけで、たぶん埋土種子のなかでハルシャギクが一番優勢だったのだろうと推測しています。
花が密に咲いているのを見ると、きれいと思わないではなくても、これは立派な要注意外来生物です。また、白い鳥・黄色い花・赤い虫が増えた川は汚染が進んでいる警報という見方もあって、あまり喜べません。
かと言って、個人で駆除するのも問題でしょうし、市に訴えてもこれを問題としてとらえてくれるかどうか、どうにも悩ましい花畑です。
<補注1> 1年後、この場所でのハルシャギクの勢力はかなり衰えました。攪乱(表土の排除)がないと、植生は自然に落ち着くもののようです。(2016年6月)
<補注2> 6年後、同じような環境変化が作り出したのはオオケタデのピンクの波でした。(2021年9月22日)
過去のきょう 2014 カイコウズ(アメリカデイゴ) 2013 キバナダンドクとダンドク 2012 キョウチクトウ(白八重) 2011 モミジイチゴ 2010 ウメモドキ(雄株) 2009 ナツユキカズラ 2008 ハナイカダ 2007 イソトマ・アネチフォリア 2006 ベニバナ 2005 シロミノコムラサキ 2004 シロバナハマナス
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