6月18日(木) サワフタギ
ふつう、この状態の実のことは「まだ青い」と書くというのに、サワフタギに限るとそれは混乱の元になってしまいます。秋が深まると、木々の実はおおむね赤系になるところを、この実は濃紺というか青紫というか、青く熟すのです。
したがって、やや無粋でもここは「まだ緑の実」としておきます。これをもし「まだ碧の実」とすると、碧はあおとも読むので話はワヤになってきます。
さて、そのサワフタギの紺色の実を掲載してから、早いものでもう10年です。あのときは上空に高木の多い場所で、写真がやや暗めでした。今度見つけたこの木は、こんなに陽光をダイレクトに受ける環境です。
ただ、陽当たりが良すぎて、ここはどうもサワフタギ本来の生息環境とは違いすぎる気もします。暗がりで見た「あの色」が良かったと落胆するのか、それとも白日の下でもあれは美しい色なのか、ちょっとドキドキで秋を待ち(注)ます。
したがって、やや無粋でもここは「まだ緑の実」としておきます。これをもし「まだ碧の実」とすると、碧はあおとも読むので話はワヤになってきます。
さて、そのサワフタギの紺色の実を掲載してから、早いものでもう10年です。あのときは上空に高木の多い場所で、写真がやや暗めでした。今度見つけたこの木は、こんなに陽光をダイレクトに受ける環境です。
ただ、陽当たりが良すぎて、ここはどうもサワフタギ本来の生息環境とは違いすぎる気もします。暗がりで見た「あの色」が良かったと落胆するのか、それとも白日の下でもあれは美しい色なのか、ちょっとドキドキで秋を待ち(注)ます。
<補注> このあと、この木についた実は色づかないまま消えてしまいました。
単に自分が見逃したのか、あるいはやはり環境がよろしくなかったのか、理由は判然としません。(2015年10月)
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