5月31日(日) キハダ(雄株)
雌雄異株の雄花をとらえにくいワケは、先日のツルウメモドキでもくどくどしく書き立てたというのに、このキハダに実がつかないことには気づいていませんでした。というより、これがキハダだということを意識していなかったので、ツルウメモドキでは「葉で樹種がわかった」と威張ってみたのに、やっぱりまだまだ節穴の目です。
気を取り直して花に迫れば、なんとも愛らしい雄シベです。退化した雌シベはほとんど痕跡しかなくて、その分、雄シベの葯は花粉に充ち満ちています。
キハダは5数性のはずなのに、ところどころに雄シベが4本しか出ていない花があって、ヤンチャ坊主たちがてんで勝手に遊んでいるみたいに見えます。
<補注1> キハダについて、花以外のことをおさらいしました。(2018年11月1日)
<補注2> オオバキハダを収録しました。(2024年8月17日)
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