5月23日(土) ハンショウヅル
センニンソウ属とはつまりクレマチス(属名=Clematis)なので、いかにも花壇の女王的ないわゆるクレマチスから、ちょっと野の花系のセンニンソウとかボタンヅルとかクサボタンまで、なかなか変化に富んだメンバーがそろっています。
その野の花的一群のなかでClematis japonicaという学名を持つのがこのハンショウヅルです。日本代表みたいな存在なので、早くここに載せたかったものです。
同じ「ハンショウヅル」でも、その前に「ガビサン」がつくと真冬に花を咲かせます。それに対してこの正統ハンショウヅルは5~6月が開花期ですから、この属が多士済々という一つの典型例に思えます。
センニンソウ属には花びらがなく、この分厚い4枚のパーツは萼です。時期がくればパラリ・パラリと1枚ずつ落ちるので、花びらと変わりありません。少なくとも、雄シベのなかに頭を突っ込んだ蜂にとって、それはどうでもいいことでしょう。
その野の花的一群のなかでClematis japonicaという学名を持つのがこのハンショウヅルです。日本代表みたいな存在なので、早くここに載せたかったものです。
同じ「ハンショウヅル」でも、その前に「ガビサン」がつくと真冬に花を咲かせます。それに対してこの正統ハンショウヅルは5~6月が開花期ですから、この属が多士済々という一つの典型例に思えます。
センニンソウ属には花びらがなく、この分厚い4枚のパーツは萼です。時期がくればパラリ・パラリと1枚ずつ落ちるので、花びらと変わりありません。少なくとも、雄シベのなかに頭を突っ込んだ蜂にとって、それはどうでもいいことでしょう。
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コメント
はた衛門さん、こんにちは
ハンショウヅルはこんな風に紫を帯びていますよね。
私が見かけたのは、ほとんどがオフホワイトでした。
そろそろ咲く時期なんだと思って調べてみましたら
見かけたのは7月でした。かなり遅いですよね。
シロバナというのもあるみたいですが、
ガクの部分がハンショウヅルのあのボテッとした感じで、
やはりハンショウヅルのしろっぽいの・・みたいです。
今年も見ることができればいいのですが・・。
投稿: ブリ | 2015-05-23 18:23
ブリさんへ:
ありがとうございます。白もあるのですか。
今年は2カ所でハンショウヅルを写したのに、どちらもこの赤紫でした。
投稿: はた衛門 | 2015-05-24 09:04