5月21日(木) ツルウメモドキ(雄株)
ツルウメモドキ8度目の掲載にして初めての雄株です。雌株ならば寒い季節に赤い実が目立ってその在り場所を覚えやすいのです。それが雄株となると、いまごろの季節にこうして地味に花を開くだけで、あとはひっそり葉っぱだけの姿ですから、冬に見つけておいて春に花を撮るという手が効きません。
雌花の撮影から9年が過ぎ去っていたことの弁解が長過ぎました。その間にはわずかながらも観察力に成長があって、この柔らかくて艶のある葉で樹種がわかるようになり、写真の木が毎年実をつけないことに気づいたのです。
そうして狙い澄まして雄花を写せたわけですから欣喜雀躍…かと思ったら、どうも気分は「やれやれ」なのです。あまりに長く引きずった課題というのは、それを成就しても達成感よりはくたびれ感だけが残るもののようです。
雌花の撮影から9年が過ぎ去っていたことの弁解が長過ぎました。その間にはわずかながらも観察力に成長があって、この柔らかくて艶のある葉で樹種がわかるようになり、写真の木が毎年実をつけないことに気づいたのです。
そうして狙い澄まして雄花を写せたわけですから欣喜雀躍…かと思ったら、どうも気分は「やれやれ」なのです。あまりに長く引きずった課題というのは、それを成就しても達成感よりはくたびれ感だけが残るもののようです。
<過去掲載のツルウメモドキ・暦日順> 1月8日 : 真っ赤な蒴果 1月13日 : 仮種皮 1月14日 : 赤い実をつけた大枝 5月20日 : 雌株(雌花) 10月9日 : 柿色の蒴果 11月5日 : 幹の太さ 11月23日 : 割れた仮種皮
過去のきょう 2014 チガヤ 2013 ニガキ(雄花) 2012 ノミノツヅリ 2011 オニタビラコ 2010 ケシ 2009 バッコヤナギ 2008 ザイフリボク 2007 クスノキ 2006 カスミソウ 2005 ユウゲショウ 2004 クレマチス| 固定リンク
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