5月16日(土) キツネアザミ
初めはひっそりと1・2本たたずむ様子に出会い、「ふーんこれが○○かぁ」とありがたく拝見し、それから数年後に「うわ、○○だらけぇ」という大きな群落に出会って舞い上がるというパターンがあります。思い出すだけでも、ギンリョウソウ、ナンバンギセル、タコノアシ、チョウジソウ、オニタビラコ、ヒメハギなど、貴重(稀少)品だと思っていたものが足もとを埋め尽くすという幸せに遭遇したものです。
キツネアザミの場合、失礼ながらそれほどレアなものではないわけで、しかしこれだけの群落には少し驚かされました。放置された田んぼ2・3枚をうまく占拠できたようで、いつまでの「我が世の春」かは不明でも、いまを限りと咲く姿でした。
キツネアザミの場合、失礼ながらそれほどレアなものではないわけで、しかしこれだけの群落には少し驚かされました。放置された田んぼ2・3枚をうまく占拠できたようで、いつまでの「我が世の春」かは不明でも、いまを限りと咲く姿でした。
<追録1> 上の撮影場所から1kmも離れていない空き地でも大きな群生(↓)を見つけました。ただし、近くを大きな道路が通る予定地であり、数年後には確実に消失するであろう景色です。(撮影:2020年5月4日)
<追録2> きれいな綿毛(注)を出していました。(撮影:2022年5月18日)
<補注> 散布された綿毛(↑)が秋に発芽して冬を越した姿(根生葉)を見つけました。(2023年4月10日)
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