5月11日(月) タラヨウ(雌株)
少しだけ標高のある場所へ行ったら、タラヨウの花がまだ盛りでした。けっこう派手に咲いていたのでてっきり雄株かと思って近づいたら雌株でした。この花がすべてあの真っ赤な実に変わったら…とワクワクさせる木です。
かつて、一輪だけ残った雌花をかろうじてとらえたことに比べると、今度は文句なしに全開ドンピシャの開花の様子です。
基本的に雄花と同じ作りとサイズではあるものの、雌花の場合はすでに実と呼んでいいほどの子房(花柱)が圧倒的な存在感を誇ります。またその先端の柱頭部分も、花粉を吸い尽くしそうにタフな面構えをしています。
逆に、雄シベは一応備わってはいるものの葯は最初から枯渇していました。ただ、その花糸は太くて目立つので、冒頭書いたようにけっこう派手な見かけを作り出しているのでした。つい「どうせなら花粉も出せば」と思うほどの立派さであっても、そこはそれ、しっかりと男を立ててくれる「いい女」ぶりなのでした。
かつて、一輪だけ残った雌花をかろうじてとらえたことに比べると、今度は文句なしに全開ドンピシャの開花の様子です。
基本的に雄花と同じ作りとサイズではあるものの、雌花の場合はすでに実と呼んでいいほどの子房(花柱)が圧倒的な存在感を誇ります。またその先端の柱頭部分も、花粉を吸い尽くしそうにタフな面構えをしています。
逆に、雄シベは一応備わってはいるものの葯は最初から枯渇していました。ただ、その花糸は太くて目立つので、冒頭書いたようにけっこう派手な見かけを作り出しているのでした。つい「どうせなら花粉も出せば」と思うほどの立派さであっても、そこはそれ、しっかりと男を立ててくれる「いい女」ぶりなのでした。
<追録> 秋、盛大に実をつけた大木を見ました。(撮影:2017年11月26日)
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