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4月30日(木) カキドオシ

150430kakidoosi1カキドオシの花の蜜を吸いに来る虫を待っていたら、これってビロードツリアブだったでしょうか…招かれざる客の来襲でした。花の下弁にある毛を、虫がどう避けて通るか見たかったのに、ホバリングしたまま、長い口吻でチューチューなんて、こらあ、ただ食い(飲み?)で逮捕しちゃうぞぉ!
150430kakidoosi2というワケで、毛の役目は相変わらず不明のまま、花の雌シベ(先が二つに割れた柱頭)と雄シベ(雌シベの奥に、縦に2個)を接写してみました。こうして見ると、下の唇弁の中央だけに毛がないのは、やはり雌シベ・雄シベ・雄シベと縦にまっすぐ進ませたいのだろうと確信が深まります。
あとはビロードツリアブのようなズルではなく、真面目に下唇弁に着陸してくれる虫さんが来てくれればいいのですが、気の長い話です。

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4月29日(水) ナツグミ

150429natugumiナツグミの花は、まだ開かない蕾状態だけを掲載したままでした。この1カ月で、かわいらしかった葉もすっかり大人びたし、硬い蕾も開きました。
グミの花はいろいろ撮った気でいましたが、過去掲載を調べたらほかにはトウグミダイオウグミの花があるだけでした。その二つは近縁で花が黄色っぽくて、同じように見えるグミの花でも、案外に違いがあるものだと気づきます。

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4月28日(火) タンチョウソウ(イワヤツデ)

150428tanchosouこの姿を見てほしかったのよ!とタンチョウソウが自慢げです。まるでアスパラのような茎だけが地面からニョキッと出てきて、その先で花が開きかけているのを見たのは数年前の3月末(掲載は4月11日)のことでした。
あと1カ月待てば、こうして雌シベが丹頂鶴のオツムのように真っ赤になり、花茎は長くのびて鶴の首を思わせ、イワヤツデとも呼ばれる大きな葉は鶴が羽ばたく姿を彷彿とさせるというワケなのでした。
思えば1カ月という時間はかなりのもので、桜吹雪を楽しんだ柳瀬川の土手も今は葉陰がうれしい緑道となりました。歌ではありませんが、「川の流れのように」とめどなくときが流れていることを、あらためて思ったりしています。

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4月27日(月) セイシカ

150427seisikaこのセイシカというのは、原産地の石垣島や西表島でも希少種だそうで、険しい山道で運良く出会えるかどうかというツツジのようです。
それを、現地にも行かず、険しい道もたどらず、植栽品をごく安直にパシャリとやってしまいました。温々とここに掲載するのはやや後ろめたいものがありますが、そのことさえ口をぬぐってしまえば、聖なるうす紫の花の美しさは絶品です。

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4月26日(日) クリンソウ

150426kurinsou咲き出しのころ(3月中旬)は「こんな自然環境に派手な色のサクラソウを持ち込むなんて、悪いマネをするヤツもいるもんだ」。と憤激していました。それが、訪れるたびに茎がグングンのびて、クリンソウだと気づいたのだから赤面します。
九輪というのは、お釈迦様の墓にかけられた傘が起源だそう(出典:Wikipedia)で、先祖や親を思う気持ちを表すにはふさわしい感じがします。
前に取り上げたのは、東北地方のやや標高のある場所のものだったので、今回よりずっと遅い時期のレポートでした。関東南部の平地基準でいくならば、今ごろがクリンソウの花の時期ということを記録しておきます。

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4月25日(土) チョウセンゴミシ

150425tyousengomisi絵手紙に描かれた真っ赤な実しか知らなかったチョウセンゴミシの実物をようやくとらえることができました。蔓は逞しく這い上がり、いかにも精力が強そうな葉が開き、その付け根にたくさんの花がぶら下がっていました。
もう花床がかなり充実しています。これが鈴なりの赤い実に変化するのでしょうから、ドラえもんに頼んで時間を早送りしてほしくなります。
そう言えば、絵手紙の記事で引き合いに出したマツブサは、花をまだ撮影できていないことを思い出しました。こういったレア物さんたちは、花と実だけを確認するのにもなかなか手間取るわけで、男の収集癖をくすぐってくれます。

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4月24日(金) チョウジソウ

150424tyoujisou特にAKB48が好きというワケでもないのに、かわいい花が群れて咲いているのを見ると単純にうれしくなります。おととい載せたツボスミレの群生に続き、チョウジソウがこれだけひしめき合っている景色も初めての出会いで、つい興奮です。
さて、これだけ群れ咲いているのに、風がそよいでも香りは流れて来ません。香料としての丁字(クローブ)はかなり強い香りがしますから、どうやらこの草の名前の丁字は香りではなく花の形に由来したものであることがわかりました。
ずいぶん前にこの花を載せたとき、「チョウジソウは香りがいいのだろうか」と未確認で終わっていた疑問がようやく解決です。

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4月23日(木) ヒメカジイチゴ

150423himekajiitigoたった一つついた真っ赤な実を見つけて、初めてヒメカジイチゴの存在を知ったのは3年前でした。まだご縁がなく、あの実の試食はできないままです(涙)。
しかし、この花を見ると、実がレアなのも理解できます。ふつうのカジイチゴに比べれば、花つきはグッと控えめだし、花びらは細くて華奢な感じです。
ただ、木そのものは姫というほどエレガントではなく、遠目にはカジイチゴと見分けがつかない大きさだったりします。けっこう樹勢があるようには思えるので、そのうち「ほら、食べてごらん」と気前のいい姫様に出会える気がします。

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4月22日(水) ツボスミレ(ニョイスミレ)

150422tubosumire名前を貸した形のタチツボスミレよりはずっと見かけにくいツボスミレが、団体さんで野原を真っ白に染めていました。タチツボスミレと同じ有茎種ではあっても背はあまり高くならないので、いかにもカーペットのように見えます。
先日は、これと同じ状態にあるイヌノフグリオオイヌノフグリばかりが増え、イヌノフグリはなかなか見ることができなくなっている)も掲載できたし、こうして名前的な「ご本家」が元気にしているのを見るのは心弾むものです。
葉の形を仏具の一つ(如意)に見立てたニョイスミレという別名がありますが、それほど特殊な葉形には見えなくて困ります。というより、どの宗派でも使う道具なのかわからないし、お寺さんが縁遠くなった現代ではほぼ「死語」に思えます。
もっとも、坪庭なんていう優雅なスペースも一般家庭で見ることは稀でしょうから、どうもこのスミレさん、困った名前ばかりもらったものです。

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4月21日(火) ウグイスカグラ

150421uguisukagura葉の赤いフチ取りがかわいくて撮りました。花はそろそろ終局段階となり、さりとて実(左の枝先に見えている)はまだふくらまず、どっちつかずに思っていたこれまでだと取り上げなかったであろうシーンです。
しかし、花と前後して展開した若葉が、これだけ成長してもまだフチに赤みを残していることは今年初めて気づきました。これなら、フチベニカグラなんていう別名があってもいいくらい、ちょっと目立つ特徴です。
夏にはこの色みが消えていたような記憶があるので、指にまとわりつくような柔らかな感触とともに、この時期だけのウグイスカグラの鑑賞ポイントです。

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4月20日(月) カテンソウ

150420katensou18年後の宿題提出です。カテンソウの花を写したものの、茎の先で目立っていたのは雄花で、その下の葉腋にある雌花は見つけられないでいました。
接写レンズを使ったわりには細部が今ひとつですが、定規の1mmがこんなに大きく見えるサイズなのですから、自己採点で及第としておきます。雌シベ(柱頭)がどんな具合で、子房がどうなっているか…などは次の機会とします。
150420katensou2そしてこちらは雌花と違って自己顕示欲にあふれた雄花です。前回掲載の株は雄花が白(緑)というちょっと珍しいタイプでしたが、今回はノーマルの赤い蕾ですから、提出が遅くなった宿題におまけの回答も付け足した気分です。

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4月19日(日) トウゴクミツバツツジ

150419tougokumitubatutujiふつうのミツバツツジに東国と冠がつくので珍種かと思うと、関東圏ではそれほど珍しくなくて(自生品は稀ですが)、近所の庭木がこれだったりします。
咲き出しが「ふつう」よりやや遅く、じつは二つの区別を知らないうちはミツバツツジというのはずいぶん花期が長いものだと思っていました。
そんな恥の歴史はさておき、開花時期は流動的で不確かなので、ほかの見分けポイントは不可欠です。それが雄シベの数で、東国は10本、「ふつう」は5本と、ものすごくハッキリした違いがあるのです。
150419mitubatutuji比較のために、2週間ほど前の「ふつう」(↑)を載せておきます。数が半分になった分、花糸がふてぶてしく太い気がしますが、図鑑にそんな記述は見あたらないので、これははた衛門の独断と偏見というヤツです。

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4月18日(土) イヌノフグリ

150418inunohuguri1過去に二度、「見ィつけた!」とやったのが間違い(正体=①フラサバソウタチイヌノフグリ)だったので、おっかなびっくりの掲載です。
まず花のチェックです。上部葉腋につき、赤紫色の筋を持つ直径3~4mmの合弁花(図鑑類の要約)…よぉし、いい感じです。
次は葉を確認します。長さ6~10mmで毛が散生し、鋸歯は2~3(ときに4)対、葉柄は長さ3~7mm…はい、合ってる気がします。
そして全体の姿です。立ち気味にのびて10~25cmになり、茎の下部では葉が対生し、上部ではそれが互生…うん、条件を満たしています。
150418inunohuguri2ただ、絶対の決め手になるフグリちゃんがまだこんなショボさでした。またもやまったく違うなにかを写してぬか喜びしたものなのか、これからここがプックリふくらみ始めるのか、期待と不安で胸が張り裂けそう(笑)です。
「せっかく会えたんだから、またおいでよ!」というフグリちゃんからのメッセージだと思い、来月もここに来てみることにします。

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4月17日(金) リョウブ

150417ryoubu去年の実の房が残ったままなので、リョウブの木であることがわかります。また、枝はふつうに樹皮がありますが、幹の皮はまだらに剥けています。
そんなリョウブが若葉を萌え出させていました。リョウブ(令法)という名前の元になった、この木の大事なシンボルです。
花が咲くころには葉もやや硬くなって、あまり食欲をそそりませんが、今の時期、親指の先ほどの葉は柔らかくて、そのままでも食べられます。わりと厚いので食べでがあり、ナマだとごく軽いエグ味がありますが、茹でればすぐに抜けます。
救荒食など考える必要もない時代がいいのか悪いのか、リョウブの炊き込みご飯などを味わいながらじっくり考える必要があります。

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4月16日(木) ゴウダソウ(ルナリア)

150416goudasouゴウダソウとの出会いはこの奇想天外な青い実でした。そしてその実が銀色に輝くのを確かめ、次の年にはめでたく花を確認できました。
ただ、それらの写真は花は花、実は実…と、いかにもお勉強なとらえ方でした。生きとし生けるものは、日々、次のステージへの変貌を続けているわけで、今回はその変化過程を一枚の絵に閉じ込めてみる試みです。
帰宅して思ったのは、花の子房部位をもっと詳しく見たいということです。変化過程などと偉そうなことを言っても、ゴウダソウの不思議はその一点に帰結することに現場で気づかなかったのは情けない限りです。
いやいや、できていないことを悔やむよりはできたことを喜ぶ方が明るく人生を過ごせそうです。きょうの写真のタイトルは、「ゴウダソウのなかにはオタマジャクシが泳いでいるんだよ!」としておきましょう。

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4月15日(水) ツバキ(崑崙黒)

150415konronkuroこういうドスのきいた色にはグラッとくるタチで、ツバキ類では過去に紺侘助を取り上げています。二つを比較すると、「黒」よりも「紺」の方の迫力が勝っているような気もしますが、この崑崙黒は花が開いている分、存在感があります。
また、崑崙を名乗る植物には例のコンロンカがありました。あの記事では、「崑崙」を実在の崑崙山脈と思っていたフシがありますが、本当はちょっと変わった作りのものとか、この椿のように色が特徴的なものを「崑崙」としたようです。
実際、コンロンカは暑い土地のもので、決して高山植物ではありません。そのことから察するに、この崑崙黒も中国西部の高山で産するワケではなく、伝説上の崑崙山に咲くようだという形容なのでしょう。
例の西王母もこの崑崙山のご出身だということで、今夜あたりはこの不思議な世界へ夢の旅をしてみたいものです。

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4月14日(火) カキドオシ

150414kakidoosi1カキドオシの花がめっきり目立つようになってきて、かわいいのでググッと寄ってみたらゲゲッと腰が引けました。なんじゃ、その毛は!
この下唇は吸密に訪れる昆虫の着地台になるはずですが、せっかく来てくれた虫を拒むかのような毛の意味はどこにあるのでしょう。よく見ると、下唇の中央部には毛がありません。毛を嫌った虫がそこを通ると、背中は真上の雌シベに接触するはずで、ほかの花の花粉を的確に柱頭に擦りつけてくれることが考えられます。
150414kakidoosi2そんな勝手な解釈を実証してくれる虫さんが来ないか、ちょっと待ってみたものの、そうそう虫の良い話はありませんでした。しかたなく視線を引いてみると、成長のエネルギーを内包した葉や茎もまた美しく輝いていました。
通り抜ける垣根などない野原でも、茎はグイグイとのび続けます。ちょうど今の時期なら、この先端部分は食べることができ、おひたしとか天ぷらとかになって、晩酌のテーブルに春の野の味と香りを運び込んでくれます。

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4月13日(月) ニワザクラ

150413niwazakuraニワウメに比べてニワザクラがレア物だなどという先月の発言は取り消しです。このところ咲きっぷりが良くなって、近所の徘徊範囲に限っても4~5カ所でこの真っ白な植え込みを見ることができました。
春先は案外に気忙しくて散歩時間が減り気味で、しかもこの木は腰丈ほどに止まりがちで目に入りにくいという二つの要因が重なっていた気がします。
ニワザクラには、同じ八重でさらに賑やかなピンクの種類もあるようですが、それにはまだ出会っていません。花がどうしてもこんなにワヤクチャとしているので、さらにここに色みを添えたいと思う人はさすがに少ないのでしょう。

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4月12日(日) ヒイラギソウ

150412hiiragisou前回の記事ではまるで日陰者のような書き方をしたので、その点を修正するのが今回のねらいです。日がな一日、燦々と陽光が照り付ける場所は無理でしょうが、このように数時間直射日光を受ける環境は平気のようです。
おかげで、前回のパッとしない写真をカバーすることができました。強い陰影の効果で彫りの深い葉の具合がわかるし、表面の短毛もはっきり見えます。
花の盛りにはまだ少し間がありましたが、開いた花の色合いは前よりぐっと鮮やかに見えます。もう少し・もう少しと粘って歩いた末に出会ったヒイラギソウでしたが、結果、傾きかけた強い陽射しで美人度がアップしたようです。

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4月11日(土) ジューンベリー

150411juneberry1待ちに待ってジューンベリーの花を写すことができました。蕾のころからこの小さな公園に通い、三度目でようやく真っ白な景色に会えました。
今年に限れば、ソメイヨシノが散ってドウダンの花が咲き始め、ハナミズキが開き始めたこの季節がジューンベリーの開花時期でした。
150411juneberry2在来のザイフリボクとの違いを学習中なのですが、花で見分けるときは花柱(雌シベ)に注目するようです。ここが1本で先が5裂しているのがジューンベリーで、5本が癒着状態(先だけ割れる)なのがザイフリボクというわけです。
このジューンベリーのそこが1本であることは確認できたものの、かつてザイフリボクとして取り上げた写真のそこは、接写が甘くてよく判別できません。ただ、こうして見比べてみると、ザイフリボクは十分に繁った葉を背景に開花しているのに対し、今回撮ったジューンベリーは葉がまだまったく展開していません。
ミクロ部分の検証ができないままだと負け惜しみっぽいのですが、視野を大きく、全体をつかむことが大切だよと諭された気がします。

<補注> ジューンベリーの和名はアメリカザイフリボクとされますが、セイヨウザイフリボクというものもあるようで、二つの区別が判然としません。そのため、和名使用は保留し、大雑把に流通名のジューンベリーだけで表記しておきます。

2014年のきょうヒキノカサ> 2013年のきょうミカイドウ> 2012年のきょうヤブレガサ> 2011年のきょうアオキ> 2010年のきょうヒメウズ> 2009年のきょうタンチョウソウ(イワヤツデ)> 2008年のきょう八重咲き水仙・エルリッチャー> 2007年のきょうイカリソウ> 2006年のきょうゲンゲ> 2005年のきょうハタザクラ

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4月10日(金) ムサシアブミ

150410musasiabumi隣の坊主が中学生になりまして、このくらいになると近所の大人など避ける子が多いのに、彼にはまだそんな遠慮がありません。パソでお絵かきごっこなどさせると、アンパンマンを描いて喜んでいるのだから、単と言うか、純と言うか(笑)。
展葉前のムサシアブミを見て、ついその子を思い出しました。幼い姿のなかに、噴き出さんばかりのエネルギーを秘めていて、美の極致を感じます。
そう言えば、追いかけっこで彼に簡単に負けたのは、もう2~3年も前のことだったでしょうか。呆然とするほどのショックでした。しかし、このムサシアブミの若苗に漲(みなぎ)る生命力を眼にすれば、それもやむなしと肯(がえ)んずるばかりです。

<過去掲載のムサシアブミ>2月1日 ☆2月10日 ☆4月29日 ☆8月9日 ☆11月18日 ☆12月27日

2014年のきょうアカシデ(ソロ)> 2013年のきょうタチイヌノフグリ> 2012年のきょうヒカゲツツジ> 2011年のきょうスギナ(ツクシ)> 2010年のきょうカタクリ> 2009年のきょうベニコブシ> 2008年のきょう原種チューリップ> 2007年のきょうジロボウエンゴサク> 2006年のきょうカラスノエンドウ> 2005年のきょうアオキ

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番外編 : メインパソの静音化

150409case仕事ができないことを道具のせいにするのはヘボの常であって、このところどうもパソの音が耳について作業効率が落ちているような気がしていました。「よし、机周りを静かにして、仕事に集中できる環境を作ろう」と思い立ったのは、少しズッシリしてきた500円玉貯金(二度目)のコーヒー瓶も後押しになったのかもしれません。
パソの静音化と言えば水冷化とか無音電源とかが効果的なのですが、それらはささやかな軍資金ではとても事足りるものではありません。そこで、今回はPCケースと電源をできるだけ静かなものに交換してみることにしました。
写真右が今までのパソの外見で、左が新しい姿です。元のケース(KLX-800)は、60年代のマスタング(映画「男と女」では影の主役として活躍)を思わせて好きだったのですが、こうして見るといかにも「音抜け」が良すぎます。
それに比べて、今度のSilencio 352(COOLERMASTER)は、まるでのっぺらぼうで愛想はゼロの風貌です。いわゆる窒息ケースで、内部スケスケ箇所はなく、ケース内部にも遮音材が使われています。
150409partsまた、電源も容量こそ元と同じ400Wですが、80PLUS認証で消費電力も減り、ファンも12cmの静音タイプなので、回っていてもほとんど音がしません。
結果は大成功で、起動時こそCPUファンが音を立てますが、すぐにほとんど回転音を意識しない静けさが訪れます。蓋を開けたまま使っているとき、ときどきハードディスクのシーク音が聞こえて、すわ、HDDが寿命か?とヒヤリとしたくらいです。あわててCrystal DiskInfoでチェックしてもまったく正常で、今まで聞こえなかった微少な音が聞こえるようになったのだから、今回の投資は大満足の結果でした。

ところがノーミスで終わらないのもまたヘボの常で、今回の大チョンボは内部レイアウトを確認しないまま新しいケースを買ってしまったことでした。新規投資はケースと電源だけにし、ほかはそっくり移行するだけと思っていたのに、新しいケースにマザーボードが入らないという驚愕の事態です!
これはSilencioが悪いのではなく、KLXが特殊なレイアウトで電源がケース前方にあったことが原因でした。このレイアウトのおかげで、ケースはミニタワーのくせにマザボはATXサイズがぎりぎり入るのです。そこで、前回の更新ではケースのなか目一杯のマザボを入れたのですが、今度のSilencioは電源を後ろに置くノーマルタイプ、つまりマザボもミニATXサイズではないと無理だったというわけです。
しかたなくマザボも新しいものにし、どうせならCPUもこれまでのSandy Bridgeから新世代のIvy Bridgeベースに換えて…とやっていたら、あらあら、いつの間にか当初予定の倍の費用になってしまいました。

そのほかにも、今回の更新劇にはここに一気には書き尽くせないゴタゴタがありまして、それも仔細に記録しておかないといかんとは思うのですが、それを並べてしまうとせっかくの静音化の喜びが半減しそうなので、とりあえずこの記事は「成功の記録」として気分良く終えておこうと思います。

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4月9日(木) セイヨウトチノキ(マロニエ、ウマグリ)

150409seiyoutotinoki落ちた実を拾って中身を見てみたいと、何度かこの木の下にたたずんだものです。しかし、フェンスの外(小学校の敷地のなかに立つ木なのです)に転がり出た実はついぞ見つからず、一粒恵んでくれる優しい先生も登場しませんでした。
悲嘆にくれたまま春を迎えてまたこの木の下を訪れ、まだ固い冬芽でも撮ろうと空に向けたレンズに写ったのは、パッカリと口を開けた実でした。手にすることは無理でも、ふつうのトチノキと変わりない中身であることだけは見てとれます。

草木からはいろいろなことを教わりますが、今回の教訓は「下がダメなら上がある」ということでしょうか。自分の視点を変えないと、せっかく見えているものも見えずに「ダメだ、ダメだ」と自滅してしまうことが、実生活でも少なからずありそうです。
さて、その視点を変えさせてくれた功労者の冬芽です。ふつうのトチノキほどテラテラとは輝いていないものの、ベニバナトチノキよりはべとつきが感じられて、実のイガとともに、これがセイヨウトチノキであることを証明していました。

2014年のきょうキジムシロ> 2013年のきょうフウ> 2012年のきょうスズメノヤリ> 2011年のきょうヒノキ> 2010年のきょうイヌコリヤナギ> 2009年のきょうベニバナトキワマンサク> 2008年のきょうムラサキウンラン(ヒメキンギョソウ、リナリア)> 2007年のきょうアジュガ・レプタンス(セイヨウジュウニヒトエ、セイヨウキランソウ)> 2006年のきょうレンギョウ> 2005年のきょうドウダンツツジ

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4月8日(水) マルバスミレ

150408marubasumire大雑把というか思い切った名前で、このくらい丸い感じの葉を持つのはアオイスミレとかタチツボスミレとか、ほかにもあるでしょうよ…とブーイングです。ただ、スミレの種類はあまりに多くて、名付けも大変だったろうと同情はします。
また、葉の感じは似ていると言っても、上にあげた二つは有茎種なのに、このマルバスミレは無茎ですから、全体の感じが違って見えます。
白い花に入る紫の筋と、長くて太い距が花の特徴です。加えて、花の形も外周が丸々して(各花弁の突出が少ない)います。花も葉も丸いのだからマルマルスミレなんていう名前はどうだろうというのを要らぬお節介と言います。

2014年のきょうバイカシモツケ(リキュウバイ、ウメザキウツギ、マルバヤナギザクラ)> 2013年のきょうユーフォルビア・ラクテア> 2012年のきょうカツラ(雌株)> 2011年のきょうワビスケ(数寄屋) > 2010年のきょうジロボウエンゴサク> 2009年のきょうシロバナアケビ> 2008年のきょうヤマザクラ> 2007年のきょうバイモ> 2006年のきょうムシクサ> 2005年のきょうヒサカキ

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4月7日(火) ロドレイア

150407rhodoreia遠くの町でロドレイアを見つけ、うれしくなりました。これまで二度載せたロドレイアは同じ木で、ウチの近くの大きな病院の庭にあるものでした。
それが、縁もゆかりもない住宅の玄関先でこうして咲いていたのです。かつての記事で「美しい木なので、これからは目にすることが増えるはず」とした予測がピタリと当たった(たった1本見つけて大げさ過ぎます・笑)のです。
もっとも、ロドレイアに関する自分の知識には進歩がなくて、日本に導入されている2種(Rhodoreia henryiとRhodoleia Championii)のうち、これがどちらなのか、さっぱりわかりません。早くもっと普及してロドレイアマニアが増え、その見分け方を教えていただける日が来ることを待ち望んでいます。

2014年のきょうセンボンヤリ> 2013年のきょうレンギョウ> 2012年のきょうアオイスミレ> 2011年のきょうガマズミ> 2010年のきょうアズマネザサ> 2009年のきょうトキワイカリソウ(白花)> 2008年のきょうヒメシデコブシ> 2007年のきょうノウルシ> 2006年のきょうスモモ> 2005年のきょうスギナ

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4月6日(月) ヤブカンゾウ

150406yabukanzou_b金子みすゞの詩(芝草)に「京びな」という名前が登場して、題名の芝草はノシバだろうし、隣に並ぶ「かんざし草」はハナカンザシのことだろうと想像はつくのですが、「京びな」にはまったく思い当たる植物がなくて困りました。
調べているうち、彼女が育った山口・長門地方ではヤブカンゾウをそう呼ぶらしいと知りました。たしかに、この時期の葉が重なる様子を十二単の襟元と見立てることは決して乱暴なことではありません。
この襟元にあの暑苦しい花が乗ったら興ざめですが、春の野遊びで女の子が小さな花をそこに挿したら、ヤブカンゾウも一気にかわいいお人形です。

2014年のきょうハナイカダ(雄株)> 2013年のきょうグズマニア・ヒルダ> 2012年のきょうシダレカツラ> 2011年のきょうラッパ水仙> 2010年のきょうイチリンソウ> 2009年のきょうカランコエ(八重)> 2008年のきょうノボロギク> 2007年のきょうトウダイグサ> 2006年のきょうセンボンヤリ> 2005年のきょうボタン

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4月5日(日) ミシマザクラ

150405misimazakura静岡県東部の地名を冠した桜が多いことに触れたのは先日の天城吉野の記事でしたが、その口が渇かないうちに三島桜も見つけてしまいました。もちろん、この三島とは伊豆半島の付け根にある静岡県三島市のことです。
調べていくと、国立遺伝学研究所・竹中博士というキーワードに遭遇するわけで、先のワタシの驚きは桜界についての無知がもたらした所産なのでした。
桜博士と言えば、水上勉の小説のモデルとして名を知られる笹部先生を思い起こします。あちらがあくまで一私人を通し、自分の名を冠した桜を世に残すなど、いかにも数寄者らしいのに比べると、この竹中先生はお役人としてかなり淡々と桜の交配研究に打ち込んだようで、もちろん竹中桜などはありません。
そのお人柄を知るよしもありませんが、青空に映えるこの白い桜を仰ぎ見ていると、偉大な学者というのは後世に感動を残すことだけは理解できます。

2014年のきょうオキナグサ> 2013年のきょうデンドロビウム(ピンクドール・洋ラン)> 2012年のきょうウバユリ> 2011年のきょうニワトコ> 2010年のきょうノウルシ> 2009年のきょうシナミズキ> 2008年のきょうヤマモモ> 2007年のきょうキランソウ> 2006年のきょうミケリア> 2005年のきょうレンギョウ

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4月4日(土) ハラン

150404haran1花の時期を迎え、ハランに出会うとついその根元をネチネチ探すのですが、うまく見つかる確率たるや、初めて写せたときとまるで変わりません。写真の植え込みの場合、花を意識して根元をお掃除してくれていたので助かりました。
ただ、前回の写真では蕾状も含め4個も固まっていたのに、今度の場所は点々と一つずつしか咲いていません。しかも、前回は文字だけですが花の直径は3cmとしているのに、今回のものは2cm弱で、ちょっと発育不良?でした。
150404haran2ところが今回の収穫はこの実でした。ちょうど花と同じサイズで、小さなタマネギを思わせます。花と同時に見られるということは、去年の花が1年でこうなったものなのでしょう。頭の先に平らな柱頭が残っていて、花の細部はまだよく写せていないのに、こんな雌シベが中央にドンとあることが想像できました。

2014年のきょうアブラチャン> 2013年のきょうソシンカ> 2012年のきょうオオカンザクラ(大寒桜)> 2011年のきょうキクザキイチゲ> 2010年のきょうハナニラ> 2009年のきょうチョウジザクラ> 2008年のきょうノジスミレ> 2007年のきょうアザレア> 2006年のきょうヤブレガサ> 2005年のきょうカタクリ

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<追加編> プリンセス雅(みやび)

150403miyabi1横浜緋桜を載せたついでに、花色がよく似た(開花時期も、中間タイプとほぼ同じ)この桜にも触れておきます。名前からわかるように、ご成婚を記念して現皇太子妃のお名をいただいたそうなので、横浜緋桜よりもさらに新人です。
150403miyabi2二つの見分けに最初は戸惑いましたが、どうやら雅(↑)の方は花びら同士に隙間があることに気づきました。
150403yokohamaそこがわかってから横浜緋桜(↑)を見直すと、花びら同士がこうして重なり合っています。花糸の色も横浜の方が真っ赤なので、両者の花色はかなり似ているようでいて、さすがプリンセスらしく、雅の方が微妙に典雅な色合いに見えてきます。

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4月3日(金) ヨコハマヒザクラ

150403yokohamahizakuraなんとも派手な花色の桜です。まるで桃みたいですが、花つきは桜そのものであることが遠目からでもわかります。
うつむいて咲く濃い色の桜といえばカンヒザクラを思い浮かべますが、この横浜緋桜の片親はやはりそれでした。もう一方の親はヤマザクラだそうで、その二つを掛け合わせてこの桜が誕生したのが1972年ごろと言いますから、数ある桜のなかではかなり新人で、関東以外では知名度がまだ低いかもしれません。
面白いのは、同じこの品種に早咲き・中間咲き・遅咲きの3タイプがあるということで、ソメイヨシノと満開時期が重なる写真の木は中間咲きにあたりそうです。開花が前後で20日ほどもずれるので、3タイプそろえて植えたら1カ月以上もこの桜を眺めることができる訳ですが、うぷ、辟易しそうです(笑)。

2014年のきょうツワブキ> 2013年のきょうミヤマカタバミ> 2012年のきょうヤハズエンドウ(カラスノエンドウ)> 2011年のきょうミヤマウグイスカグラ> 2010年のきょうムスカリ> 2009年のきょうシダレザクラ(イトザクラ)> 2008年のきょうシダレザクラ(イトザクラ)> 2007年のきょうスノーフレーク> 2006年のきょうムクゲアカシア> 2005年のきょうムスカリ

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<追加編> ソメイヨシノ

150402someiyosinoいつでもどこでも写せると思うと気が入らなくて、ソメイヨシノの開花状態には今までちゃんと向き合ってきませんでした。
過去掲載は時期はずれの狂い咲きとか、開花前の夕暮れ情景とか、弘前の夜桜とか、少しひねったものばかりで、植物ブログとして他種と花の比較ができない困った状態でした。ということでようやく登場させます。
撮る本人の気持ちは写真に出るものか、いかにもつまらんぞ!という写真です。写しておいて、どこがどうソメイヨシノなのか調べたら、萼がやや毛深くて、付け根側がほんのわずか壺型に膨らんでいるのだそうです。
そんな微妙すぎる特徴よりも、ソメイヨシノの説明でたいがい最初に触れられるのは「葉の展開に先立って花が咲く」ということです。読み流すと「当たり前だろ」と思う部分ですが、葉の気配も見せずに木全体が花だけで覆われるというのは、案外にこの桜を特定するときの決め手かもしれません。

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4月2日(木) ヒメスミレ

150402himesumireいったい何を写そうとしたのか、あとで自分でもわからなくなりそうな写真です。このところ、「いかにも」っぽく被写体にスケールをあてることが多かったので、「ふつう」に周りのものとの比較で主役のサイズを示そうとしてみました。
これなら、サイズだけでなく、その場所の環境というか、どういうものと共生するかもわかるので、とてもいい手だと思うのです。しかし、いかんせん、こうして写真にしてみると、空疎というか、雑然というか、こりゃアカンと反省です。
主役のヒメスミレが「勘弁してよ」と言いたげに葉裏を見せていて、ここが紫がかるのがこのスミレの一つの特徴です。名前の「姫」は、この小ささを示すようです。
そして、脇役陣(左から、コハコベヒメオドリコソウハナニラ)とともにわかるこのスミレの性格は「人里が好き」ということです。鳥で言えばスズメやツバメのようなもので、適当に人の臭いがするところが姫のテリトリーです。

2014年のきょうレンギョウ(雌花)> 2013年のきょうムユウジュ> 2012年のきょうサルココッカ・コンフサ> 2011年のきょうヤマコウバシ> 2010年のきょうゴンズイ> 2009年のきょうテンダイウヤク> 2008年のきょうイチハツ> 2007年のきょうヤマエンゴサク> 2006年のきょうニリンソウ> 2005年のきょうシデコブシ

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4月1日(水) アマギヨシノ

150401amagiyosino1白い桜はオオシマだとばかり思ったら、これは天城吉野という品種でした。オオシマにエドヒガンを掛け合わせたそうで、色白になるのは道理です。
150401amagiyosino2ソメイヨシノやオオシマザクラよりも一足早めに満開状態でした。ヒラヒラと舞い落ちてくる花びらは大きくて、厚みも感じます。
河津だけでなく、今年は修善寺の名を冠する桜も取り上げ、きょうは天城です。熱海には熱海寒桜というのがあったはず(未収録)だし、静岡東部は桜の宝庫かと思えてきたのですが、考えたら志木にはハタザクラがあるのだし、お隣の新座にもミョウオンサワハタザクラがありました。
なんのことはない、「おらが桜」はあちこちにあって、それぞれが咲いた咲いたと喜んでいるのだから平和なものです。おっと、今年のハタザクラはおとといからチラホラ開き出し、今朝は親木でも十分な数の花を見ることができました。

2014年のきょうショウジョウバカマ> 2013年のきょうレウイシア> 2012年のきょうシャガ> 2011年のきょうヒイラギバツバキ> 2010年のきょうクヌギ(雄花)> 2009年のきょうイカリソウ> 2008年のきょうアカシデ> 2007年のきょうカテンソウ> 2006年のきょうアブラチャン> 2005年のきょうユスラウメ

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