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4月29日(水) ナツグミ

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ナツグミの花は、まだ開かない蕾状態だけを掲載したままでした。この1カ月で、かわいらしかった葉もすっかり大人びたし、硬い蕾も開きました。
ナツグミに関連したグミの花ではトウグミダイオウグミの花を収録しています。この二つはナツグミと近縁ではあっても、花がナツグミよりもっと黄色っぽくて、どれも同じように見えるグミの花(注1)でも、案外に違いがあるものだと感じ入ります。

<補注1> ナツグミ、トウグミ、ダイオウグミの3種以外に、グミ類の花は以下のものを収録しています。(和名50音順)
アキグミ ☆ ツルグミ ☆ ナワシログミ ☆ マルバグミ

<追録> グミの葉の上をさかんに這い回るテントウムシがかわいくて、肝心のナツグミの花(写真右端)はボケボケです。さて、このテントウムシの名前は?と調べたら、ナミテントウとやけにそっけないものでした。
ただし、名前のわりに「並み」ではないのは柄のバリエーションでした。斑紋の数はいろいろ、赤黒の反転もあり、さらに色合いが赤(オレンジ)と黒だけでなく黄色もありというハチャメチャ具合です。今後、わからないテントウムシを見たらナミテントウだと思えばいいか、とテキトー爺さんは考えてしまいました。(撮影:2017年4月23日)
Namitentou
<補注2> 上の追記にはナミテントウのことだけ書いてしまったものの、じつはこの写真で肝心な点は葉表の鱗状毛(ポツポツの白点)です。これが星状毛だとナツグミの変種であるトウグミであり、両種を見分けるときの必見ポイントです。

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