4月16日(木) ゴウダソウ(ルナリア)
ゴウダソウとの出会いはこの奇想天外な青い実でした。そしてその実が銀色に輝くのを確かめ、次の年にはめでたく花を確認できました。
ただ、それらの写真は花は花、実は実…と、いかにもお勉強的なとらえ方でした。生きとし生けるものは、日々、次のステージへの変貌を続けているわけで、今回はその変化過程を一枚の絵に閉じ込めてみる試みです。
帰宅して思ったのは、花の子房部位をもっと詳しく見たいということです。変化過程などと偉そうなことを言っても、ゴウダソウの不思議はその一点に帰結することに現場で気づかなかったのは情けない限りです。
いやいや、できていないことを悔やむよりはできたことを喜ぶ方が明るく人生を過ごせそうです。きょうの写真のキャプションは、「ゴウダソウのなかにはオタマジャクシが泳いでいるんだよ!」としておきましょう。
<補注> ゴウダソウの真冬の姿はこちらです。(2018年1月6日)
<追録> 本文中に書いた課題:花の子房部位がわかりました。それは花の筒部のなかにあり、雄シベの花糸に囲まれているのでした。わかってみれば当たり前というか、わりと単純なしかけです。(2018年4月22日)
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