4月11日(土) ジューンベリー
待ちに待ってジューンベリーの花を写すことができました。蕾のころからこの小さな公園に通い、三度目でようやく真っ白な景色に会えました。
今年に限れば、ソメイヨシノが散ってドウダンが咲き始め、さらにハナミズキが開き始めたこの季節がジューンベリーの開花時期でした。
在来のザイフリボクとの違いを学習中であって、花で見分けるときは花柱(雌シベ)に注目するようです。ここが1本で先が5裂しているのがジューンベリーで、5本が癒着状態(先だけ割れる)なのがザイフリボクというわけです。
このジューンベリーのそこが1本であることは確認できたものの、かつてザイフリボクとして取り上げた写真のそこは、接写が甘くてよく判別できません。ただ、こうして見比べてみると、ザイフリボクは十分に繁った葉を背景に開花しているのに対し、今回撮ったジューンベリーは葉がまだまったく展開していません。(注2)
ミクロ部分の検証ができないままだと負け惜しみっぽくはあっても、視野を大きく、全体をつかむことが大切だよと諭された気がします。
<補注1> ジューンベリーの和名はアメリカザイフリボクとされるのに対し、セイヨウザイフリボクというものもあるようで、二つの区別が判然としません。今年に限れば、ソメイヨシノが散ってドウダンが咲き始め、さらにハナミズキが開き始めたこの季節がジューンベリーの開花時期でした。
在来のザイフリボクとの違いを学習中であって、花で見分けるときは花柱(雌シベ)に注目するようです。ここが1本で先が5裂しているのがジューンベリーで、5本が癒着状態(先だけ割れる)なのがザイフリボクというわけです。
このジューンベリーのそこが1本であることは確認できたものの、かつてザイフリボクとして取り上げた写真のそこは、接写が甘くてよく判別できません。
ミクロ部分の検証ができないままだと負け惜しみっぽくはあっても、視野を大きく、全体をつかむことが大切だよと諭された気がします。
<補注1-2> 上の補注(文字消し部分)では、「ジューンベリー」を洋物のザイフリボク属(Amelanchier)一般の呼称と誤解していました。正しくは、現地名:ジューンベリー(Juneberry=Amelanchier canadensis)の和名がアメリカザイフリボクであり、和洋二つの名前は一対のものです。
<補注2> 本文後半の文字消し部分は大きな間違いでした。掲載写真の段階でもすでに葉は展開し出しています。開花時にザイフリの葉が繁く、ジューンの葉が遅いと思ったのは、撮影時期によるところが大きいようです。(2020年4月8日)
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