3月25日(水) マツバラン
立派(?)な準絶滅危惧種だというのに、いつのころからか、ウチの常緑山法師の鉢にニョキニョキと生え出していたものです。先日、そのヤマボウシを植え替えるにあたり、居候状態から独立した新居に移してあげました。
「根も葉もない」というと嘘の形容になるわけでも、このマツバランには本当に根も葉もないのです。シダ類なので、もちろん花も咲きません。つまり茎だけの植物で、写真のこの姿がマツバランのすべて(注)ということになります。
もちろん、生長はしているわけで、写真右手奥のものが最初に出た株です。正確ではなくても、たぶん4~5年は経過しています。どこからか飛んできた胞子が、ヤマボウシの鉢の環境を気に入って住み着いたわけです。
昔から園芸的に栽培され、自然品は乱獲の憂き目にもあったようです。つまり、とても貴重な逸品が労せずしてウチのコレクションになったわけで、これは大事に育て上げてやらねばと、少しばかり重責を担ったような気になっています。
「根も葉もない」というと嘘の形容になるわけでも、このマツバランには本当に根も葉もないのです。シダ類なので、もちろん花も咲きません。つまり茎だけの植物で、写真のこの姿がマツバランのすべて(注)ということになります。
もちろん、生長はしているわけで、写真右手奥のものが最初に出た株です。正確ではなくても、たぶん4~5年は経過しています。どこからか飛んできた胞子が、ヤマボウシの鉢の環境を気に入って住み着いたわけです。
昔から園芸的に栽培され、自然品は乱獲の憂き目にもあったようです。つまり、とても貴重な逸品が労せずしてウチのコレクションになったわけで、これは大事に育て上げてやらねばと、少しばかり重責を担ったような気になっています。
<補注> これが「マツバランのすべて」という表現は間違いであって、このシダはけっこう派手に胞子嚢をつけるのでした。そして、我が家に到来した上の写真のマツバランは、いま現在、影も形もありません・涙。(2019年2月22日)
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