3月11日(水) カラクサケマン
花の色や形はムラサキケマンに似ていても、全体の雰囲気で別物とわかります。ムラサキケマンがスックと立ち上がる感じなのに対し、カラクサケマンは茎が太くて立派なわりには、這うように横に広がっていました。
その花も、よく見れば先があまり開かず、ここが大きく開くムラサキケマンとは明確な違いがあります。葉はさらに違っていて、セリを思わせるムラサキケマンのそれに対し、カラクサケマンの葉は掌状で、ジロボウエンゴサクに近い感じです。
さて、その葉が唐草に見えるかどうかが問題で、連綿と繰り返す感じはなきにしもあらずというところでしょうか。ひょっとしたら、唐草という別名を持つウマゴヤシ(注)の葉の連なり方に似ているという意味でつけられた名かもしれません。
その花も、よく見れば先があまり開かず、ここが大きく開くムラサキケマンとは明確な違いがあります。葉はさらに違っていて、セリを思わせるムラサキケマンのそれに対し、カラクサケマンの葉は掌状で、ジロボウエンゴサクに近い感じです。
さて、その葉が唐草に見えるかどうかが問題で、連綿と繰り返す感じはなきにしもあらずというところでしょうか。ひょっとしたら、唐草という別名を持つウマゴヤシ(注)の葉の連なり方に似ているという意味でつけられた名かもしれません。
<補注> ウマゴヤシ(Medicago polymorpha)はまだ収録できていないので、同属のムラサキウマゴヤシ(Medicago sativa)で葉の感じを参照としておきます。
過去のきょう 2014 バンペイユ(晩白柚) 2013 ヒスイカズラ 2012 オウバイ 2011 リンドウ 2010 ハチジョウキブシ(雄花) 2009 クリスマスローズ(フォエチダス) 2008 アセビ 2007 シラー・シベリカ・アルバ 2006 ネモフィラ・ペニーブラック 2005 シバザクラ
| 固定リンク
コメント