2月17日(火) ホウライシダとヒシガタホウライシダ
お店ではこの種類をひとくくりにアジアンタム(注1)として売っています。かつて、助手1号がこれとハコネシダとクジャクシダがセットになったミニ盆栽みたいなものを買ったことがあったはずなのに、いまは3種類とも影も形もありません(涙)。気安く売られているわりには、案外に気むずかしいところがあるようです。
ところが、厳寒の露地でこんな(↑)に元気な群れを見つけました。ウチの鉢植えが消滅したのは、温度管理よりも水分コントロールに問題があったようです。
そんな在来のホウライシダと違って、こちら(↑)は中南米からのお客さんなので、温室のなかで温度も水分もきっちり管理されていました。在来品の小葉は扇形なのに対し、こちらは名前どおりに菱形で、面積が10倍近くあります。
当然に、全体の草姿も、かたや地上を這うように、こなたワサワサと膝丈ほどに生い茂るという違いがあります。それでも、二つを見れば濃い血のつながりが感じられて、遠い昔から、日本と中南米に種の交流があったことを想像してしまいます。
ところが、厳寒の露地でこんな(↑)に元気な群れを見つけました。ウチの鉢植えが消滅したのは、温度管理よりも水分コントロールに問題があったようです。
そんな在来のホウライシダと違って、こちら(↑)は中南米からのお客さんなので、温室のなかで温度も水分もきっちり管理されていました。在来品の小葉は扇形なのに対し、こちらは名前どおりに菱形で、面積が10倍近くあります。
当然に、全体の草姿も、かたや地上を這うように、こなたワサワサと膝丈ほどに生い茂るという違いがあります。それでも、二つを見れば濃い血のつながりが感じられて、遠い昔から、日本と中南米に種の交流があったことを想像してしまいます。
<補注1> アジアンタム(Adiantum)は属名です。
<補注2> あまり恵まれない環境でも逞しく育つホウライシダ(類)を見つけました。(2021年2月28日)
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