2月12日(木) 桜の冬芽4種

今シーズンは冬芽の形のおもしろさに少しハマっています。そのきっかけはセンダンで、まさかリーゼントスタイルの芽があるとは知りませんでした。
そんな「変」タイプもまだ探したいとは思いながら、そろそろ寒桜も開き出す時分になって、同じ桜でも冬芽に違いがあるものか、確かめようと思いつきました。
まずは桜のなかの最大勢力・ソメイヨシノです。かつて元日に載せたハタザクラの冬芽と比べると、色味がなくて装甲が分厚い感じです。形もややデブチンです。

次のイチヨウはやや赤みが兆していて形も細く、ソメイヨシノよりはハタザクラに近い感じに見えます。おっと、こんな冬芽や樹皮だけで桜の見分けができるはずはなく、掲載するのはすべて名札つきの木です。

こちらエドヒガンはグッと趣が違います。色や形だけでなく、芽のつきかたが枝に寄り添うというか、へばりついています。この桜は、萼の付け根が壺のように膨らむ花が特徴的なだけでなく、芽まで風変わりなのでした。

締めは出だしで触れたカンザクラです。これを撮っていて気づいたのは、枝の一番先の芽はどうやら葉芽で、花は脇から咲き出すということでした。
そんな目で見直したら、ほかの桜も頂芽はみな鋭く小さくて、脇の芽がやや膨らんでいます。生活の役にはまったく立たない小ネタが、一つだけ増えました。
そんな「変」タイプもまだ探したいとは思いながら、そろそろ寒桜も開き出す時分になって、同じ桜でも冬芽に違いがあるものか、確かめようと思いつきました。
まずは桜のなかの最大勢力・ソメイヨシノです。かつて元日に載せたハタザクラの冬芽と比べると、色味がなくて装甲が分厚い感じです。形もややデブチンです。

次のイチヨウはやや赤みが兆していて形も細く、ソメイヨシノよりはハタザクラに近い感じに見えます。おっと、こんな冬芽や樹皮だけで桜の見分けができるはずはなく、掲載するのはすべて名札つきの木です。

こちらエドヒガンはグッと趣が違います。色や形だけでなく、芽のつきかたが枝に寄り添うというか、へばりついています。この桜は、萼の付け根が壺のように膨らむ花が特徴的なだけでなく、芽まで風変わりなのでした。

締めは出だしで触れたカンザクラです。これを撮っていて気づいたのは、枝の一番先の芽はどうやら葉芽で、花は脇から咲き出すということでした。
そんな目で見直したら、ほかの桜も頂芽はみな鋭く小さくて、脇の芽がやや膨らんでいます。生活の役にはまったく立たない小ネタが、一つだけ増えました。
<補注1> 続編として、あと4種取り上げました。(2015年2月20日)
<補注2> 久しぶりに桜の冬芽を2種取り上げました。(2023年2月20日)
過去のきょう 2014 キクラミネウス水仙・Tete a tete 2013 ムラサキオモト 2012 ヤマコウバシ 2011 モンステラ 2010 レッド・ジンジャー 2009 アブラチャン 2008 オーブリエチア 2007 アリドオシ 2006 ミドリハコベ 2005 ミツマタ
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コメント
「草木365日」管理者様
突然のご連絡で失礼いたします。
書籍のプロデュース・制作をしているファイルパブリケイションズの安達と申します。弊社が現在制作している書籍について、貴サイトで掲出していらっしゃる写真を使用させていただきたく、ご連絡させていただきました。お手数ですが、一度メールを頂けると大変ありがたいです。<file.adachi@gmail.com>
何卒よろしくお願いいたします。
投稿: 安達 智樹 | 2024-12-15 10:16