1月23日(金) ユリノキ(ほか2種)
先日、センダンの冬芽を「独特な形」と言ってしまい、自分で不安になりました。いままで無知だっただけで、本当はあんなタイプはごくありふれていたりして…。
そこで野歩きのときは上ばかり見るようになりました。まずはユリノキ(↑)です。擬宝珠型というか浣腸型というか、大きめの頂芽がまず目立っても、その下に互い違いに並ぶ側芽と葉痕のセットが愉快です。ユリノキ=とんがりタイプでした。
次はスズカケノキです。ユリノキと違い、頂芽と側芽はほぼ同じで、平等精神にあふれています。先が鋭くはなくても、これもとんがりタイプでしょう。
後方に実がボケて写っていて、1本の軸に3個以上ついたものが目立ったので、スズカケノキとしました。これが1個だけのアメリカスズカケノキ、あるいはそれが1~2個のモミジバスズカケノキとは、この季節でも区別できます。
そこで野歩きのときは上ばかり見るようになりました。まずはユリノキ(↑)です。擬宝珠型というか浣腸型というか、大きめの頂芽がまず目立っても、その下に互い違いに並ぶ側芽と葉痕のセットが愉快です。ユリノキ=とんがりタイプでした。
次はスズカケノキです。ユリノキと違い、頂芽と側芽はほぼ同じで、平等精神にあふれています。先が鋭くはなくても、これもとんがりタイプでしょう。
後方に実がボケて写っていて、1本の軸に3個以上ついたものが目立ったので、スズカケノキとしました。これが1個だけのアメリカスズカケノキ、あるいはそれが1~2個のモミジバスズカケノキとは、この季節でも区別できます。
<追録> 「葉柄内芽」というしくみを知り、スズカケノキもその類例とわかってから上の写真を見直したら、たしかに葉痕のなかから芽が出ています。(2018年1月27日)
<追々録> 葉柄の側の形状について、モミジバスズカケノキで確認しました。(2018年3月8日)
もう一つ、ミズキ(↑)です。横に張った枝から空に向かう小枝がたくさん出るのがミズキの特徴で、その先で赤い冬芽が尖っていました。
というワケで、とりあえず目についたものはすべてとんがりタイプでした。ほかにもかつての記事を見ると、トチノキとベニバナトチノキ、ヤマコウバシ、クヌギ、ヒユウガミズキなど、どれも尖った姿で冬芽が登場していました。
さてこうなると不憫なのはセンダンです。一人だけ仲間はずれはかわいそうなので、変態クラブのメンバーはほかにいないのか、探してあげたくなりました。
<補注> とりあえずニワトコとオニグルミを変態クラブに誘ってあげることにしました。(2015年1月27日)
過去のきょう 2014 ラッパズイセン 2013 アカハナワラビ 2012 シロヤマブキ 2011 シマオオタニワタリ 2010 セイロンマンリョウ 2009 ケヤキ・むさしの1号 2008 ニワトコ 2007 マンサク 2006 モミジバフウ 2005 ハボタン
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