11月30日(日) ハナトラノオ(カクトラノオ)
「人生、これからだぜい!」とハナトラノオが思っているかどうか、これだけ枯れ上がった茎にまだ揚水機能が残っていることに驚きます。
ここまで寒くなると、夏にはあれほど飛び回っていた昆虫類もとんと見かけなくなり、せっかく咲いても受粉はむずかしそうです。しかし、それをもってこの開花を徒花(あだばな)と笑いたくないのは、境遇が同じ老残兵の気持ちです。
宿根草なので特に種はいらないくせに、莢には長さ2~3mmのラグビーボール状の真っ黒な種が入っていました。命をつなぐ保険なのであれば、一本の茎に数粒もつけば事足りるのに、そうそう淡白ではないところが草木の偉さです。
ここまで寒くなると、夏にはあれほど飛び回っていた昆虫類もとんと見かけなくなり、せっかく咲いても受粉はむずかしそうです。しかし、それをもってこの開花を徒花(あだばな)と笑いたくないのは、境遇が同じ老残兵の気持ちです。
宿根草なので特に種はいらないくせに、莢には長さ2~3mmのラグビーボール状の真っ黒な種が入っていました。命をつなぐ保険なのであれば、一本の茎に数粒もつけば事足りるのに、そうそう淡白ではないところが草木の偉さです。
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