11月3日(月) ナナコバナ
手品のタネを知っているとやや興ざめするのと同じで、萼がグングン大きくなって赤くなることを知っていたのは、思えば少しだけ不幸でした。もし予備知識なしでこのシーンに出くわしたら、「オ、あの花、なんだぁ」などという驚きを味わえたでしょうに。
そこで、自分の頭をシャッフルしてもう一度この木を見ると、いまの時期にチラホラと返り咲きの花を見せるヤマツツジよりは豪華な景色に思えてきました。
その「花」にグッと近づいても、ナナコバナの(あるいはスイカズラ科の)性質を知らなければ、これを本当の花だと思っても不思議ではありません。もともと、萼が花びらに見える草木は多いわけで、そう思えばナナコバナもふつうの木…などと屁理屈を持ち出すのは愚の骨頂で、「おお、きれいだなぁ」とはしゃぐのが一番です。
そこで、自分の頭をシャッフルしてもう一度この木を見ると、いまの時期にチラホラと返り咲きの花を見せるヤマツツジよりは豪華な景色に思えてきました。
その「花」にグッと近づいても、ナナコバナの(あるいはスイカズラ科の)性質を知らなければ、これを本当の花だと思っても不思議ではありません。もともと、萼が花びらに見える草木は多いわけで、そう思えばナナコバナもふつうの木…などと屁理屈を持ち出すのは愚の骨頂で、「おお、きれいだなぁ」とはしゃぐのが一番です。
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