11月28日(金) モミジヒトツバ
つい、「過ぎたるは猶及ばざるが如し」という格言を思い起こしました。ヒトツバは形がシンプルだからこそ、その存在が際立つのであって、こんなに賑やかな葉になっては、せっかくの素っ気なさが台無しというものです。
…などとコキ降ろしておいてから調べたら、モミジヒトツバは台湾原産で天然に産する物でした。てっきり好事家がひねくり回した末に作り出したものとばかり思っていたので、我が無知と狭量を反省(注)です。
じつは、ウチで育てている「純」ヒトツバにも、ときどき葉先が割れて獅子葉状態になるものが出現します。そんな葉はすぐに摘み取り、「純」状態を保とうとしていたのに、これからはもう少し大らかな心で見守ってあげようと思います。
…などとコキ降ろしておいてから調べたら、モミジヒトツバは台湾原産で天然に産する物でした。てっきり好事家がひねくり回した末に作り出したものとばかり思っていたので、我が無知と狭量を反省(注)です。
じつは、ウチで育てている「純」ヒトツバにも、ときどき葉先が割れて獅子葉状態になるものが出現します。そんな葉はすぐに摘み取り、「純」状態を保とうとしていたのに、これからはもう少し大らかな心で見守ってあげようと思います。
<補注> モミジヒトツバ=Pyrrosia polydactyla、ふつうのヒトツバ=Pyrrosia lingua、どちらもPolypodiaceae(ウラボシ科)の同属ではあっても、どちらがどちらの変種とか品種あるいは園芸種ではなくて、それぞれに別の種類でした。
また、イワオモダカも同じ関係(Pyrrosia=ヒトツバ属)です。
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