11月25日(火) ケヤキ
ケヤキの紅黄葉というのは色合いがじつにさまざまで、これはかなり赤がきれいな部類の一本でした。不思議なもので、並木としてまったく同じ環境にあっても、まだ緑を残していたり黄色が強かったり、あるいは濃い茶色を呈したり白茶色に飛んでしまったり、たぶん個体差としか思えない変化幅がそこにはあるのです。
そんなケヤキの葉も、枯れ落ちてしまえばほぼこんな段ボール色です。ただ、葉色の変化よりも注目すべきは、実(種)がついた小枝の落ち方です。葉が一枚一枚は散らず、実も脱落せずに、こうしてひとまとまりのまま上から降ってきます。
いわば鳥の羽状態で、クルクルと舞いながら、どこまで飛べるかは運次第です。こうしてやや遠くに移動する実がある一方、単純に枝から落ちて親木の下で芽吹こうとする実もあって、二方面作戦を展開するとは、ケヤキはなかなか賢い木なのでした。
そんなケヤキの葉も、枯れ落ちてしまえばほぼこんな段ボール色です。ただ、葉色の変化よりも注目すべきは、実(種)がついた小枝の落ち方です。葉が一枚一枚は散らず、実も脱落せずに、こうしてひとまとまりのまま上から降ってきます。
いわば鳥の羽状態で、クルクルと舞いながら、どこまで飛べるかは運次第です。こうしてやや遠くに移動する実がある一方、単純に枝から落ちて親木の下で芽吹こうとする実もあって、二方面作戦を展開するとは、ケヤキはなかなか賢い木なのでした。
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