10月23日（木） シロヨメナ

この時期はシロヨメナであふれるような野道がいきなり現れて、いままでいったいどこに隠れていたものやら、自分の眼力のなさを痛感するばかりです。
そんな道端でシロヨメナと一緒に日向ぼっこしていたら、「ボクも入れて！」とばかり闖入者がありました。さて、これまでこの昆虫は一律にヒラタアブだと思っていたのに、少し真面目に調べてみたらヒラタアブにもたくさんの種類があってビックリです。

そうこうしていると、今度はヒラヒラさんが来ました。閉じていると木の葉のように愛想がない翅なのに、開くと鮮やかなオレンジ色が印象的です。
こちらはアブよりもっと種類を特定できないだろうと思ったら、これはまた逆の驚きで簡単にテングチョウという名前が判明しました。鼻が天狗のように長いことがネーミングの由来だそうで、たしかにそんな風貌です。
さすが野道を埋め尽くすほどの繁殖力を持つこの草らしく、来る者拒まず、なんでもござれで、ここに一日いれば、昆虫ブログへの変身ができそうに思えてきます。

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