9月8日(月) ナンバンギセル
去年、ちょっとした群生を見かけてうれしがったことが恥ずかしくなりました。歩いても歩いても、ススキの根もとにナンバンギセルの群れが現れます。
なかにはこんなガングロ系の一群もありました。50~100本ほどが一つのグループになっていて、やや途切れたかと思うと次の集団がある…という状態で、群れごとに多少の性格の違いがあるようでした。
こちらはビッグサイズ群です。雁首状態の長さをどう測ればいいか迷いながらも、感覚的には通常品の1.5倍と見ました。
これだけあるなら…ということで、もう落ちそうな花筒を一つだけ引き抜いてみました。ギョギョッ、こ、このヨダレは! かつ、手元の花筒には虫が! ひょっとしたら、ナンバンギセルは食虫植物だったのか!?!?
という驚きは早とちりで、この怪奇物体は雄シベでした。外見だけでも十分に常軌を逸しているのに、迫れば迫るほど変態度が高まるナンバンギセルです。
なかにはこんなガングロ系の一群もありました。50~100本ほどが一つのグループになっていて、やや途切れたかと思うと次の集団がある…という状態で、群れごとに多少の性格の違いがあるようでした。
こちらはビッグサイズ群です。雁首状態の長さをどう測ればいいか迷いながらも、感覚的には通常品の1.5倍と見ました。
これだけあるなら…ということで、もう落ちそうな花筒を一つだけ引き抜いてみました。ギョギョッ、こ、このヨダレは! かつ、手元の花筒には虫が! ひょっとしたら、ナンバンギセルは食虫植物だったのか!?!?
という驚きは早とちりで、この怪奇物体は雄シベでした。外見だけでも十分に常軌を逸しているのに、迫れば迫るほど変態度が高まるナンバンギセルです。
<補注> この花が結実し(2021年9月6日)たあと、寒風に種を晒す様子(2018年1月4日)を収録しました。
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