9月21日(日) ヒノキアスナロ
今場所の遠藤くんは、どうも協会のイジメ(?)に遭っている感じで、地元・穴水は盛り上がりに欠けていました。そんな悲しい状況に、「くじけるなよ」と言いたげに、能登のヒノキアスナロは海を見つめて屹立していました。
このヒノキアスナロは、能登ではアテと呼ばれます。輪島塗のベースとして、なくてはならない木です。そして、その端材(薄片)に味噌を塗り、囲炉裏端で焼いたものは木端(こっぱ)味噌と言い、林業関係の人々に愛された日常食でした。
じつはワタシの甥っ子がこの春に東京から能登・三井(みい)に移り住み、里山保存や町おこしに励んでいます。木端味噌の売り込みには特に力が入っていて、ときどき東京にも販売促進のために来ているようです。
うらやましいほどの行動力で、ワタシも若ければ少し手伝いたいところながら、「そんなのアテにしてないよ」と甥に笑われそうです。
このヒノキアスナロは、能登ではアテと呼ばれます。輪島塗のベースとして、なくてはならない木です。そして、その端材(薄片)に味噌を塗り、囲炉裏端で焼いたものは木端(こっぱ)味噌と言い、林業関係の人々に愛された日常食でした。
じつはワタシの甥っ子がこの春に東京から能登・三井(みい)に移り住み、里山保存や町おこしに励んでいます。木端味噌の売り込みには特に力が入っていて、ときどき東京にも販売促進のために来ているようです。
うらやましいほどの行動力で、ワタシも若ければ少し手伝いたいところながら、「そんなのアテにしてないよ」と甥に笑われそうです。
<補注1> ヒノキアスナロはアスナロの変種で、青森檜葉として有名です。能登のアテはその青森から移植して造林したもののようです。本来のアスナロの葉は幅広なのに対し、アテの葉はやや鋭い感じがしました。
<補注2> 件の甥は三井(みい)に定住し、「里山まるごとホテル」という雄大な構想を次々に形にし始めています。(2019年9月21日)
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