9月14日(日) ツリガネニンジン

前に取り上げたツリガネニンジンの写真がこの草を理解するにはかなり不足のあるものだったので、今回はその補足です。
まずはツリガネニンジンの特徴である長く突き出た雌シベです。前回は時期的に少し早かったせいか花筒が開いておらず、当然に雌シベも見えていませんでした。今回はその雌シベがこんなに盛大にのび出しています。
初めは棍棒のように先が丸まっていて、それがあとから3つに割れます。これだけ雌シベに飛び出された雄シベは、意気地なく花筒の奥に隠れています。

さてもう一点の補足は葉です。長くのびた茎の上部に花がつくせいで、せっかくの特徴的な葉(鋭い鋸歯、輪生、葉柄なし)を花と一緒に写すのは少し難儀です。
ただ、花の重みで茎は倒れやすく、おかげで横長画面でもどうにかツーショットができました。「よしよし」と満足しながら、そのあとで「どうにもまとまりのない草(注1)だよねえ」と毒づいていたなんてことは内緒です。
まずはツリガネニンジンの特徴である長く突き出た雌シベです。前回は時期的に少し早かったせいか花筒が開いておらず、当然に雌シベも見えていませんでした。今回はその雌シベがこんなに盛大にのび出しています。
初めは棍棒のように先が丸まっていて、それがあとから3つに割れます。これだけ雌シベに飛び出された雄シベは、意気地なく花筒の奥に隠れています。

さてもう一点の補足は葉です。長くのびた茎の上部に花がつくせいで、せっかくの特徴的な葉(鋭い鋸歯、輪生、葉柄なし)を花と一緒に写すのは少し難儀です。
ただ、花の重みで茎は倒れやすく、おかげで横長画面でもどうにかツーショットができました。「よしよし」と満足しながら、そのあとで「どうにもまとまりのない草(注1)だよねえ」と毒づいていたなんてことは内緒です。
<補注1> まとまりのない印象は、知床でツリガネニンジンの群生を見たことで、少しばかり変わりました。(2015年9月9日、リンク先の記事最下部に収録)
<補注2> ツリガネニンジン属というのがなかなか厄介なメンバーで構成されていることを痛感しました。(2024年8月28日)
過去のきょう 2013 サルトリイバラ(サンキライ) 2012 アキノエノコログサ 2011 アメリカアサガオ 2010 トウテイラン 2009 コヤブラン 2008 フユイチゴ 2007 ノアサガオ 2006 ガマズミ 2005 ニラ 2004 ハナゾノツクバネウツギ(アベリア)
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