9月10日(水) アキカラマツ
クリーム色に揺れるアキカラマツの花に、やや美観を損なう虫がたくさんへばりついていました。例によって、その種類すら見当はつきません(注1)。
なので、不得手分野はスルーして、目をアキカラマツに戻すと、花びらはないと思っていたその花のいくつかに、4枚の花弁状物体がついています。しかし、これは花弁ではなくて萼で、しかも早めに落ちます。雌シベも、雄シベの付け根に埋もれているので、アキカラマツの花とは、ほぼ雄シベの花糸と葯ということになります。
さて、花にばかり気を取られずに、葉もしっかりチェックです。基本的に三出複葉で、それを2回から4回繰り返します。写真中央に、わりときれいに3回三出複葉状態になった部分が見えています。
ただ、三出複葉とは言っても側小葉が4枚のケースもあり、また小葉の先が丸かったり尖ったり、じつに奔放です。「蜜がおいしいんだから、そんな細かいことはどうでもいいんだよ」と、名無しの権兵衛虫がほざいていました。
なので、不得手分野はスルーして、目をアキカラマツに戻すと、花びらはないと思っていたその花のいくつかに、4枚の花弁状物体がついています。しかし、これは花弁ではなくて萼で、しかも早めに落ちます。雌シベも、雄シベの付け根に埋もれているので、アキカラマツの花とは、ほぼ雄シベの花糸と葯ということになります。
さて、花にばかり気を取られずに、葉もしっかりチェックです。基本的に三出複葉で、それを2回から4回繰り返します。写真中央に、わりときれいに3回三出複葉状態になった部分が見えています。
ただ、三出複葉とは言っても側小葉が4枚のケースもあり、また小葉の先が丸かったり尖ったり、じつに奔放です。「蜜がおいしいんだから、そんな細かいことはどうでもいいんだよ」と、名無しの権兵衛虫がほざいていました。
<補注1> 1枚目写真の昆虫は、いただいたコメントをもとに、コアオハナムグリと判断しました。
<補注2> きれいな花色の同属を収録しました。(2024年8月2日)
過去のきょう 2013 コクチナシ(ヒメクチナシ) 2012 イワガネゼンマイ 2011 カワラケツメイ 2010 ヤナギタンポポ 2009 メドハギ 2008 ノシバ 2007 ハネミギク 2006 ヤハズソウ 2005 イチイ 2004 ヤマボウシ
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コメント
はーい。
ではアオハナムグリでは如何でしょうか。今回のキーワードは“コガネムシの仲間”でした。
青くない?でも時々赤銅色のがあるそうでOK。ネット画像のほとんどが白くもしゃもしゃした花にムグッテいました。ほかにはタオルを干したらついていたというレポート二件に納得。
投稿: ままごと座 | 2014-09-10 14:17
ままごと座さんへ:
ははあ、コガネムシの仲間でしたか。
てっきりカメムシではないかとその線を探し、
見つからないのであっさりあきらめた根性なしでした(笑)。
ありがとうございます。
投稿: はた衛門 | 2014-09-11 06:11