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8月31日(日) モミジガサ

140831momijigasa1これまで見たモミジガサの群落のなかでは一番の大きさでした。向こう側がとろけるように霞んでいるのは、あながち望遠レンズのせいだけではありません。谷一面がズズズ~とモミジガサで覆われていました。
前にヒトリシズカの大きな群生を見たときも同じことを考えたのですが、ひとつの植物の版図というのはいったいどこまで広がるものか気になります。共生の裏には競合があるわけで、一種類だけ際限なく増えることはないのでしょうが、少なくともこの谷にはモミジガサにとっての有力な競合相手はいなかったようです。
140831momijigasa2さて、きのういったん途切れた訪花昆虫写真も添えておきます。吸蜜中の虫さんたちの真剣な眼差しにはいつも感動します。さしたる感謝の念もなく食卓に向かう己の自堕落さを、この眼差しに会ったときだけは反省してみたりします。

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8月30日(土) クチナシ

140830kutinasiクチナシの実がもうこんなに膨らんでいて、どうりで涼しくなったわけです。梅雨から盛夏へ移り変わる時期に、清楚としか言いようのない白い花を咲かせるクチナシですが、今年はどうも咲き方が疎ら過ぎた気がしています。
それでもこうして実がつけば、「そうか、そんなに咲いていたか」みたいに、この剽軽(ひょうきん)な姿がたくさん並びます。少なかったのはクチナシの花ではなく、それを楽しむ自分のゆとりだったかと反省しなければなりません。
これからこの実は淡いオレンジから鮮やかな朱色にまで変化します。それに要する時間は半年以上あって、花の時期のざっと6倍です。草木と人生を重ね合わせるのも陳腐なことですが、それでもジワッと、「そうなんだよね」と呟いてしまいます。

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8月29日(金) オミナエシ

140829ominaesiこうなると、もはや草木ブログではなく昆虫ブログです。・金と、今週は訪花昆虫にハマってしまいました。刺身のツマにされたオミナエシはお冠でしょう。
と、つい浅はかな考えで書いてしまってから、「いやいや」と思い直しました。花には蝶が必要で、蝶には花が必要で、世のなか持ちつ持たれつです。
なので、きょうはオミナエシにはツマのままでいてもらって、この翅裏模様がシックな蝶の名前を調べてみました。結論⇒片手間にわかるほど甘い世界ではありません。タテハ蝶らしいとは思うのですが、きょうは「きれいだなあ」で終わりです。

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8月28日(木) カクレミノ

140828kakuremino今週は訪花昆虫がマイブームのようです。かなり地味系の花であるカクレミノにも、こうしてキチンと蝶(チャバネセセリ?)が吸蜜に来ているのを見つけました。
その花の下、葉裏越しには二匹の蟻が吸蜜しているのが写っています。人間にとっては振り向くような花でなくとも、虫さんたちの間では人気者のようです。
そして、早めに授粉した房は、もう実がここまで充実していました。なにやら、古代の絵や偶像に見る女性の乳房を思わせる豊穣な姿です。

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8月27日(水) マツカゼソウ

140827matukazesou1おとといのカリガネソウに続き、蜂が吸蜜中の姿です。こちらも横向きに咲いた花に触れるその瞬間を狙ったのですが、夢は二度も叶うものではありませんでした。
140827matukazesou2とガッカリしていたら、なんと、花びらが散った瞬間を写すことができ…たワケはなくて、これは蜘蛛の糸のいたずらです。以前も花の小ささは嘆いていますが、その10月の写真に比べると、稔った種がまだ小さくて、40日の時間経過がよくわかります。
140827matukazesou3という2枚の写真はわりと付け足しで、今回のメインはこの全体写真です。葉色の微妙な違いは、こうして少し離れないと味わえないし、前に「蛇足だ」などと非難した花も、このくらい咲いていると、文字どおり、葉の美しさに花を添えているのでした。

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8月26日(火) ヤコウボク

140826yakouboku花としてはルリフタモジを小さくしたくらいで、見るべきものとも思えませんが、これが夜になるといい香りを放つのだそうです。はた衛門の草木巡りも、夜遊びとなっては家族の顰蹙を買いそうで、この香り検証は聞きかじりにとどめておきます。
もちろん、自分で育てれば昼夜を問わず観察できるわけですが、これはカリブの島々の原産だそうで、大きな温室で贅沢に暮らしていました。ならば拙宅でも、室内で冬越しさせればいいでしょうが、狭い家に妙な香りが漂っても困ります。
その香りを脇に置くとしても、厚めで革質の葉は、なにかビニール製のようで、やや作り物のおもむきがあります。花もパラパラと落ちて鬱陶しそうです。
などと妙に邪険な感想が続きます。どうしてこんなに批判的なのか考えてみたら、要は悔しいだけのようです。オモチャ売り場の前で駄々をこねる子と同じで、「どんな香りか、今、知りたいんだよぉ~」と拗ねてみたいはた衛門さんでした。

2013年のきょうシシウド> 2012年のきょうシロモジ> 2011年のきょうクマシデ> 2010年のきょうコウリャン> 2009年のきょうコシアブラ> 2008年のきょうヨルガオ> 2007年のきょうハンゴンソウ> 2006年のきょうサンゴバナ> 2005年のきょうタマスダレ> 2004年のきょうリコリス・オーレア

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8月25日(月) カリガネソウ

140825kariganesouかなりラッキーな一枚です。カリガネソウを訪れる蜂はこれくらいの中量級のことが多いので、この一瞬のあと、抱きつかれた花は蜂もろともガクンと俯(うつむ)きます。先年、その垂れ下がったあとの状態は捉えています。
あのとき、蜂が花にタッチした瞬間をかなりしつこく狙ったのに、収穫はゼロでした。それなのに、今回は一発で成功です。「この花に来るかな」と待ち構えていたら、ドンピシャでフレームに入って来てくれました。
ところでこのカリガネソウ、今まで3回の登場はすべて10月でした。ところが実際にはお盆前から咲き始めていて、今回の写真ではすでに実った種が見えます。その風情から、秋の花と思いがちな草ですが、真夏の暑さをものともせずに開花し、かなり涼しくなるまで咲き続けるのですから、なかなか丈夫な野の花ではあるわけです。

2013年のきょうヌマミズキ> 2012年のきょうコミカンソウ> 2011年のきょうクワイ> 2010年のきょうミズオオバコ> 2009年のきょうクサアジサイ> 2008年のきょうタチフウロ> 2007年のきょうキオン> 2006年のきょうセイバンモロコシ> 2005年のきょうルコウソウ> 2004年のきょうコブシ

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8月24日(日) カジノキ(雌株)

140824kajinoki前言撤回の一枚です。以前、カジノキの実には(緑から真っ赤に変わる)中間状態がないと書いたのは、完全に観察不足でした。
ちょっと不気味系画像ではありますが、固い緑の実からオレンジ色の粒々はこうして噴き出してくるのでした。画面右側には、完全緑状態とほぼオレンジ色に変貌した実を両脇に従えて、立派に中間状態を見せている実があります。
おっと、画面左隅には、そのイクラのような実を目玉のように二つだけ突き出したものもあって、これなら不気味系ではなくお笑い系と言えそうです。

2013年のきょうキバナコスモス> 2012年のきょうサルココッカ・コンフサ> 2011年のきょうイチョウ> 2010年のきょうウリクサ> 2009年のきょうオオモクゲンジ> 2008年のきょうシナヒイラギ> 2007年のきょうフウセンカズラ> 2006年のきょうフヨウ> 2005年のきょうキンミズヒキ> 2004年のきょうブラシノキ

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8月23日(土) スズムシバナ

140823suzumusibana_wこの葉裏にいるのがもし鈴虫だったなら、これはかなりのお宝画像だったはずです。もっとも、朝晩に虫の声は聞こえるようになりましたが、鈴虫はまだです。開花時期が鈴虫の音に重なるというスズムシバナなのに、花が抜け駆けのようです。
おっと、つい蝉の抜け殻に気が行ってしまいましたが、スズムシバナの花色は本来が紫で、白いものは少数派です。お宝画像とまでは言いませんが、前回の撮影地では一つも見ることがなかったので、自分のコレクションとしてはうれしい一枚です。
140823suzumusibana_nさてこちらはレギュラー組です。半日陰が好きなようで、以前と同じく光線具合には苦労しますが、今回は数で勝負みたいにいろいろなポーズを一緒に写せました。
しかし、それにしてもこの花は脆弱です。撮影は正午前後でしたが、儚い一日花はもう営業終了です。花筒の付け根が白く目立って、いかにもすぐとれそうです。実際、茎を少し揺らしただけで花はポロリと落ち、糸のような雌シベだけが残ります。

2013年のきょうアカメガシワ> 2012年のきょうメドハギ> 2011年のきょうヒャクニチソウ> 2010年のきょうシクンシ> 2009年のきょうチチタケ> 2008年のきょうテッポウユリ> 2007年のきょうヒャクニチソウ> 2006年のきょうタカサゴユリ> 2005年のきょうミズヒキ> 2004年のきょうハナトラノオ

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8月22日(金) クロマツ

140822kuromatu_bくそ~、暑いなあ、もぉ。いえいえ、拙のうめきではなくて、黒松さんの気持ちを代弁してあげただけです。それでなくても蒸す昼日中、葛に絡みつかれてさぞかし暑苦しいことだろうと、自分も汗まみれになりながら見上げるはた衛門でした。
おっと、それでもこの空には秋を感じます。いえいえ、ささやかに感じるだけで、本当はムシムシのジメジメなのですが、それでも淡い期待はしてしまいます。
「冬来たりなば春遠からじ」とは言うけれど、どうせならついでに「夏来たりなば秋遠からじ」と言ってほしかったものです。もっとも、これでは「じきに涼しくなるさ」と言ったつもりが、「人生、いいことばかりじゃないんだぞ」という警句になるから笑えます。

2013年のきょうウド> 2012年のきょうゴヨウマツ(ヒメコマツ)> 2011年のきょうミズキ> 2010年のきょうパパイア> 2009年のきょうタマガワホトトギス> 2008年のきょうヤナギラン> 2007年のきょうキハダ> 2006年のきょうオオボウシバナ> 2005年のきょうクコ> 2004年のきょうハシラサボテン

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8月21日(木) フジカンゾウ

140821hujikanzou1自分的にフジカンゾウの記録更新画像です。
かつてその開花時期の長さ(=しつこさ)を、失礼ながら具志堅用高にたとえたことがありました。あの記事が10月初旬で、いかにもそのころ豆果がつき出すみたいな書き方をしていますが、なんの、もうこうして実がなっていました。
さらに、花を紹介したのは9月初旬の記事でしたが、それもこうして半月も早く咲き出していることが確認できました。
加えて、多くの場合、花と葉の距離がありすぎて一枚の写真には入れ込みにくいのに、こうして全体像と葉のつき方をしっかりとらえることができました。
140821hujikanzou2などと威張りたいところですが、欲張り写真は虻蜂取らずと背中合わせのことです。どうにもスッキリしないので、オマケにきれいな写真を付け加えておきます。

2013年のきょうチシャノキ> 2012年のきょうワタ> 2011年のきょうフトイ> 2010年のきょうタカサゴユリ> 2009年のきょうツルリンドウ> 2008年のきょうペチュニア> 2007年のきょうオタカラコウ> 2006年のきょうオトコエシ> 2005年のきょうシロガネヨシ> 2004年のきょうガガイモ

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追加編 : オジギソウの雌シベ

140820ojigisou15日前、とりあえずの開花報告をしたオジギソウの花にグッと迫ってみました。あのときは、雄シベの派手さに惑わされ、オジギソウの雌シベは花床近くにあるのではないかと推測したのですが、それは大ハズレでした。
花を解剖して雌シベを確認しようなどと考えていたのに、そんな面倒をせずとも、こうしてアップにすると、雄シベよりも長くて、先端に葯を持たない白い糸が見えます。どうやらこれがオジギソウの雌シベのようです。
140820ojigisou2念のため、枯れかけた花(きょう開花)と、萎んで1週間ほどの花殻の両方にさらに迫ってみました。昼を回ると花が萎み出すのですが、それはつまり雄シベが萎縮していく過程でした。そんな哀れな雄シベに対し、雌シベは悠然とのびたままなので、相対的に雌シベがヒゲのように飛び出して目立ちます。
140820ojigisou3次は完全に枯れた花の解剖です。花柄に垂直方向に並んだ子房が少し膨らみかけていました。花粉媒介者である蜂がときどき訪れているので、秋には種を採取することができるかもしれません。

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8月20日(水) イワガラミ

140820iwagarami花の盛りからひと月以上も過ぎたイワガラミです。しかし、すでに満開状態はとらえてあるし、花の細部観察も済ませてあるので、今回は枯れて情けない花を写そうとしたのではなく、蔓状の枝に注目しました。
イワガラミという名はなかなか正確な表現で、決してイワシバリではないことにあらためて感心しました。絡まれていたのは直径が1mはありそうなスギの大木です。フジの蔓のようにギュウギュウと締め上げられては叶わんでしょうが、こんなにソフトに、ユルッと絡まれては、スギも「しょうがないなあ」というところでしょうか。
そんな宿主の好意に甘え、イワガラミはグルグルと上に登り続けています。15~16mくらいの高さまではのびるようですが、その先端(限界点)をいったいどうやって確認したらいいものでしょう。爺さまがスギの木をよじ登っていて落下!なんてニュースに出たくはないので、とりあえずいつか幸運に恵まれることを祈っておきます。

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8月19日(火) キレンゲショウマ

140819kirengesyuoma1久しぶりのキレンゲショウマです。前回はそぼ降る雨のなかの出会いで、いかにも冴えない写真だったのに比べ、今回はいい具合の光線に恵まれました。
それにしても量感のある花です。ツヤツヤした蕾の様子でわかるように、花びらの外側は硬質で光沢があります。しかし内側はまるでフェルトのようなモフモフ感があり、その対比が面白いし、2㎜ほどの厚みがちょっとババヘラ<注>を思わせます。
140819kirengesyuoma27~9深裂した葉は、大きいもので幅20cmはあり、表側の紫色を帯びた葉脈(裏側は艶のある白緑色)が花の黄色を引き立てます。
どうやらこの葉を好む虫がいるようで、大きく育った葉はほとんど穴だらけでした。それにしては花序の付け根の若くて柔らかそうな葉は無傷のものが多く、蓼食う虫ならぬ年増が好きな虫というのが案外にいるのかもしれません。

<注> ババヘラとは、秋田名物ババヘラアイスのことです。

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8月18日(月) イロハモミジとオオモミジ

140818irohamamijiイロハモミジとオオモミジ、いったんは見分けを極めたかのようにエラそうなことを書いたくせに、まだまだ不安でなりません。なにかハッキリした差がないものかと、目立ち始めた翼果に目をつけてみました。
140818oomomiji1枚目写真がイロハモミジで、2枚目がオオモミジです。図鑑によってはイロハモミジの翼が180度近く開き、オオモミジはブーメラン型になるとありますが、2枚の写真を比べる限り、その角度はほとんど一緒に見えてしまいます。
ところが、その翼果の付き方には、ボンクラ眼(まなこ)のワタシにもわかるほどの明確な違いがありました。イロハモミジの翼果は葉に被さるようにつき、オオモミジは見るからにブラブラと葉の下側に垂れるのです。
おまけにもう一点のだめ押しです。先の記事では葉と鋸歯の大きさの比較という見方をしましたが、そこを正確に言うと、単鋸歯(オオモミジ)と重鋸歯(イロハモミジ)の違いになるわけです。小さな刻みが規則正しく並ぶオオモミジ(単鋸歯)に対し、大きな鋸歯のなかに小刻みに鋸歯が入る(重鋸歯)のがイロハモミジの持ち味です。

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8月17日(日) ショウジョウソウ

140817syoujousou1人間の感覚というものは案外にアバウトなときがあって、このショウジョウソウを見るとあのポインセチアを思い浮かべます。自分だけかと思ったら、図鑑や植物サイトでも「ポインセチアに似る」みたいな記述を見かけます。
ところが、当のポインセチアを見ると赤さ加減がまるっきり違って、「アタシに似てるなんて、10年早いわよ!」とお怒りのご様子です。模倣製品を作るときはパッケージに使われる色の面積比を同じにするのだそうですが、この説はまるで当てはまらないわけで、色よりも花の付き方とか葉の具合に類似性を感じるのでしょう。
140817syoujousou2…と思ったら、葉の形もショウジョウソウはずいぶん独特でした。鉾型とでも言えばいいのか、あまり類のない形状です。
まして、X’masどきが出番のポインセチアとは真反対の今が見頃ですから、これからは猩々木(ポインセチアの和名)など連想せず、独立した存在として「猩々草」を眺めることに…あらら、名付けた人がそもそもアバウトだったようです。

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8月16日(土) ニワウルシ(シンジュ)

140816niwaurusi1雄大な木に出会うと単純にうれしくなります。それも、針葉樹のようにただ高いだけでなく、こうして枝葉を大きく広げた広葉樹だと、その量感に感動してしまいます。
そんな木の一つ、ニワウルシ(雌株)の実がいい具合に色づいていました。これまでは、実がまだ青い状態か、あるいは白く枯れ上がった段階しかとらえておらず、その間にはこうして赤みが注すことを初めて知りました。
140816niwaurusi2b真冬には白く透ける莢が、今はまだ肉厚です。その莢が、種を包んだまま成熟していき、こうしていったんは赤くなり、葉の濃緑と美しい対比を作るのでした。
さて、2枚目写真で○印をつけた箇所は、ニワウルシの葉の一大特色です。前にも「小葉の元側にある1~2対の鋸歯」と書いたのですが、その写真は、かなり情けないできで、該当部分がよく見えない状態でした。
今度は少しはその形がわかるし、右下には葉の表も写っていて、葉の表裏の質感の差もわかるではないかと自己満足の一枚です。

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8月15日(金) オジギソウ

140815ojigisou_bオジギソウなんて、子供の理科教材としてありふれているはず…なのに、これまで10年、どこでも見かけることがありませんでした。
こういう場合は自分で育てるしかありません。4月の末に種を播き、5月下旬に植え付けをしたものが、今月5日に初開花しました。それからは毎日こうして元気にどんどん咲いています。蕾(緑の塊)も次々に出てきています。
花は一日だけの寿命で、夕刻にはしょぼつき、白いボロ状態になります。全体がピンクに見えるのは雄シベの花糸の色で、雌シベの存在ははっきりしません。球体の中心部(花床)にそれらしいものが見えるので、そのうち解剖してみるつもりです。
おっと、オジギソウと言えばその葉が命です。あらためていじくり回してみて、その動物的な反応に驚いています。まずは反応の速さです。葉に触れると、ほんの1~2秒(羽片だけならもっと速く)で葉は閉じます。
そしてその刺激の強さによって反応範囲が違うのです。そっと触ると、その付近の羽片が2~3対だけ閉じ、もう少し強いと一つの小葉全体が閉じ、さらに強めると複葉の付け根からガクンと折れてしまいます。
面白くてあちこち触っていると、茎にはかなり硬くて鋭い棘があって、痛い思いをする羽目になります。思ったほど近所のガキンコたちが寄りつかないのも、この棘に恐れをなしているからだろうとほくそ笑んでいます。

<追記> 上に「雌シベの存在ははっきりしない」と書いたのは大きな間違いでした。花のつくりについてのレポートはこちらです。(2014年8月20日)

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8月14日(木) ズミ

140814zumi実が真っ赤に熟した時期のズミを見つけ、「この木に葉が残っている姿や花が咲いた姿まで遡れば、ズミを見分けられるようになるだろう」と考えてもう6年です。ようやく葉と実が一緒の段階を写すことができました。
しかし、その6年は無駄に過ごしていたわけでなく、同じバラ科リンゴ属のヒメリンゴとか、ハナカイドウやミカイドウを追いかけていました。おかげで、かつてはこの手の木に出会うと、どれがどれやら、ただ混乱するばかりだったものが、少しは冷静に眺められるようになった気がします。
とは言うものの、Wikiにはリンゴ属の学名がずらりと46種も並んでいます。「少しは冷静に眺められる」などという生意気はあと百年後のセリフであって、とりあえず「身近なものは多少の違いが見える気がします」くらいに訂正しておきます。

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8月13日(水) ホウセンカ

140813housenka淡い桜色や、濃い牡丹色の花も見えていますが、やはり鳳仙花といえばこの紅色だなとあらためて思います。なにせ、爪紅(つまくれない)という別名があるくらいで、爪桜や爪牡丹では納まりが悪くていけません。
母のいる施設の玄関先に鳳仙花が植わっていて、散歩に連れ出した折りに紅色の花で爪を染めてあげました。老人の乾いた爪もピンク色にツヤツヤ輝いて、「わぁ~、きれい」と本人も子供のようにはしゃいでくれました。
女学校時代の記憶はイモ作りや裸足の行進で埋まっている「時代の犠牲者」の一人ですから、せめてお気楽にはしゃげる老後を過ごしてほしいものです。

2013年のきょうサンゴシトウ(ヒシバデイゴ)> 2012年のきょうヒヨドリバナ> 2011年のきょうミソハギ> 2010年のきょうダンゴギク> 2009年のきょうハス(八重)> 2008年のきょうレンゲショウマ> 2007年のきょうレンゲショウマ> 2006年のきょうヌスビトハギ> 2005年のきょうツルレイシ> 2004年のきょうオモダカ

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8月12日(火) モミ

140812momi鬱蒼とした森のなか、斜面の向こうに痛々しいものを見ました。自分の両腕では抱えきれないほどに太いモミの幹が、バリリンと割れていました。
いったいどのぐらいの力がかかれば、これほどの幹が折れるものでしょう。割れた箇所が直立した幹部分であることや、割れ目の新しさからして、折れた原因は冬の雪ではなく、その後の強風ではないかと推測します。
ほかにもう一本、この森ではモミが同じように折れていました。柔よく剛を制すと言いますが、剛直であるがゆえに強風を受け流すことができなかったのなら、それはそれでこの木の天命だったのでしょう。潔さを象徴するような白い割れ目が哀れでした。

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8月11日(月) オヤリハグマ

140811oyarihaguma槍と聞いてどんな形を思い出すかは人それぞれでしょうが、自分は単純にまっすぐな、いわゆる素槍をイメージします。それに対して、この3裂した葉から槍を思いついた人は、あの宝蔵院流の十文字槍が脳裏に刻まれていたように思います。
ところがよく見れば、茎の上方の葉には切れ込みはありません。そして裂けたものも裂けないものも、どちらの先端も鋭く尖っています。さらになかば分裂しかけた形もあり、さながらこのオヤリハグマの葉は槍の穂先の展示会のようです。
これで「御槍」のネーミングは納得できたので、あとはハグマです。ハグマと名のつくものはこれまで3種(オクモミジハグマカシワバハグマキッコウハグマ)を収録しているので、だいたいの花の様子は想像できるものの、オヤリハグマの開花時期にはあとひと月ほどの時間が必要でした。膨らみかけた蕾に未練が残ります。

2013年のきょうハナザクロ> 2012年のきょうキジョラン> 2011年のきょうオニバス> 2010年のきょうカンレンボク> 2009年のきょうツルレイシ> 2008年のきょうシデシャジン> 2007年のきょうメタカラコウ> 2006年のきょうコリウス> 2005年のきょうタマガヤツリ> 2004年のきょうハツユキソウ

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8月10日(日) エンジュ

140810enjuサイタサイタサクラガサイタ…という教育を受けた時代は遠く過ぎ去ったのに、花と言えば「散り際」とか「潔さ」とかをイメージする人が多いように思います。
ところがこのエンジュは、もう実がこんなにぶら下がっていて、花の役目は十分に果たしたはずなのに、「まだまだァ」なのです。もちろん、一つひとつの花はそれなりに短命ではあるものの、次から次と、まるで湧き出るように花が開きます。
そんなわけで、先月中旬に咲き出した花はそろそろ見飽きたので、ピントは初々しい「プクプク豆」に当てました。莢に入った実(種)の数が、一つから四つまで差があって、これは枝豆と同じです。どうしてこんな差が生じるのか、次の観察課題です。

2013年のきょうヤナギバタムラソウ(バーノニア)> 2012年のきょうスイショウ> 2011年のきょうネコノチチ> 2010年のきょうオオグルマ> 2009年のきょうホオズキ> 2008年のきょうゲッケイジュ> 2007年のきょうヤマホトトギス> 2006年のきょうマルバタマノカンザシ> 2005年のきょうベニバナサワギキョウ> 2004年のきょうゴンズイ

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8月9日(土) チョウジソウ

140809tyoujisouあれま~、あの優しく楚々とした若妻風の花だったチョウジソウが、二本のツノを生やしてしまって、まるで古女房の憤激の相に変わり果てていました。
このタネの形を見ると、あのキョウチクトウの仲間(どちらもキョウチクトウ科)だということがよくわかります。どうせなら草夾竹桃と呼んであげたいところなのに、その名は分類的にまるで別のものであるオイランソウに取られてしまっています。
などと余計なことを考えていると、自分で頭がこんがらがってきます。このツノを眺めながら、あの淡い紫の花を思い出し、名前と姿を定着させなくてはなりません。

2013年のきょうネコノチチ> 2012年のきょうクワズイモ> 2011年のきょうイチビ> 2010年のきょうオグルマ(八重)> 2009年のきょうムサシアブミ> 2008年のきょうキカラスウリ(雄花)> 2007年のきょうサンショウバラ> 2006年のきょうカボチャ> 2005年のきょうシコンノボタン> 2004年のきょうヒルガオ

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8月8日(金) カラスザンショウ

140808karasuzansyou1これまでここにはすでに8回も載せていて、自分でももういいだろうと思っていたカラスザンショウです。それが9度目の登場となったのは、雄花を前回よりもやや詳細に撮れたから…ではなくて、この撮影角度がキーなのです。
カラスザンショウは大きな木だし、花はその樹冠につくので、開花状態の撮影は案外に自由がききません。かつて、うまく水平目線で撮れているのは、離れた場所の木を横の丘から狙うことができたからなのです。
それが今回はマジマジと見下ろし目線です。これも大きな木ではありましたが、枝がうまい具合に横に広く張り出していました。しかも、枝先のあたりの地面がこんもりと盛り上がっていて、これ以上はない幸運に恵まれたのです。
140808karasuzansyou2そこで、背伸びして枝を引っ張り寄せ、思うさま花に迫ったわけですが、それは涙をこぼしての撮影と相成りました。すでに8度もおつき合いしてきたのに、まだカラスザンショウのことをよく知らなかったわけです。このくらい痛い思いをしないと、一つの木とも仲良くなれないなんて、草木趣味はどうやら被虐趣味に通じた道のようです。

2013年のきょうノブキ> 2012年のきょうムラサキナツフジ(サッコウフジ)> 2011年のきょうカシワバアジサイ> 2010年のきょうカラスザンショウ> 2009年のきょうノグルミ> 2008年のきょうアオノリュウゼツラン> 2007年のきょうコケモモ> 2006年のきょうウド> 2005年のきょうイネ> 2004年のきょうクサギ

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8月7日(木) ケイビラン

140807keibiran花があるので、ついそちらにピントを合わせたものの、この草の名前(鶏尾蘭)からすれば、本来主役にすべきは後方でボケてしまっている葉だったようです。たしかに、こんな風に尾がきれいに開いた雄鳥(おんどり)を見たような記憶が…。
それに比べると花はごく小さくて、こんなに目立つ色でなかったら、気づかずに通り過ぎたかもしれません。1個は直径3mmくらいとささやかサイズです。
そしていつものことながら、帰宅後の調べで初めて雌雄異株だと知りました。前もってわかっていれば雌雄のシベが確認できる撮り方をしただろうに、今回は残念ながら「かわいいね」というアバウトな感想でおしまいです。

2013年のきょうムラサキナツフジ(サッコウフジ)> 2012年のきょうバアソブ> 2011年のきょうハナスベリヒユ(ポーチュラカ)> 2010年のきょうミツバ> 2009年のきょうリキュウバイ> 2008年のきょうタンキリマメ> 2007年のきょうミヤコグサ> 2006年のきょうオモダカ> 2005年のきょうツユクサ> 2004年のきょうナツズイセン

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8月6日(水) タカノツメ

140806takanotume斑入りの草木というのは園芸的には珍しくもなんともありませんが、それを見る場所が天然自然の山のなかとなると、「こりゃ、どうじゃろかい」です。
これがたぶん「枝変わり」という現象で、この白く斑の入った枝を挿し木して増やせば、タカノツメの園芸品種が一つできあがるという寸法でしょう。
ちなみに図鑑やWebで調べても、タカノツメの斑入り品種は見つかりません。ネットに出て来るのは多肉植物や唐辛子のタカノツメで、ウコギ科の木であるこのタカノツメの斑入りは、どうやらまだ一般には流通していないようです。
ん!? ということは、この枝をちょいと失敬して来ればひと儲けできたかも…。猫に小判でもなく、豚に真珠でもなく、はた衛門に枝変わりという落ち話でした。

<補注> 雄株・雌株の開花をとらえました。(2017年5月27日

2013年のきょうバアソブ> 2012年のきょうタイワンニンジンボク> 2011年のきょうアナベル(アジサイ)> 2010年のきょうヤマホタルブクロ> 2009年のきょうベロニカ> 2008年のきょうホルトノキ> 2007年のきょうタマアジサイ> 2006年のきょうウイキョウ(フェンネル)> 2005年のきょうフサフジウツギ(ブッドレア)> 2004年のきょうイヌキクイモ

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8月5日(火) シシガシラ

140805sisigasira栄養葉と胞子葉…このちょっと通っぽい呼び方にハマってしまったらしく、先日のクサソテツに続いて、シシガシラも二つを一緒に写し込んでみました。
茶色く枯れているのがお役目終了の去年の胞子葉で、その上方に「オジサン、すっこんでな」という感じでのび出しているのが今年の胞子葉です。
ということは、クサソテツの胞子葉はこれから涼しくなって登場するのに、シシガシラの方は初夏から胞子葉が出ているわけです。生殖活動にとって暑い盛りの季節は鬼門に思えるのですが、そんなことを意に介さないシシガシラには、名前だけではない猛々しさが潜んでいるように思えます。

2013年のきょうイスノキ> 2012年のきょうコバンソウ> 2011年のきょうカンガレイ> 2010年のきょうガガブタ> 2009年のきょうカラスザンショウ> 2008年のきょうハマユウ> 2007年のきょうクサレダマ> 2006年のきょうサボンソウ> 2005年のきょうベゴニア> 2004年のきょうフヨウ

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8月4日(月) ヤマブドウ

140804yamabudou1生り物好きのはた衛門にとって、どうしても会いたかったヤマブドウです。仲間(同科同属)のエビヅルに遅れること6年、ようやく憧れの君との邂逅です。
思ったよりも実の房はあちこちにぶら下がっていたものの、ついた実は疎(まば)らで小さく、なかには一粒・二粒だけという房(?)もあります。やはり、食用に改良されたブドウとはかなり様相が異なります。
140804yamabudou2さて、ヤマブドウであることを確認するため、葉を裏返します。比較するエビヅルほど毛がモジャモジャではありませんが、エビヅルのそこが白い(金色っぽい)のに比べ、明らかに紫色を呈しています。
140804yamabudou3もちろん、実を一粒いただいてみました。時期的に、あまりに早すぎる試食であることは承知でしたが、食感や味がスグリとそっくりだったのが意外でした。
さて、これはヤマブドウ特有の現象なのか、それともふつうのブドウ(ヨーロッパブドウ)も今ごろはこんな味なのか、ちょっと興味ある宿題ができました。

<追記> 近所のブドウ棚に下がったまだ青い実を一つだけ試食してみました。歯触りにはスグリのようなシャキシャキ感はなく柔らかめでしたが、この時期(紫に色づき始めた実もあり)でも酸っぱさはヤマブドウと同じでした。(2014年8月11日)

2013年のきょうユキザサ> 2012年のきょう矮性サルスベリ> 2011年のきょうハクウンボク> 2010年のきょうキキョウ> 2009年のきょうサギソウ> 2008年のきょうハマゴウ> 2007年のきょうナツハゼ> 2006年のきょうセンノウ> 2005年のきょうブルーベリー> 2004年のきょうタラノキ

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8月3日(日) アオヤギソウ

140803aoyagisouうまく撓(たわ)んでくれた花茎のおかげで、過去には別々の写真で逃げるしかなかったアオヤギソウの花と葉を一緒に写すことができました。この山でも、ほかの場所では茎が直立していましたが、ここは写真奥手に向かって谷になっていて、その傾斜のせいか、写っているほかの株も同じように谷側に倒れています。
さて、このアオヤギソウというのは、前に花の構造を理解するのに苦労したシュロソウの色違いバージョンなのでした。
140803aoyagisou_obanaしたがって、一つの株に両性花と雄花を持つわけで、色が黒くてわかりにくいシュロソウと違って、かなり見やすく感じます。まずはこちら(↑)が数的に劣勢な雄花です。
140803aoyagisou_ryouseikaそしてこちら(↑)は雄シベが枯れ切った段階の両性花です。撮影は10日前だったので、今ごろはこの子房がはっきり3つに割れて膨らんでいることでしょう。

2013年のきょうナナミノキ> 2012年のきょうダイコンソウ> 2011年のきょうシロバナキキョウ> 2010年のきょうキツネノカミソリ> 2009年のきょうアーティチョーク> 2008年のきょうハマボウ> 2007年のきょうコオニユリ> 2006年のきょうトコロ> 2005年のきょうキツネノカミソリ> 2004年のきょうスベリヒユ

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8月2日(土) ノリウツギ

140802noriutugi花の姿や葉の様子からノリウツギかなと思ったものの、これまで見たノリウツギとはあまりにもスケールが違うので、戸惑いながらシャッターを押しました。
あらためてノリウツギについて調べてみたら、樹高は最大で5mまで育つようです。立ったまま見上げて撮ったこの写真で高さを推測してみると、このノリウツギはどうやらその限界値付近まである「巨木」でした。
ほかに大きくなる樹種はたくさんあって、5mならまだかわいいサイズではあっても、アジサイの仲間(同属)が5mとは驚きです。「法(のり)を越える」という言い方を思いだし、自分的にはノリウツギの「ノリ」にはこの「法」を当てたくなりました。

2013年のきょうヒマワリ(品種不明)> 2012年のきょうセンリョウ> 2011年のきょうシロバナシモツケ> 2010年のきょうヤブミョウガ> 2009年のきょうマルバチシャノキ> 2008年のきょうサボテン(ノトカクタス)> 2007年のきょうキンロバイ> 2006年のきょうモミジアオイ> 2005年のきょうカナムグラ> 2004年のきょうフユサンゴ

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8月1日(金) ウラハグサ(フウチソウ)

140801huutisou1今まで、自分の手元の鉢植えでささやかに楽しんでいたウラハグサなのに、大きな斜面を思うさま埋め尽くしている自然状態に遭遇しました。
たとえ鉢植えでも、風を知る草=フウチソウ(ウラハグサの別名)とはよくぞ名付けたりと感心していたのに、これだけの斜面が順にサヤサヤと微動すると、名付け主がみた景色はきっとこんなだったのだと膝を打ちます。
140801huutisou2さて、過去2回の掲載では園芸的に多用されているフウチソウをタイトルとしてきたものを、今回から正式にウラハグサをメインにし、過去記事のタイトルも訂正しました。そこで、「表に見えている面が、じつは葉裏なのだ」というウラハグサの名の謂われを証明する写真を添えておくことにしました。

2013年のきょうアオギリ> 2012年のきょう黒葉サトイモ> 2011年のきょうヒメヒオウギズイセン> 2010年のきょうハンカチノキ> 2009年のきょうオオリキュウバイ> 2008年のきょうカキラン> 2007年のきょうオレガノ> 2006年のきょうミゾカクシ> 2005年のきょうシマサルスベリ> 2004年のきょうコナラ

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