8月31日(日) モミジガサ
前にヒトリシズカの大きな群生を見たときも同じことを考えたわけで、いったい、ひとつの植物の版図というのはどこまで広がるものか気になります。共生の裏には競合があるわけで、一種類だけ際限なく殖えることはないはずでも、少なくともこの谷間にはモミジガサにとっての有力な競合相手はいなかったようです。
さて、きのういったん途切れた訪花昆虫写真も添えておきます。吸蜜中の虫さんたちの真剣な眼差しにはいつも感動します。さしたる感謝の念もなく食卓に向かう己の自堕落さを、この眼差しに出会ったときだけは反省してみたりします。
<補注> モミジガサとは同属(キク科コウモリソウ属)のタマブキを収録しました。(2020年10月4日)
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