8月26日(火) ヤコウカ(ヤコウボク)
花としてはルリフタモジを小さくしたくらいで見るべきものでもないのに、これが夜になるといい香りを放つのだそうです。はた衛門の草木巡りも、夜遊びとなっては家族の顰蹙を買いそうで、この香りのことは図鑑引き写しにとどめておきます。
もちろん、自分で育てれば昼夜を問わず観察できる道理でも、これはカリブの島々の原産だそうで、大きな温室で贅沢に暮らしていました。ならば拙宅でも、室内で冬越しさせればいいかと言えば、狭い家に強い香りが漂っても困ります。
その香りは我慢するとしても、厚めで革質の葉は、なにかビニール製のようで、やや作り物の趣があります。花もパラパラと落ちて鬱陶しそうです。
…などと妙に邪険な感想が続きます。どうしてこんなに批判的なのか考えてみたら、要は悔しいだけのようです。オモチャ売り場の前で駄々をこねる子と同じで、「どんな香りか、いま、知りたいんだよぉ~」と拗ねてみたいはた衛門さんでした。
もちろん、自分で育てれば昼夜を問わず観察できる道理でも、これはカリブの島々の原産だそうで、大きな温室で贅沢に暮らしていました。ならば拙宅でも、室内で冬越しさせればいいかと言えば、狭い家に強い香りが漂っても困ります。
その香りは我慢するとしても、厚めで革質の葉は、なにかビニール製のようで、やや作り物の趣があります。花もパラパラと落ちて鬱陶しそうです。
…などと妙に邪険な感想が続きます。どうしてこんなに批判的なのか考えてみたら、要は悔しいだけのようです。オモチャ売り場の前で駄々をこねる子と同じで、「どんな香りか、いま、知りたいんだよぉ~」と拗ねてみたいはた衛門さんでした。
<補注1> このヤコウカ(夜香花:Cestrum nocturnum)と混同されやすいヤライコウ(夜来香)を収録しました。(2020年7月1日)
<補注2> 見事な咲き具合のヤコウカを見ました。(撮影:2023年8月27日)
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